昔、私の父がくも膜下出血になりました。
術後どれくらいの時間が経っているかわかりませんが、質問文からすると、もしかして、発症から搬送、手術までに時間がかかったのでしょうか。
回復の可能性もあるとしていますから、手術は成功しています。
施術の良否について自信が無ければ「回復」という言葉は出ませんから、この点では安心してください。
その他のことについて、医者が発言しないのに回答を書くのは、横やりを入れるようで躊躇しますが、参考の範囲で書いてみます。
ICUに入ったままですから、脳がむくんだ状態だと予想できます。それで、ICUで経過を観察しているのでしょう。
この状態では、開頭手術の時に外した骨を、再びはめて閉じることができません。
脳の状態が安定してから、再び、骨をはめる手術が行われます。
今後、もう一度手術するかもしれないということは、おぼえておいた方が良いでしょう。
意識が回復して、面会するときの心構えがひとつあります。
脳疾患の患者さんは、意識が回復しても、精神状態や思考が正常になるのは、もう少し先です。
話が支離滅裂になったり、会話が成り立たないことが普通です。
気違いじみた発言をする可能性もありますが、これは気にしないようにしてください。
脳は、破損した部分を修復するとき、切れてしまった神経網を繋げるために、とにかくたくさん、神経を接続します。
その後、正しい接続と間違った接続を選んで、整理します。
このため、脳の部位にもよりますが、思考が混乱したり、記憶や判断を間違えます。
患者さんがおかしなことを言っても、ちょっとした言い間違いなら、軽い気持ちで訂正してあげてください。
酔っぱらいと話しているくらいのつもりで、深刻に考えてはいけません。
入院中は、寝たきりで筋肉が弱くなってしまいます。
患者さんが体を動かせるようになってきたら、なるべく動かしてください。
散歩できるようになったら、たくさん歩いてください。
リハビリの基本になります。
おだいじに
お礼
本当にありがとうございました。 義理の息子は、すっかり回復して復職のめども立ちました。 心よりお礼と感謝申し上げます。
補足
早速の回答、ありがとうございました。 発症後、すぐに救急車で、病院に運ばれ緊急手術となりました。 今朝、病院に行ったところ、今は、意識がないのではなく、麻酔で眠らせてあるのだとか。麻酔を外す時には、立ち会うことになりましたが、何を言われても、良い覚悟をすることにしました。 お医者さんは、完全に回復するとは、おっしゃってくれず、とても不安ですが、娘の方が、もっと不安だと思うので、できるだけ、平静でいようとおもいます。ご心配ありがとうございます。