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ゲームの面白さをどのように表現すれば良いのか分りません。
諸般の事情があり、ボードゲーム(アブストラクトゲーム)の面白さを文章で表現する必要に迫られています。 私は思考回路がシンプルな為、ゲームに対して「面白い」「普通」「つまらない」の3種類しか感想を持てません。 それではいけないと思い、それぞれに「何が」「どう」だからそう感じるのかという分析を行ってみているのですがうまくいきません。 そこで、将棋・囲碁・オセロを例にとってゲームの面白さをどう表現できるのかお教え頂けませんでしょうか。 お願い致します。
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- liar_adan
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では私は、拙文ながら囲碁について表現してみます。 囲碁のおもしろさには多数の面があります。 一局は最初、何もない状態からはじまり、石を置いていきます。 自由な盤面に石を置く感覚。そのとき盤面は宇宙で 石は星であり、対局者は神となるのです。(注1) それは絵画を描くときの感興に似ています。 中盤戦になると、石の戦いが始まります。 それは、力と力のぶつかり合いであり、 人の闘争本能を刺激します。 その過程で、相手の石を捕れることがあります。 これは囲碁のもっとも原始的な快感です。 闘争の末石が捕れたとき、部分的な勝利の快感と、 狩猟を成し遂げた歓喜が体を突き抜けます。 中盤戦から終盤戦にかけて、石の戦いと平和を繰り返しながら局面は進行します。 緊張と弛緩のリズムが、心地よさをもたらし、 また一局に人の一生を見るようなドラマ性を与えます。 最終盤はヨセという作業になります。 これは一見地味ですが、理性的な集中力の試されるときです。 その緊張が途切れたとき、終局という最大の弛緩に移ります。 そのとき対局者は、開放感、安堵感、そして、 一局という作品を作り上げた達成の快感を味わうのです。(注2) (注1)どっかのマンガで聞いたような。 (注2)実際には、ここまで充実した対局はなかなかできませんが。
お礼
確かに将棋・囲碁・オセロ共に一局一局が実力を表現した作品ですよね。 liar_adanさんの文章からは、まさにメンタルスポーツという一面が感じ取れました。 参考にさせて頂きます。 ありがとうございました。