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球の重さってないの?
古田がテレビで 「球が重い・軽いって無いと思う」 と言ってましたが 是非、高校・大学などで野球を経験した方に伺いたいのですが、本当でしょうか? 私は専門的に野球をやったことがないので、ボールの質量は一定なのに、どうして投げる人・投げ方が違うだけで、質量が変わるような表現がされているんだろうと、不思議には思ったことがあるんですが 元・巨人の上原って球が軽いと言われる代表的な投手で非本塁打での失点率が高くありませんでしたか? 古田は上原に対してはどう考えているんでしょうか?
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上原が被本塁打による失点率が高かったのかどうかは知らないのですが、 仮に被本塁打による失点率が高かったとして、 それを「球が軽かったから」と考えていいのかどうかはわからないのでは。 もてる男が必ずイケメンかどうかはわからないようなもので。 被本塁打による失点率が高くなる理由は様々考えられます。 例えば「連打での失点が少ない」だとか。 例えば「内角を厳しく突かない」だとか。
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- marife
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皆さん打った時の事を仰っていますが、まずは受けた時に「重い」と感じ打ってみて「やっぱり重い」となるのが普通です。正解はNO.1の方が一部仰っている球の回転方向が主な理由です。では受ける時に感じる重さの正体はなんなのか?となりますが、これは感覚のズレが原因です。普通に言う「ストレート」とは真っ直ぐではなく山なりに飛んで来るボールの事で、きれいに縦方向に回転がかかった落ちの少ないボールはホップ(浮き上がる)と言います。これは山なりのボールを見て育っている為に脳がそれになじんでしまい、落ちの少ないボールは浮き上がって来るように感じてしまうのです。これを捕球の場合に置き換えてみると普通のストレートはグラブの芯で捕らえますが、微妙にでもホップしてくる球(落ちの少ない球)はグラブの芯をはずしてしまうのでその重さをグラブがぶれる事で吸収してしまい、軽く感じるのです。
その番組を私も見ていましたが、その時古田は、 「自分が打ったとき、芯を食えばどんな球でも飛んでいったから、 球が重い・軽いって無いと思う」 という意味のことを言っていたと記憶しています。 そこから推測すると、 打者は芯に当たったと思っているけど 実際は少し芯からずらされてしまっているような球、 つまり打者が芯からずれていることを気付けない球、 も重い球と呼ばれるものの一つではないでしょうか。
回転数の多い球と、少ない球とでは、多い球のほうが反発力が強まるためよく飛びます。 ストレートってのはまっすぐな軌道にするために、なるべくバックスピン回転を加える球種ですから、きれいなバックスピンがかかってるストレートほどよく飛ぶと「物理上」はそうなります。 私も野球経験はないですが、漫画の「おおきく振りかぶって」でこの知識を仕入れました(笑)
- isf
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球が重い・軽いというのは物理的な質量ではなく打った時の感覚です。 回転の速い球は飛びやすく、回転の少ない球は飛びにくいようです。 古田が言っているのは球の物理的な質量のことだと思います。
- hunaskin
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野球経験者はたいてい「球の重い・軽いはある」と言いますね。 打者としての実感としてはそうなのでしょう。 が、野球経験者がそのような実感を持っているのだとしても、物理的にボールの質量が変わるわけではありませんから、この現象はボールの質量以外の何かを言い表していると考えるしかありませんね。 球質の重い投手の球には推進力がある、なんてことを言ったりもしますが、ボール自体に推進力なんてものがあるはずありません。 投球によって強い推進力を与えればそれは球速として表現するはずです。 球の重い軽いはおそらくは、ボールの回転が斜め方向だったり回転数が普通より少なかったりで微妙に芯を外してしまう、とかフォームの割に球速があるので予想よりわずかにに食い込まれ詰まってしまう、というようなことなのだと思います。 で、上原について古田がどう考えているのかについては本人に訊いてみないとわからないので「球の軽い好投手」について私なりに考えてみます。 要は、上原のような好投手は連打や四球による失点が少ないわけです。しかし、長いイニングを毎回投げていれば必ず失点となるホームランを全く打たれないということは無いわけで、その結果ホームランによる失点率が高くなったり(分母である失点自体が少ないので)ホームランによる失点が強くイメージづけされたりするのでしょう。 それと、打者の得意なコースからわずかに外して投げて振らせる、という投球術もありますからこれは一歩間違えばホームランの確率が高まるわけです。 こういった勝負の仕方は自信のある投手にしかできませんが、結果、被ホームラン率が高くなる、と言うようなことになるかもしれません。 こちらのサイトではいわゆる「球質」についてかなり詳細に検証していますのでご覧になってください。 http://dragox.jpn.org/about/omosa.html http://dragox.jpn.org/about/kiretonobi.html