私は無極静功薛永斌先生に20年ほど前2年間習い、その後20年毎日かかさず6種類の動作を40分かけて練功してます。
生まれ持った不定愁訴と30歳から始まった不安症を治したいため、10年模索した結果、気功に出会いました。
何しろ苦しみから脱出したいため最初から休みの日は公園に行って朝から夕方まで樹木の中で練功しました。
気を感じだしたのは2週間後と記憶してます。
2年くらい経った頃より、教室の方針が気功から武術に変更したため教室は辞めました。
現在もホームページを見ますと武術が中心のようです。
その後いろんな気功の合宿にも参加しましたが、結局は単純な動作を毎日継続することが重要と分かり、今では馬鹿の一つ覚えのように6種類の動作を毎日続けてます。
始めて最初に驚くのは朝練功している時の小鳥のさえずりの心地よさではないでしょうか。
それから大地と樹木から発する気の暖かみ。
靴はスニーカーでなく中国の商品が売っているお店にあるかかとの無いカンフーシューズですので土の感触は直に足に感じます。
公園の林の中で樹木に向かって練功した時の精神の安らぎはいいつくせません。
気功ですから気の流れをよくするため血液の流れもよくなり手足がポカポカしてきて、私の場合冷え性とのぼせがすぐ治りました。
10年目くらいからは精神的にも境地が開け人を許すという精神状態になってきて、生きていること自体の喜びがふつふつと沸いてきます。
私は、不安症から始まり、自律神経失調と睡眠障害を抱え、その後鬱病も抱え、更にパニック障害も発病してしまいました。
今でも通院服薬はしてますが、気功で心身を整え病気とはうまく付き合ってます。
気功で検索すると沢山のホームページがありますが、それは気功自体何千種類とあるので当然で、基本動作は同じです。
カルチャーセンターのような気楽な所で基本動作を覚えてそれを何十年も継続することが大切です。
基本動作は簡単ですので1カ月もすれば覚えてしまいます。
ただ毎日40分何十年と継続するのがかなりきついと思います。
私の場合は病気を抱えていますので、気功をしないと体調がすぐれないため継続出来ているのです。
「気功革命」という本がありますので、それを読んでみようみまねで一度体験されたたらいかがですか。