憲法などで定められているのは、年に最低1回は国会を開かなくてはならない、というものです。
そして、日本の年度というのは4月~3月なので1月に開会し、3月末までに翌年の予算などを決定する、という風になります。これを「通常国会」といいます。
ただ、必要に応じて「臨時国会」を開催することが出来ますし、また、衆議院議員総選挙のあとには必ず「特別国会」を開き、総理大臣を決定しなければならないことになっています。
現在、開かれているのは「臨時国会」です。
日本では、1月に「通常国会」を開会し、150日に会期延長あり、というので大体、5月末~7月上旬くらいまで開き、また、秋に「臨時国会」を開いて春に決めた予算の見直しなどをする補正予算を組んだり、翌年の予算決定のための計画を練ったり…というようなことをするのが恒例となっています。
つまり「臨時国会」とは言うものの、ほぼ毎年恒例の形になっているのです。
「衆議院本会議」というのは、衆議院議員全体で法案の決議などを行うのですが、本会議にかける前に、委員会という衆議院議員で作る組織で審議や議決などを行い(予備の審議・議決ということ)、その上で本会議に持って行って最終的な議決を行う、というのが日本の国会のシステムです。
参議院でも、同じようなシステムをとっています。
本会議が開かれていなくとも、委員会などで審議が行われている状態は、国会が開かれている、と言います。
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詳しく回答をいただき ありがとうございました。 おかげさまで 納得できました。