最初のカメラはガラスの板に銀を使用した薬品を塗ったモノに映像を記録していました。
この時のカメラはキチンとした写真にするために30分以上の時間が必要。
坂本龍馬の写真なんかそうですね。
銀を使用した写真用薬品は、光に当たると金属化し別の薬品で洗い流すと金属化したところだけがガラス板に残ります。
時代が進み、科学技術が発達してくるともっと短い時間で写真が撮れる化学薬品が発明・開発され、薬品を塗るモノもガラス板からビニールのような柔らかいモノになり今のような一瞬で画像をフィルムに残すことができるようになりました。
それが「使い捨てカメラ」であり、カメラ用フィルムとしてお店で買うことができます。
デジタルカメラは画像を記録する「フィルム」の部分が半導体という電気部品に置き換わったモノでイメージセンサーと呼びます。CCDとかC-MOSというのは作り方の違いによる種類で、働き自体は同じモノです。
イメージセンサーは光が当たると電気が発生します。
光の強さによって電気の強さが変わります。
その電気の強さを「量子化」という手順でデジタル信号に変えてメモリカードに保存します。
デジタルというのは電球でいうと「光っている」か「消えているか」という二つの状態しかなく、0と1で表します。これを2進数と言って1の次は10となります。でも、我々が普段使っている数え方では3になります。これを2進法と言い、私たちが普段使っている数え方は10進法と呼びます。
2進法では0と1の状態を表す「桁」を幾つか組み合わせることにより大きい数字を扱うことができます。
デジカメのイメージセンサーでは光を電気にかえた時に電圧が決められた範囲で変化します。その変化を数字に置き換える訳です。
その置き換えられた数字がデジタルデータとなってコンピューターで扱える形になる訳です。
窓が沢山あるビルで、夜に部屋の電気(照明)をつけてクリスマスツリーをえがいたりするのを見たことありませんか?
1つの部屋では形を表すことはできませんが、沢山の部屋があれば形を表すことができます。
デジカメの「画素(画素数)」はこの「部屋」の数のことをいい、部屋の数が多いほど綺麗な形(画像)を作ることができます。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 だいたいわかったような気がします。 でも、カメラって今の時代、カラーでしょ? 光の強弱でカラーはわからないのではないでしょうか。 そこの部分よろしくお願いします。