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ハイビジョン仕様とノーマル仕様について

家庭用ビデオカメラの購入を検討しています。 ハイビジョン仕様を考えていて、ソニーのハンディカムのカタログを見ていたら、 40万円もするテレビ局が使うような機種に、ハイビジョンではないノーマル仕様の 製品があります。 家庭用カメラでもハイビジョンなのに、どうして業務用?にノーマル仕様があるのでしょうか? 詳しい方がみえましたら、教えてください。お願いいたします。

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  • tama80ji
  • ベストアンサー率71% (2188/3068)
回答No.2

はじめまして。 業務用、プロ用に求められるのは画質だけではありません。 安定性や堅牢性も求められます。 画質の面では家庭用よりもCCDやCMOSなどの電荷素子のサイズが大きなものが使われますし、レンズも良いものが使用されます。 家庭用では一般的なオートよりもマニュアルでの調整が主です。 安定性とは確実に撮影したものが再生可能なフォーマットであること。 HD主流となりましたが、MPEG2TSにしてもAVCHDにしてもMPEG系ならではの欠点を抱えています。 MPEG系の圧縮は10~15フレームの相関関係でまとめて圧縮します。このために激しい、素早い動き、明暗のはっきりした画像に弱い、光の明滅に弱い。画像が破綻する場合がある。 また編集にも高圧縮であればあるほどPCのパワーが必要になります。 ところがminiDVに採用されているDV-AVIは1フレームでの圧縮ですので、MPEG系のような弱点はありません。PCのパワーもそれほど要求されません。5、6年前のPCでも十分編集可能です。 逆にAVCHDは3年以上前のPCでは編集不可能です。 業務・プロ現場では家庭用のように頻繁に機器の入れ換えはしません。導入した編集機やPCでもそうです。最低でも5年程度は使用します。業務資産の減価償却の関係もあります。 なので家庭用では絶滅危惧種のフォーマットでもまだ価値はあるのです。 弱点の長時間撮影の面でも業務用・プロ用では不要です。 ダラダラと長回しはしません。短いカットを積み重ねます。30分や60分あれば十分です。足りなければ別なテープを入れるだけ。 テープ方式の弱点ですがHDDやフラッシュメモリは結構簡単に壊れます。壊れたらデータの救出は困難です。 ところがテープ方式はカメラが壊れてもテープさえ取りだせれば再生可能です。テープに損傷があっても繋ぎ直せば無事な部分の再生は可能です。 安定性ではHDDやフラッシュメモリはテープ方式には敵いません。 但し、業務・プロの現場でもバックアップのサブカメラは家庭用のビデオカメラは使用します。

VitaminBB
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 回答いただいた直後は意味は分かるのですが、今ひとつ実感がありませんでした。 あれから、何週間か過ぎ、ハイビジョン映像をテレビで見たり、ビデオに録画したり、パソコンで見たり、DVDに焼くことを考えてよく分かりました。 確かにハイビジョンをハイビジョンで見るときれいですが、ノーマルで見るなら、ノーマルテープと変わらなかったり、 ハイビジョンでも体育館で人の顔をとると、ノーマルと変わらなかったりと色々技術的にむずかしいところがあるみたいですね。

その他の回答 (3)

  • videocam
  • ベストアンサー率38% (94/244)
回答No.4

> ソニーのハンディカムのカタログを見ていたら > ハイビジョンではないノーマル仕様の製品があります → DCR-VX2100のことですね。これは民生用(家庭用)の製品ですが、ついに生産終了になり、販売ルートにどれだけ残っているかという状態になってしまいました。 miniDV規格では最初のフラッグシップ機となった DCR-VX700 や DCR-VX1000 といったカメラから DCR-VX2000を経て、最終的にVX2100まで世代交代してきたものです。これらはビデオ作成の業務用としても簡易に使用できるつくりになっていました。特にVX1000は長期間にわたり、最高峰の位置にあったように思います。 テレビコマーシャルでも今だにSD画質のものがみられますが、少なくとも地上デジタル放送に完全移行するまでは、こうしたビデオカメラは撮影現場で使用されます。 miniDV規格は民生用として広がりましたが、DV規格という大型システムもありました。DVではSONYとCANONの製品が民生用として販売されていました。このビデオカメラは頭の横、肩の上に担ぐスタイルで使用するものです。DVの大きいビデオカセットをつかうのが本流とされ、そのミニ仕様としてminiDVが登場したのです。 本当の業務用としてはDVCAMという別の規格が存在します。DVCAM規格の機材でminiDVテープも使用できるものがあります。 結婚式を撮影したりするプロや、放送局では、こうしたSD方式の各種機材が使用されなくなることで、古くなっていくテープや機材に頭を悩ませているという話を聞いたことがあります。 また、SONYにとっては、VX2100 は 前世代機種の設計を踏襲しているはずなので、ある程度は修理部品の融通がきくはずで、過去の製品の修理に現行製品の部品が利用できるメリットがあると思います。

VitaminBB
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • abczy
  • ベストアンサー率44% (294/659)
回答No.3

テレビ局に納入するときに、現在でもSD画質のDVテープで納入するという理由もあります。 たとえば、ノーマル画質のものにPD170があります。 今でも35万位するでしょう。 なぜと思われると思いますが、民生用のビデオカメラではレンズの明るさの調整ができますでしょうか?(Gainという設定です) またNDフィルターを1,2と二つあって、明るさによりND1に設定せよ、とかND2せよなどの表示が画面にでます。 あとは、オーディオ関係です。 マイクの音量が調整できるか。 マイクに電源供給したいときに可能であるか? 指向性のあるマイクを使用したときに、狙ったものの音声が、適音でとれているか? ライブ撮影だと、必要な機能だと思います。 このような確認がPD170だととれます。 このような状況からPD170を使用することもあります。

VitaminBB
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • P0O9I
  • ベストアンサー率32% (693/2146)
回答No.1

単純に需要があるからに過ぎません。昔作ったシステムのカメラだけ入れ替えたいとか、システム全体をハイビジョンにするには経費がかかりすぎる、単に変更したくない、といったようなこともありえます。

VitaminBB
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 需要があるから・・・ もっともですね。

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