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最近の「ヒーロー戦隊物」について
(アニメのカテゴリーで間違ってたらすいません) 昨年の「ハリケンジャー」、今年の「アバレンジャー」といい、最近の「ヒーロー戦隊物」って3人が主流になったんでしょうか? 私が覚えている限り、ゴレンジャーから始まった戦隊物シリーズは常に5人で一度だけ「サンバルカン」だけが3人というのがあった気がします。(内容はまったく覚えていませんが(^^;後、例外でジュウレンジャーは10人でしたっけ?(^^;) で、いきなり何故3人になったんでしょう? 個人的な推測でも構わないので聞かせて下さい。
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・ハリケンジャーはなぜ3人か? 放映当初からハリケンジャー、ゴウライジャーという性質の異なる2大戦隊の対立を描こうという趣旨がありました。当初からの予定であったことは、1話の劇中やOPでで既にゴウライジャーが登場していることからわかります。 しかし5人戦隊を2つも出して10人が入り乱れると、絵的にあまりに混乱しますので、5人を2つに割ってハリケンジャー3人+ゴウライジャー2人という図式にしたと思われます。 また、戦隊シリーズには、どんなに作品上に趣向を凝らそうとも、決して破ってはいけない約束事があるそうで、「基本的に戦隊メンバーは5人」もそのひとつです。最終的に手を組むハリケンジャーとゴウライジャーを足して5人、加えて新戦士にシュリケンジャーという図式にしたと思われます。 ・戦隊の人数について ジャッカー電撃隊が4人なのは、トランプをモチーフにしたことや、当時はまだ黎明期で、5人戦隊というフォーマットが定着していなかったためと思われます。 サンバルカンの3人ですが、これはシリーズが続くにあたり、作品に変化を持たせようという試みで3人戦隊としたものです。しかし3人戦隊という形式は不評だったようで、次回以降は5人戦隊が定着し、「戦隊は5人」という約束事が定着したのもこれ以降と思われます。 ・6人目の新戦士の投入について ジャッカーのビッグワンは明らかにテコ入れ策です。前作ゴレンジャーが娯楽性が高かったのに対し、ジャッカーのハードな物語展開は子供たちには受け入れられがたく、視聴率が低迷したため、ビッグワンの登場となりました。(余談ですがこれを機に、ジャッカーの作風自体も娯楽性が強められています) ジュウレンジャーのドラゴンレンジャーですが、この時期になると、戦隊シリーズもマンネリ化を避けるために数々の実験的な試み…例えば前作「ジェットマン」では、それまでタブーであった戦隊メンバー同士の恋愛など、が為されています(背景にはおそらく、前々作『ファイブマン』がマンネリ化で視聴率が低迷したこともあるのでしょう。当時はシリーズ終了の危機だったそうですから…)。 新戦士投入も、そのマンネリ化打破策のひとつらしいです。しかし、当時既に常識となった「戦隊は5人」を崩すことは、マンネリ化の打破策としてはまさに奥の手でした。制作サイドでも賛否両論だったそうですが、いざ投入してみると予想外の大人気となったため、新戦士登場は以降のお約束となりました。 ただ「戦隊は5人」を守るため、新戦士はあくまで助っ人や番外的なポジションに置かれることが多いようです。また、この新戦士登場という図式自体もマンネリ化を防ぐため、たとえばタイムレンジャーでは「もう1人のレッド」として登場させるなど、様々な試みがなされています。 ちなみに新戦士というと、マスクマンで登場した「X1マスク」を忘れて欲しくないと、個人的には思う次第です。 ・アバレンジャー 既に皆さんのご回答にある通り、メインは3人、加えてアバレブラック、現時点では4人です。 しかし恐らくは、何らかの形であと1人加入するだろうと勝手に予想しています。放映が始まってまだ3ヶ月ですので、今後の展開を楽しみにしていましょう。また我々視聴者をあっと驚かせるような登場になるかもしれません。 長々と大変失礼致しました。
お礼
ご意見ありがとうございます。 たしかに最近のヒーロー物はかっこいい男の子が増えましたよね~ そう考えるゴレンジャーや初代仮面ライダーなんかはかなり渋いですよね(笑)