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大学の教員になりたければ教員免許をとっておくべきか?
大学2年生の女です。 大学の先生(数学)になるのが夢なんですが、その場合、中学か高校の教員免許 を取得しておいた方が有利でしょうか?大学の学務係の方は、「ストレートに大 学の先生にはなれず、仕事がまわってくるまで、高校などで非常勤講師として働 く人もいますから、取っておいて損することはないでしょう」みたいなことをお っしゃったのですが、来年からは他大学に編入する都合上、毎日がかなり忙しく なりそうです。大学院入試にも力を入れたいと思っているので、それに加えて教 員免許取得はかなりハードです。 それでもやはり取っておいた方がいいでしょうか?
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こんばんは。女子大生です。 大学の教授になるには様々な方法があり、その過程で免許をとっている人もいればそうでない人もいるようです。 義務教育課程の教師ならともかく、大学教授の採用は実力、能力重視ですので免許の有無が有利不利になることはないそうですよ。 大学教授になるためには 1、自分の専門分野の教授のアシスタントとして腕をみがく 2、論文を書いて色々な機関に送り、評価をもらう 3、外の世界で働いて、大学から呼ばれる の3パターンのようですね。 3はほんの一握りでしょう。 院生の間から1のように活動を始める人も多いみたいです。 数学を学んでいらっしゃるのでしたら、2の評価を持ってあちこちの大学に論文をおくり、採用してもらうというのが一般的でしょう。 多くの場合、最初の数年は非常勤や1年契約で働き、契約がきれたらまた違う大学で1年契約…という繰り返しです。 もちろん内定が取れない場合もあります。 そういうときに塾の講師や高校教師として食いつなぐんですね。 なので保険としてとっておいて損はないです。 ですが、それだけで内定が決まるわけでもないということですね。 参考にしていただけたら幸いです。 頑張ってくださいね。
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- riripasu
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私が卒業した大学の先生の例をあげてみます。 A先生→教員免許は持っておらず、教育に関する知識は全くなし。 授業は、ひたすらA先生が、テキスト1回分を音読しておしまい。 毎時間、黒板は真っ白、プリント配布は一切なし。 期末試験は、メチャクチャ難しく、 A先生が採点した結果は、60点に届いた学生は誰もいないというありさま。 でも、A先生は、「今の学生は勉強のやる気がみられん!けしからん!」とカンカン。 <学生の反応> ・A先生の科目は必修だから仕方なく受けてるけど、あの授業は受ける価値なし。 B先生→中学と高校の教員免許を持っており、教育に関する知識がある。 授業は、黒板に書いたり、プリントを配ったりと、 学生が興味をもって学べ、内容がわかりやすく思えるよう、B先生が、いろいろ工夫されている雰囲気が伝わってきます。 期末試験も、授業をまじめにきいていれば、そこそこの点がとれるといった難易度に設定。 <学生の反応> ・B先生の科目は選択だから、別に受けても受けなくてもいいんだけど、面白いから受けておきたいな。 milkyway60さんは、将来、どちらのタイプの大学教員になりたいですか?
- east-with
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大学教授に教育免許がありません。 ただ、最低条件があります。 大学院博士後期課程単位修得満期退学あるいは大学院博士後期課程修了の最終学歴を持つこと。つまり、博士号を取れ。 博士号を取れば、助教→非常勤講師→専任講師→準教授→教授という段階を踏んで教授になれます。だから、助教という助手からしていかないといけません。そして、非常勤講師を通して、専任教員になれます。 あと、教授は発表した論文の数や過去の実績や研究の社会的貢献性などが総合的に必要です。ノーベル賞を取れば、凄い実績になりますよ。 あと、教育者になりたいのですか。教授は大変ですよ。研究と教育の両立。だから、国立研究所の研究員や民間研究所の研究員になる人もいます。研究員は自分の研究に専念できます。 でも博士号の人が大量に余っています。いわゆる、ポスドクという状態です。だから、高学歴フリーターになりますよ。
- publicpen
- ベストアンサー率37% (991/2627)
取った方がいいですね。 友人が帝大で理系の博士取得寸前で断念しSEになりました。 帝大で修士持ってようが25過ぎたら企業は新卒枠では 使ってくれないですからね。 これは法科大学院とかもそうだけど、 本人の意識は「教授未満」「弁護士未満」なんでプライドも高いんだけど、「優秀なら大学残っただろーがw」って自明なので、社会は優秀とは捉えてくれない。むしろ「負けた奴扱い」される。 そんでまた「白い巨塔」の世界じゃないけど自大の教授になれるのは1/20ぐらいみたいですよ。 それも分かってて突っ込むのが男(女)なんだと思うけどね。 それも気に入らない、先も不安だってなら安定感のある医学部へ鞍替えするって手もあるけどね。そういう人増えてるし。 今は成果主義がまかりとおってまして、院生受難の時代であり、他大の教授、あるいは教授以外のポストだって怪しい。 そういう意味では取っておいてリスクヘッジするメリットはあると思います。 28とか33とかなってから「どうも研究室に私のポストはなさそうだぞ」となっても行くアテがないですよ。先はSEぐらいです。「SEよりかは数学教師がいいな」ってこともあり得るわけで。
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ありがとうございました。 現実は厳しいですね。
二つの場合にわけてお答えします。 ・大学教員になるための公的な資格としては,小中高の教員のような免許は存在しませんし,所持していなければ絶対に採用されないということもありません。しかし,トップクラスの大学を除いては,教育力が問われる時代になってきましたので,教員免許を所持していれば採用審査でポイントがつくことがあります(ぼくは数年前にかかわった採用審査では重要条件の1つとしてカウントしました)。 ・大学教員になるのは難しく,高校の非常勤講師をしながら食いつなぐことがありますから,所持していれば「保険」になります。教員免許をとる余裕もないギリギリの線で大学院にいっても,その総合的能力はたかが知れています。ぼくも持っています。いつまでがんばっても大学には就職ができないと諦めたとき,私立の中高一貫校などへの就職を考える人もいます。予備校講師になるにも所持していたほうがいいでしょう。
お礼
ありがとうございました。
- Symphoniqs
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数学科出身です。他の分野はよく分かりませんが、大学で研究者になるには、教員免許を取得するメリットは「全く」ありません。20代の内は数学と論文を読み書きするのに必要な語学以外に時間をかける必要はありません。 数学についてだけしか分かりませんが、大学院入試の為の勉強が必要なレベルならまず難しいと思います。教員・研究者になれるのは学部レベルの数学の授業なら受ける必要のないセンスの持ち主ばかりです。もし貴方が自分の好きな、もしくは得意な分野に関してなら、指導教官以上に理解をしているという感覚をお持ちになるようなら、その努力は無駄にはならないかも知れません。 自分の大学だけでなく、近隣の大学のセミナーに出かけていろいろな研究者と直接交流してはいかがでしょうか。参考になると思います。
お礼
ありがとうございました。
- timeoftime
- ベストアンサー率33% (26/77)
大学の教授は、基本的に「先生」というより「研究者」です。 小中高の先生とはまったく別物と考えたほうがよいでしょう。 また、教授になるには、通常偏差値の高い大学でなければなかなかなれません。企業から呼ばれた教授とかは別ですが。 今行かれている大学の教授達の学歴をみればわかると思います。 まあ、大学に残るかどうかは院に行かれてから考えられたらいかがでしょうか。
お礼
ありがとうございました。
免許を取る必要はありません。 そもそもアカデミックポジションを目指しながらのんきに教育実習に行くなんて考えられません。 それと、高校の非常勤をするぐらいなら予備校の非常勤をした方がましです。数学というのはかなりのセンスを必要とする分野でしょうから、それが欠けている人には難しいでしょうし、自分が通用しそうかどうかがわかるのも他の分野よりも早いんじゃないですかね。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 教員免許を持っていると、教え方に差がつくんですね。