将来の夢、生きがい
22歳の大学生です。他にも質問させて頂いているのですが、実は躁鬱病の疑いがあり、病院に通っています。セカンドオピニオンでは「重度ではないから大丈夫」と診断されました。
そんな僕には夢があります。小学生のころから続けている手品、そう、マジックです。家族と行ったデパートで偶然見つけた簡単なおもちゃタイプのマジック道具を買ってから、はまってしまいました。昔は単に「驚く顔が見たい」という物でしたが、今では「自分がちょっと凄いと思われたい」「面白い人、かっこいい人と見られたい」「現実ではあり得ない現象を起こして楽しんでもらいたい」という理由でやっています。もともとスポーツが得意ではないので高校の頃などは運動神経がよくてもてる同級生が羨ましく、「よし、それなら唯一得意なマジックを極めよう」と決心したのでした。
実際、同窓会で数年ぶりに披露したところ「上達してる」「口(口上)が上手くなってる」と褒められました。これも所属している団体の方々や知り合いのマジシャンの方たちに揉まれてきた結果だと思います。小遣い稼ぎと上達のため(特に度胸をつける)、商店街でストリートをやっていて、そのおかげでキャラクターが定着してきました。
商店街のイベントやお祭りでマジックショーも時々やり、商店街で知り合った児童館の職員の方たちに「交通費を払わせえて頂くのでショーをしてもらえませんか?」などと依頼を受けたこともあります(実際、好評でした)。 お店に行くと「もしかして商店街でマジックしてる人ですか?」などと少しずつですが名が知れ渡ってきているようです。そういうときに、生きていてよかったなあと思うのです。
そして同時に、将来はプロのマジシャンになりたいという夢もあります。いつの間にか趣味の領域を超えていたのです。 もちろん、両親には大反対されました。母に関しては泣きながら怒られました。父も「本当にプロになってそれで食べていけるなら応援はする、けどなかなか難しいぞ」と言われ、「父さん母さんは兄ちゃん(長男なので)の味方やから、応援する」と言いつつ、本当に応援してくれるなら「プロになれるかどうか、やってみろ」と言ってくれるのでは?と疑問に思ってしまいます。それと同時に「理解がないのは仕方ない、実際、厳しい道だし」と納得してしまうこともあります。
お笑いや俳優の世界と同じです。上手い人はごまんといて、目指している人もかなり多いです。ほんの一握りの人が有名になれるのです。業界ではかなり有名な人でも、普段は会社員というプロの方もいます。そこで、まずは普通に就職して、なんとか空いた時間を利用してマジシャンの活動をしていって、チャンスを見つけ、挑戦していこうと決めたのです。
テレビで、プロの方の生徒になってプロを目指している高校生(当時僕と同世代でした)がいて、お母さんのインタビューで「もう、将来が楽しみなんですよ!」と言っているのを見て、正直悔しく、羨ましく思ってしまいました。「うちの親も全力で夢を応援して欲しい・・・」
でもこれって甘えですよね?友人にも「環境のせいにするのはおかしいと思う」と言われてしまいました。一度、奇術部(マジックのサークル)のある大学に、マジックをしたいという理由だけで編入を試みたこともありました。勉強不足で落ちてしまいましたが受ける前は応援してくれる友人もいれば「君はマジックのために今の学校を捨てる」と言った旨を非難がましく言う先輩もいました。今では「隣の芝生が青く見えてただけだ」と自分の愚かさが嫌になります。
マジックの練習をしている時は時間を忘れられます。飽き性の僕でも10年も続いている趣味はマジックだけです。これから、どのように生きていけばよいのでしょうか?
お礼
ありがとうございます 今はとにかく勉強することにしました