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LEDテレビと非LEDテレビについて
液晶テレビにおいて、LED使用テレビと非LED使用テレビを、素人が見ただけで違いがわかるものなのでしょうか? 今度、薄型テレビを購入する予定なのですこし気になりました。 また、今後徐々に液晶テレビにはLEDが使用されるように なるのでしょうか? 質問ばかりですいません。
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- parts
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Q/LED使用テレビと非LED(HCFL/CCFL)使用テレビを、素人が見ただけで違いがわかるものなのでしょうか? A/LEDの利点は既存のHCFL(蛍光灯ベースのバックライト)やCCFL(冷陰極管というバックライトでHCFLよりも発熱が少ないが、若干光収支は低い、わりと高寿命)に比べて、長い寿命です。 HCFLやCCFLは光源の明るさが半減するまでの期間は約6万時間~7万時間ほどです。また、寿命に達していなくとも視聴角度によってはバックライトのちらつきが見られるようになることがあります。 それに対して、LEDは故障しない限りは高性能な製品で約10万時間ほどの寿命があり、バックライト切れはCCFLやHCFLよりは発生しにくい傾向があります。LEDは他の光源よりも明るさを失い始めてから、点灯が見られなくなる(弱くなる)までの期間が短い場合が多いです。また、少ない電力で発光し尚かつCCFL等に比べて小型で明るくできるのが特徴となります。 ただし、その反面、光に含まれる色の成分が少ないため、直進性が強い(指向性が強い)傾向があり、光の当たっている正面は明るいですが、その周りは他のライトに比べて光が拡散せず暗い傾向があります。 尚、LEDは半導体技術を用いるため高温に弱いのが欠点。両方の光源に共通することと言えばそうですけどね。ちなみに、両方のバックライトに共通する部分は他に、定格の電力光収支を越えて過剰な電力を供給し、高い明るさを得ようとすると壊れやすいという点、特に半導体技術の延長線上にあるLEDは、雷など電源電圧の変化に弱い。その代わり、衝撃などには強いです。 これらを踏まえると、バックライトの明るさのピーク値が上がる可能性があり、同じ電力の液晶で比べるとLEDは明るくなる可能性があり、より鮮やかになる(白コントラストが上がる)可能性があります。また、白色LEDを用いた物であると、同じ映像を比べたときに、バックライトから出る光の成分幅が狭い分、少し白っぽく見えることもあります。 ただ、一般にその差を確認するには、よっぽど隣り合ったテレビで同じ映像を比べない限りは解らないことも多いです。 Q/今後徐々に液晶テレビにはLEDが使用されるようになるのでしょうか? A/今後LEDが売りになるのは間違いないでしょうね。省エネルギーなどを売りにするにはLEDは無くてはならないものとなるでしょう。また、ローカルディミング(エリア駆動)などの技術を使う場合においても、指向性が強くエリア外に光が拡散しにくいLEDは都合が良いと言えます。
- u-bot
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素人の意見として聞いて下さい。 単純にバックライトがLEDという場合は低消費電力もしくは薄型というメリットぐらいです。 そうではなく、画面に散りばめられたLEDを映像に応じて明るくしたり暗くしたりする制御をしている製品ならば画質に違いがでます。 -------------------------------- 有機EL等の次世代表示装置と比較した時の液晶の弱点の一つはコントラストが低い点にあります。 これは液晶のバックライトは常に光っているため、いくら液晶がOFFの時でもわずかにその光が漏れてしまって真っ黒を再現できないからです。 その問題を対策したのがLEDによるバックライト制御です。 普通の液晶ですと白と黒のコントラストの比が数千対1なのに対して上記制御を行ったものは数百万対1を実現できます。 http://www.toshiba.co.jp/regza/function/09a/function04.htm あとコントラスト比はスペックとして判りやすく画質に影響するため他社と差別化しやすい技術です。 そのため今後はLEDを使った液晶は増えると思います。
- ooi_ocha
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バックライトが冷陰極線放電管とLEDとを見た目で識別するのは 難しいと思います。LEDの方が薄いと思いますが、確信は得られな いと考えます。 購入前にパンフレットで確認して、それをメモして型番から探す のが良いと思います。 バックライトの将来性ですけど、省エネルギーの観点からLEDが 優位にあると思いますので、今後上位機種から徐々にLED光源化す ると思います。また、LED光源となっても全面を点灯するタイプや 映像により黒いところは点灯しないとか、黒いところは動的 フィルタを重ねて光を制御するとか工夫が入ってくると思います。