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SACDの5.1chを再生をしている人はたいていホームシアターシステムの中に取り入れてますか?
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はじめまして。 仰る様にピュアオーディオはまず2ch再生をしっかりすることが 前提だと感じていますので、予算の限り力を入れています。 その上で私はSACDのマルチチャンネルの、自然に音場が広がって、 側面からも楽器の音が出て、後ろからホールの響きを感じられる点に好感を持っています。 ラックスマンのユニバーサルプレーヤーのフロントLRをメインシステムに つなぎ、リアはAVアンプのマルチ入力から出しています。 スピーカーはメインと同じメーカーの、音の傾向が同じでしかも安価で 小型なものにしています。 AVアンプというとピュアオーディオ的にはかえって音を汚すという人もいますが 私は予算的にそこまでは無理なので。 で、AVアンプを買ってしまうと、BDプレーヤーでのロスレスサラウンド を楽しみたくなってしまって、プロジェクターとBDレコーダーを買う羽目になりました。 最近思うのは、BDのロスレスサラウンドが普及するにつれて、AVアンプの音も 昔に比べ、かなり良くなってきているようです。 AVで最もコストパフォーマンスの高いのはAVアンプとBDレコーダーだと思います。 その背景として、HDMI規格がかなり貢献しているのではないでしょうか。 従って質問者さんの質問通り、ピュアオーディオから始まって、SACDマルチチャンネル を経て、ホームシアターも同居することとなりました。 最近のSACDプレーヤーは2chのみで高音質を追求する傾向にあります。 でも、同じ曲を同じ音質で聴くにしても、モノラルよりステレオの方が 音が良く感じるように、5.1chで聴くと2chよりよい音に聞こえます。 ついでに言うと、現在、SACDの存在が危ぶまれていますが、私の個人的な考え方として、 売り上げの大半を占めるJ-POPこそ、SACDのマルチチャンネル 化をするべきだと思います。 と言うのは、SACDを音が良いフォーマットと捉えず、360°から 音が降り注ぐという楽しさに注目して欲しいと思うからです。 J-POPのライブDVDの音声がドルビーやDTSサラウンドで若者に 人気を呼んでいることを考えると、映像が必要でない場合は、SACD のマルチチャンネルソフトのニーズがあると思うのです。 著作権の問題をクリアした上で、最近出てきている、DSDフォーマット レコーダー側で、市販のSACDマルチチャンネル音声が録音出来れば レンタルSACDを録音するということも可能だと思うのです。 現状ではCDを借りてPCを使って複製して、iPod等の携帯音楽 プレーヤーに転送することで事足りているのがトレンドです。 そして、家でも携帯音楽プレーヤーの音を聴きたいというニーズから、 様々なドックが販売されています。 ここから読み取れるのは、やはり音楽は家ではイヤホンで聴くよりスピーカーから 音を出したいというニードがあるからではないでしょうか。 そこで、もしJ-POPがサラウンド音声で気軽に家で聴ければ、新たな需要が 発掘され、SACDのマルチチャンネルの魅力が注目されると思うのです。 数万円で揃えられる安価な5.1chサラウンドセットが人気を呼んで いることを考えると、そのセットでSACDのマルチチャンネルも楽し める様にすれば、きっとSACDの良さが注目されると思います。 SACDは非常に高いポテンシャルのフォーマットですが、CDの音質で十分だと思っている 人が大半ですから、その魅力をアピールするにはマルチチャンネル しか無いと思います。 ソニーはハード部門ではSACDプレーヤーを作っていますが、 ソニーミュージックはSACDフォーマットから手を引くそうです。 私からすると、同じソニーでまるで縦割り行政みたいになっていることに危機感を覚えます。 天下のソニーがこんな有様ですから、、、うーん、やはりSACDは 自然消滅かなぁ、と思って、今、SACDマルチチャンネルソフトを 収集しています。 本題から、かなり離れましたが、質問者さんもマルチ出力の付いたプレーヤーを お持ちなので、リア用の安いアンプと、フロントと音色の近いスピーカーを 買って、チャレンジして下さい。 フロントとリアと両方の音量調整はバラバラになりますが、 まずメインの音量を決めたらリアの音量を自然な響きが得られるまで上げるだけです。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ AVサラウンド と SACD等のマルチ たとえば同じ5.1チャンネルでも考え方が違いますし、ソフト制作側の問題もありますね。 基本的に 映画を楽しむための AVサラウンド 、 音楽を楽しむためのマルチ ですから。 一部の例ですが、、、 映画用サラウンドでは センターは台詞、リア左右は効果音、サブウーファーは地響きや爆発音の効果音 マルチチャンネルでは センターはセンター定位の明確化、リア左右は音場空間の再現、サブウーファーはメイン、センター、リアスピーカーへの低域軽減によりよりクリアな中高音確保 だったりします。 昔のレコーディングではマスターテープが3チャンネルだったり4チャンネルだったものをSACD等の機能を利用して当時のまま記録してあるソフトもあるそうです。 2チャンネルのシステムで高度に追い込んだシステムの場合、マルチ化に踏み切るのは投資と調整など大変な面がありますので、踏み込まない人も多いのかと思います。(特にLP鑑賞愛好家に多いようですね) ハイエンドユーザーでマルチ化しておられる方々も沢山居ますよ。 逆にビンテージ物へ走る場合は、あえてモノラル再生にこだわる人とかもおりますね。 人それぞれ、趣味の世界ですから ~☆
補足
長い回答ありがとうございます。 この回答を見ましてとても共感を得ました。 リアスピーカー2台とセンタースピーカー2台(モノラル音声)はフロントスピーカーと同じTRIOで、5.1ch出力をアキュフェーズのマルチチャンネルプリアンプに接続して、プリアンプからYAMAHAの4chパワーアンプ2台にそれぞれ繋いでいます。 SACDのいいところは、イコライザーを使わなくても中音だけでなく高音や低音がしっかり出ていてとてもいい音質で聴けるところです。 今は、「井上陽水・安全地帯 LIVE at神宮 スターダストランデヴー」 の51chのSACDを聴いています。 もう1枚「中島みゆき ライヴ!」という5.1chのSACDをアマゾンから購入してもうじき届くところです。