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自社サーバからレンタル専用サーバへの移行方法とDNS設定
- 自社サーバからレンタル専用サーバへの移行方法とDNS設定について詳しく解説します。
- データベースを使用したアプリケーションを動かしている場合、ダウンタイムを最小限に抑えながらサーバを切り替える方法を考えましょう。
- DNSレコードを書き換えた後、新旧のDNS情報が入り混じる可能性があるため、旧サーバでもDNSサーバを引き続き動かし、新サーバへの問い合わせをリダイレクトする方法があります。詳細な設定例も紹介します。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんの設定で解決する問題もあれば、解決しない問題もあります。 問題は、クライアント側で効率を良くするため「名前解決の頻度を減らすために、名前解決の結果をキャッシュする」ところにあります。 www.abcd.jp の正引きが 222.222.222.222 に変わっても、 クライアント側で www.abcd.jp の正引きが 111.111.111.111 だとキャッシュされている間は、111.111.111.111 の方にwwwのアクセスが来ます。 この「キャッシュ」される時間は、TTLという設定で管理されていますので、 サーバのIPアドレス変更に伴うダウンタイムを最小にするには、 ・旧DNSサーバで、TTLを小さくした設定に変える。 ・設定を変更してから、ある程度の時間を待つ。 (例えば、旧設定でTTLが24時間だった場合、設定変更直前の問い合わせ結果が、変更後24時間は残っている可能性があります) ・旧サーバを止める ・旧DNSサーバで、正引きIPアドレスを新サーバに向ける(質問に書かれたような設定にする) ・新サーバにデータ移行を行う。 ・(旧サーバを止めてから、ちょっと待つ。TTLを10分にした場合は、10分間) ・旧サーバを立ち上げる (この時点で、JPRSへのネームサーバ登録は旧サーバのままなので、旧サーバはDNSサービスだけは止められません。) ・JPRSへのabcd.jp ネームサーバ登録情報の、新サーバへの変更を行う。 ・旧サーバのDNSサービスを止める といった流れになります。
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- mtaka2
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回答1の者ですが、書き忘れがあったので補足。 サーバー移転にともなって、JPRSにネームサーバ登録を変更する必要がありますが、 こちらの方はTTLが確か24時間になっていたかと思います。 つまり、ネームサーバの切替については、すべての問い合わせが新サーバに来るようになるまでには、最大24時間かかります。 そのため、質問にある設定のように、新サーバと旧サーバで同じ設定にしておくことで、 移行中の24時間の間に問題が出ないようにし、 ネームサーバ移行のためのダウンタイムを作らなくても良くする というのは、ダウンタイムを減らすために重要なポイントになるわけですが、 ここで、質問の方法とは逆のパターンで、新サーバのDNS設定でwww.abcd.jpなどは旧サーバを向けるようにしておいてから、先にネームサーバの切替を行うという方法もあります。 順番の違いだけで結果は一緒なので、移行スケジュールの楽な方を選ぶのがいいかと思います。 あと、TTLを短くすると、その分負荷が高くなってしまいますので、 移行が終わったら、TTLを長く設定しなおすのを忘れないようにしてください。
お礼
追記、たいへんありがとうございます。 たいへん参考になりました。 回答いただきました手順で計画を立てて、実際に移行作業を行う予定です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 回答者様のご説明でよくわかりました。問題はクライアント側のキャッシュにあるということですね。 事前準備として、前もってTTLを短い時間に設定しておき、移転のためのDNSレコード書き換えに備えておくというのが、どうやら最大のポイントのようですね。