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コイルオーバーキットについて

こんにちは。最近、雑誌でコイルオーバーキットという車高調キットを見かけました。丁度、車高を今のダウンサスのものより落としたいと思っていたので、値段も安く、学生の自分にはいいと思っているのですが、実際取り付け方や乗り心地はどうなんでしょうか?車の用途は主に街乗りと、たまに峠に行くくらいの使い方なんですが・・・出来れば詳しく教えてください!お願いします。

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noname#12265
noname#12265
回答No.1

 クルマの設計屋です。  コイルオーバーキットとは、ネジを切った『チクワ』をダンパ被せ、それにリングナットをかけて車高調整可能とするモノです。 >実際取り付け方や乗り心地はどうなんでしょうか?  取り付けに際しては、やはりタイヤを外す程度ではダメで、一旦バネとダンパをバラす必要があるので、作業工数自体はばねやダンパの交換作業とあまり変りません。  乗心地は・・・キットに入っているばねレートによりますが、車高を落とすと基本的には乗心地が悪化します。  中学の頃?習ったばねの特性を思い出してください。  ばねのエネルギ吸収量(この場合は路面からのツキ上げ力)は、ばねレートと変移量をかけた値です。  車高を落とす、とゆぅ事は縮み方向のストローク(=ばねの変移量)が少なくなる事を意味しており・・・ 1.同じエネルギを短いストロークで吸収しようとしたらばねレートを高くしなければならないワケで、固いバネになります。 2.仮にヤワいばねのまま車高を下げたとすると、バンプ時に簡単に『一杯』まで行き着いてしまい、バンプラバに接触する回数が増えます。  バンプラバのばねレートは金属ばねに対し極端に高いのが普通で、ヒンパンにバンプラバに当るサスは、『突き上げがキツい』乗心地となります。

t-boy
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。これから車高だけでなくインチアップも考えているので相当乗り心地は悪くなりそうですね・・・本当はしっかりした車高調が欲しいんですが、やっぱりお金が・・・

その他の回答 (1)

  • NyanTama
  • ベストアンサー率49% (50/102)
回答No.2

既に適切な回答がされてますので、別の面から少し。 ノーマル形状のバネよりも、直巻き形状のバネの方が動きがいいのは、直巻きがいいと言うより、直巻きの方が、巻き数が多いので、例えば5巻きしかないノーマルでは動く空間は4箇所、10巻きあるスプリングでは、動く空間9ヶ所。同じストロークだとしたら、巻き数の多い方がスプリング一巻き一巻きへの負担が減少し、細かな追従が出来ると言う利点があります。 それと、ノーマルショックはじめ、オーバーホール出来ないタイプの社外ショックでは、殆どは高圧ガスショックを使っており、これはロッドを下げると、"強い反発"があり、すぅっと戻ります。やれて来ると。ロッドの戻りが悪くなります。 この形状のショックの車にコイルオーバーキットを付けて車高を下げると言う事は、止まっている状態(1G)の状態で、ショックロッドを押し下げ(荷重がかかった状態に近似)、ショック内の容積を圧縮している事になります。これは何もコイルオーバーキットに関わらず、ダウンサスと言われる物が全て、同じ状況を呈します。 更にノーマルのスタビでは、車高が下がる事により、下手すると"スタビが車高を上げる方向に効いている"場合もあります。厳密には、スタビの固定されている支点位置も"上方"に移動する必要があります。 動きのいいサス周りとは、ショックの有効なストローク、トラベルが確保されている必要があります。出来ればスプリングの下皿位置の変更によって車高を推移させるのではなく、ショックと車体側の固定位置を可変出来るタイプが本当は一番望ましいんですけど、それなりにしますもんね。。。

t-boy
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。なるほど、スタビも絡んでくるんですね・・・なかなか大変そうですがもう一考してがんばってみます!