自分がやった底上げはマフラー屋さんでマフラーを切って溶接してなるべく上に移動してやるというものです
デメリットは各部のクリアランスが小さくなるのでトラブルが生じる可能性があることです
クリアランスが小さくなるということは熱に弱い部分はマフラーの熱で問題が発生することが考えられます
オイル、グリス、燃料等が入っている部分は危険な事になるかもしれません
また、もともとクリアランスが小さい部分はより小さくすることで振動で接触することが考えられます
実際に作業後、普段は当たらなくても、エアコンのクーラーを最大にしたらカタカタと当たるようになりましたので、やり直しをしています
とあるマフラー屋に見せていろいろ話を聞きましたが、マフラーメーカーが各部分に設けたクリアランスはよく考えられていて余裕は最低限しかとっていないようです
それ以上詰めるとなると安全マージンを削って自己責任でやるのが基本になります
ちなみに、自分はフレキシブルフランジ(可動な振動を吸収する接続部品)が出っ張っていたので取り除きました。それによって車検対応範囲内で15mm程度車高を下げることが可能になりましたが、1年半してマフラーの溶接部分にクラックが入り、排気漏れを起こしました
底上げの方法には他にもマフラーをつり下げている吊りゴムをより固い、締め付けるものにして上に持ち上げるという方法などもありますが、結局振動の吸収を妨げるものであるので、マフラーの寿命を縮めることになると思います
やっている人はその当たりも覚悟の上でやっているのでしょうね