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借地に建つ古家の処分について
老父の名義になっている古家なのですが、老父は、現在は別の家に住んでいて、その古家にはもう何十年も住んでいません。借地している土地に建っているその古家は築80年は経とうかという程の木造ボロ屋で、とても住めるものではありません。ただ、老父がその古屋を自分の財産だと思い込んでいるので困っています。私たちには、負の資産としか思えないのですが、実際、どうなのでしょうか?
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- xxi-chanxx
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義父が借地の貸主なので、貸主側からのアドバイスです。 家に価値はなくとも、借地権には価値はあります。 相続もできます。 すでに住んでいない家でも、借地を借りている以上は借地料を払わなければなりません。 固定資産税は借主が払う場合と、貸主が払う場合とがあるし、家が古いので固定資産税はいくらもかからないでしょうけど。 負の財産だと考える以上は、ご相談の物件は手放したいというお考えでしょうか? 貸主が借地の返還を希望しているのであれば、そのまま家付きで返すことだって可能です。 古い木造の物件は産廃処理の分別が少ないために、比較的安く壊せますが、それでも壊すとなると40~50万円かかります。 しかし、人の家が建っている土地は、貸主にとっては使い道のない土地なので、比較的了解の得られやすい方法です。 借地権返還のために、貸主に大金を要求してくる人もいますが、円満解決する方が、精神的にも「負の財産」にはなりません。 あまり家が古くなって、廃屋状態になると、警察や消防の方から指導が入りますから、住んでいなくとも手入れはしていかなければなりません。 お父様を説得できなければ、お父様の目の黒いうちは、管理を続け、亡くなってから整理をする方向に持って行くしかないでしょう。 事前に、土地の貸主と話をまとめておいても良いと思いますね。
- xla02264
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私は代々地主なのでその辺から回答します。 まず、ご尊父が古家を財産と思われるのは二つの理由があると思います。 1.土地を借りて家を建てると、借地人に権利が生じ、仮に地主が土地を売ろうとしても、借地人のOKがないと駄目なうえ、売却代金の8割は借地人で、地主は2割の代金しかもらえません。だから、ご尊父は「家は当然俺のもの。土地も殆ど俺のもの」と思っているのでしょう。 その土地の場所にもよりますが、都市部、特に首都圏だったら、相当な財産です。 2.最近古民家ブームで、廃屋のような建物でも、意外なほど、柱、梁等の素材に、火鉢、タンス、古ラジオ等に値がつくことがあります。戦前の建物などには、今では絶対使えないような銘木が梁に使ってあったりするのです。 まあ、負の財産か、価値があるかは難しいですが、一度ご近所の不動産屋にでも、その辺の状況を聞いてみてはどうでしょうか。
お礼
ありがとうございました、大変参考になります。
はじめまして、よろしくお願い致します。 家が建っているだけで、固定資産税がかかります。 また、借主に土地を返す時は更地にすることが普通です。 更地に戻すには、200~300万円かかります。 >古家にはもう何十年も住んでいません 多分、固定資産税と土地を借りているお金が毎年かかっていると思われます。更地にして返した方が得と考えます。 うまくすると、土地主がそのままで良いと言ったらお得です。 余分な税金を支払わないようお勧めします。
お礼
ありがとうございました、大変参考になりました。
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