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本当の自分
お酒によって酔っ払ってる時が本当の自分なのでしょうか? 自分は普段は対人恐怖でほとんど人と会話などが出来ません。 その他うつ病や過敏性腸症候群などで今は内科と精神科へ行ってます。 しかしお酒を飲むと、人に対する恐怖心がほぼなくなります。
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レスありがとうございます。 本ですが、一番基本と云われ、今でも「まずこの本を」という感じなのが、 森田正馬著 "神経衰弱と強迫観念の根治法" です。 "神経質問答" も良いと思います。 又、森田博士の元患者で後に自らも森田療法の医師となった 鈴木知準博士の本も良いと思います。 まぁ、この両氏の本なら、どれでも役立つと思いますよ。 しかし何度も何度も、何年もかけて読まないと、なかなか難しいです(苦笑)。 又、森田療法は、神経性の鬱病や内臓疾患にも対応しています。 NPO法人(生活の発見会)等が、懇談会を全国で開いていますので、 こういったものに参加してみるのも良いと思います。 貴方様の場合は、積極的に本など読んでみようというお気持ちのある方ですから、 森田療法も治療の視野に入れてみても良いかも知れません。 いずれにせよ(本を読むにしても)、念のため主治医の先生にお断りした方が安心かと思います。 (私は素人ですので、何か悪影響を与えてしまってはいけません。一応そのように申し添えます) 森田神経質の範疇として認められるか否か、その条件の一つとして、 治す強い意志を持っているかどうか、というのがあります。 入院治療というのがあり、こちらは断絶の環境で軽作業などをするのです。 一種の認知行動療法です。よって体を動かしてがんばって治療しようという意志がないと無理です。 同じように、真剣に本を読むにしても、努力しなければいけません。 そこはお体と相談しながら、がんばってみて下さい。 ご改善・ご回復をお祈りしております。
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- youchan37
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レスありがとうございます。 「本当の自分」と「本音の自分」…。 本音には様々なものがあります。絶対に出してはいけないものすら、本音の中にはあるはずです。 森田療法の森田正馬博士は、「私の心には獣欲(性欲)があります。どうすればいいのでしょう」 と言う患者の質問に「それは私の心にもある。誰の心にも大なり小なりあるものだ。 実行さえしなければ良いのだ」と答えました。 ところがこの絶対に出してはいけない「本音・本心」を、 時に酒の勢いで出してしまい、異性の心を深く傷つけ、警察に捕まりテレビで報道される人がいますね。 こんなことになってはいけないのは、言うまでもありませんよね。 「自制・抑制」が緩みすぎて、こんなことになったのです。 「自制・抑制」だって、とても大切な「本当の自分」の一部ではありませんか! これが無くなったら、大変なことになってしまいますよ。 「自信」ですか。 今の貴方様のお気持ちは、分かるつもりです。私も若い頃は、そんなことも考えました。 私も対人恐怖があり、森田療法で改善したのです。もうかれこれ三十年近くこれに関わってきました。 誰でも自信は欲しいです。 しかし誰もが何時でも自信満々で生きていると、貴方様は思い込んでいませんか。 自分を知ることも大切ですが、他人を知ることも大切です。 もし貴方様が、誰もが何時でも自信満々で生きていると思っているなら、 それは他人の心について、もっと見識を深めなくてはいけまん。 もっと他人の心を知らなくてはいけません。 自信があれば、それに越したことはないですが、 しかし自信のないまま、人と付き合わねばならないことだって、実に頻繁にあるのですよ。 誰でもそうなのです。 自信なんてあっても無くてもどっちでもいいです。 殆どの場合、そんなこといちいち気にしていられません。 実は貴方様は、自分のメンツとかプライドとか「自分のこと」ばかり気にしていませんか。 自分のことばかり心配していてはダメです。自分を守ることばかりしていてはダメです。 自分、自分、自分… 自分から離れるのです。 自信が無いなら無いまま、人と関わる。人と付き合う。 そういう心のステージというのが、あるのです。 まずは「まな板の上の鯉」です。きっとそこをくぐれば、次はすんなり行くことが多いものです。 恥をかいても、実力がなくても、失敗して人に迷惑をかけても、 その時の「ありのままの自分」なりにやったのだから、それで良い。 否、良いも悪いもない。それしか無い。他には無い。この今の、ありのままの自分しか、自分には無い。 今現在、この瞬間の「ありのままの貴方様」。 もっと自信満々なのが本当の自分であるはずだ。 そうあらねばならないはずだ。 だから今の自分は本当ではない。…違います。 今現在、そのままの貴方様が、ありのままの貴方様なのです。 決して貴方様を対人恐怖症という神経症だ、などと診断するつもりはありません。 ただ、少しそんな性格傾向をお持ちなのだろうな、と感じます。 森田博士の本はタメになると思いますよ。機会があったら読んでみて下さい。
- youchan37
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追加して、もう少し詳しくお話させていただきます。 私は神経質・強迫観念の関係で森田療法に30年近く関わってきました。 対人恐怖症を克服した人も数多く知っています。 今回の貴方様のご質問の主旨は、対人恐怖に関わるものと理解しております。 いわばこれに絡めて、お酒というものをどう捉えるか、なのだと。 例えば精神分析の元祖フロイトがコカインを使ったことは有名です。 人の心の中には沢山のものが詰まっています。あるものは時に強く恒常的に意識の上にあり、 又あるものは意識の上にありません。 様々なもののうちの、どれかを普段より強くさせ、又他のどれかを普段より弱くさせる。 アルコールも含めた薬物というのは、その殆どがそんな作用かと思います。 ですから、強弱を変える必要性があるならば、時にはそれも良いのでありましょう。 しかしそれはあくまでも一時的なものであり、慢性的にこれに頼ることは危険きわまりないです。 私は一粒の薬も飲まないで、森田療法によって対人恐怖症を克服した人を何人も知っています。 又同時に、対人恐怖症をアルコールで誤魔化して、遂に会社を解雇された人も知っています。 >本当の自分 貴方様は「本当の自分とは何か」と問うていらっしゃる。 心の奥にあり、あまり普段自覚しないようなものには、「本音」と呼ばれるものもあるでしょう。 しかし「本音」と「本当の自分」は違います。 本当の自分とは、様々な心が統合された全体を指すといっても、あながち間違いではないと思います。 アルコールは、羞恥心・抑制心といったものを一時的に鈍くさせます。 よって「本音」と呼ばれる部分が出やすくなることはありましょう。 しかしそれは仮の姿です。「本当の自分」の姿ではありません。 人間関係には適度な距離が必要です。それは時間の経過にも大きく関わっています。 初対面でいきなり馴れ馴れしくし過ぎた態度は、云うまでもなく人間関係を壊します。 今の貴方様はやや、こんな抑制する心が強いのかも知れません。 しかしそれも又、今の貴方様なのです。それも含めて全体が「ありのままの自分」なのです。 「本当の自分」なのです。 アルコールの力を借りることで抑制心を鈍くさせないと、対人的に問題を感じるというのは危険です。 交渉の席などで、お互い本音で話しましょう、ということで、酒を酌み交わすことはあります。 又普段のストレスを発散させるために、適度に飲むのは宜しいでしょう。私も酒は飲みます。 しかし日頃は、前回答でもお話差し上げた通り、人に対する恐怖心も必要なのです。 それが今強過ぎるということであれば、例えば自分の本心を知ること。 それがある程度以上成されれば、他人の本心も分かるようになります。 人の心を知ること。これは単に知識ではなく、修練といってもいいかも知れません。 その過程においては、苦しいことも恥ずかしいこともあると思います。 …そんな過程を経れば、人に対する恐怖は薄らいでいくはずです。 正体が分からないからこそ、怖いのです。正体が分かってくれば、恐怖心は薄らぎます。 しかして、完全に人が人の心を知り尽くすことはできないでありましょう。 ですから人に対する恐怖は、完全には無くなりません。それで良いのです。 もし完全に無くなれば、それは鈍さ故でありましょう。そうなれば、例えば悪い人に騙されるかも知れません。 或いは良き人の心を傷つけ、遠のかれるかも知れません。 又それ故、人に対する恒常的な畏敬の念も在り続けるものとも思います。
お礼
本音と本当の自分・・・ なかなか難しいですね。 まずは自分を知るところから始めて、 ありのままの自分(良い所、悪い所)を分析して、 自分に少し自信が持てるようになるところから 始めてみたいとおもいました。
- am2007
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種々の意見がありますが、意識が朦朧となっているときが、その人、本来の姿が現れるようです。酔えば酔うほどに、自我意識が薄れていきます。そのときが、本来の姿だと思います。 人は、この規則社会の中で共同生活をしているため、ある一定のルール(法律や規則など)を守っていかなければなりません。そうしないと、秩序が保てないからです。日本人であるからには日本国憲法下でのルールを、会社勤めの方は会社内のルールを、また、家庭には家庭の暗黙のルール(両親の価値観など)が存在します。すると、日常生活の中で、したくとも出来ないことを、ある程度、我慢や規律という形で抑制するようになります。誰にでも、繕われた部分、飾られた部分があるということです。 ところが、アルコールを飲むと、この我慢という抑制の蓋が開いて、繕われた部分や装飾された部分(建前)が薄れ、本来の地(本音)が出てくるようになります。本音の部分を強く抑制(感情を抑圧)すると、ストレスになります。そのストレスが蓄積すると、過敏性腸症候群のような身体疾患や、うつ病などの心の病を引き起こすようになります。故に、飲んでストレス(本音の部分)を発散すると気分がスッキリしてきます。つまり、酔っ払っているときが本当の自分に、より近いということです。
お礼
そうですか。 時には飲んで、本音をさらけだしてストレスを発散するのもいいですね。 しかし、あまりアルコール依存になり過ぎないようにします。
- youchan37
- ベストアンサー率37% (248/669)
人に対する恐怖心がなくなった貴方は、本当の貴方ではないはずです。 それでは貴方の良いところが生きません。 人に対する恐怖心がなくなったら、図々しい人間になってしまいます。 どんな人にも本来、本当の自尊心があるはずです。 ですから人と接する時には、人に対する畏敬の念を失ってはいけないはずです。 「恐怖」を「気づかい」に変えられればいいです。 気づかいをするということは、相手のことを考えるということです。 それは、自分で自分を見る心から離れるということです。 いつもいつも、自己観察ばかりしていませんか? それを離れて、相手の気持ちになってみるとことです。 いつもいつも、三面鏡を向かい合わせたように、自分がもう一枚の鏡に写り、 それが又別の一枚に写る。延々とフィードバックされてしまったイメージです。 そこから抜け出すのです。 鏡を広げるのです。鏡を開くのです。鏡を開くことは、心を開くことです。 自分ではなく相手の心を、鏡に写してみることです。 そうすれば、自分なりの気づかいが相手にできると思うのです。 自分なりでいいのです。
- jinseiwalk
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お酒を飲んだら変われるということはあなたには対人恐怖症を克服できる要素があるということです、おめでとう。 ではその要素はどのようにすれば出すことができるかということです。 会話教室へ行って練習しましょう。 カウンセラーのやっているところもありますのでそこがいいかもしれません。
お礼
会話教室ですか。ありがとうございます。
- kazuhisa01
- ベストアンサー率32% (158/487)
それはお酒の力です。 普段おとなしい人がお酒を飲んで暴れだしたり、騒がしい人がお酒を飲むときは静かになったり、人それぞれ変わり方が違います。 全く変わらない人も中にはいるので、本当の自分=お酒を飲んだ時の自分と言うわけではないでしょう。
お礼
そうですか。ありがとうございます。
お礼
>誰もが何時でも自信満々で生きていると、貴方様は思い込んでいませんか。 確かに、少しそのように勘違いしていました。 こういった認知の誤りが劣等感を生み、自分の自信のなさへつながるのですね。 森田療法の本は自分でできる何かをするとしたら、 なんという本が一番よいでしょうか?