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私は心が狭いのでしょうか?
40代前半の長男からの悩み相談です。 私は妻帯者であり子供はいません。 4年前に自宅(実家と車で3分程度はなれたところ)を購入しています。 そこで,今回の相談は,私の両親(ともに60代後半)からの実弟夫婦への生前分与についての悩みです。 私は学生生活が長かったもので,私どもの夫婦より実弟夫婦の方が約一年ほど前に結婚しています。実弟の会社では,県内に実家がある場合は社宅も住宅手当も出ないという規則があったため,祖父母の遺産である築30年になる家(現在は父名義)に住まわせることになり,その当時独身だった私は仕方ないものと思って承諾しておりました。 その後,私もお見合いにて結婚したのですが,当然住むところの話になり,現在の父母が住む家への同居(2部屋ほどの増築)を提案されましたが,妻が音楽関係の職業柄ピアノを置くスペースと広さが必要でしたので新たに2世帯住宅(頭金は両親,ローンは私)の提案をいたしましたが,現在の家に執着のあった父に却下されあえなく賃貸での生活を始めた次第です。(約5年間の賃貸マンションでの生活後,自宅を購入) 実弟とも私どもの結婚当初にいざこざもあり余り上手くいっていない状況下で,私どもが結婚して10年後の今,実弟夫婦から祖父母の家を改修したいとの申し出があったようです。子供2人(小学1年と幼稚園)の子供部屋が欲しいとのことで改築したいとのことでしたが,実弟夫婦が現在住んでいる家を引き続き使わせて欲しいということなのでしょうが,私からすると父母に生前分与を申し出ているように感じています。これまで,実弟夫婦は無償で,住んでいる資産の税金すら父母に払わせている状況です。(12年目に突入しました。) ここで,私が自宅を購入したときには父母から300万円の援助を受けております。また,実弟夫婦が住んでいるところは,県庁所在地にあり,地価は時価にして約3~4000万円程度だと思います。加えて,母からは長男である私達夫婦に老後を見て欲しいと常々言われていますが,私どもに残していただける財産は,父母が住んでいる実家(約1000万円)で妻への説明も難しく感じています。私自身は,できれは父母の老後のために,実弟の住んでいる土地を何かの担保としてもっておいて欲しいと考えています。なお,弟夫婦に土地を与えるくらいならば父母ですべて使い切っていただいてもいいかと考えています。 確かに,私の方は子供もいない,妻も働いておりますので,金銭的には実弟夫婦より余裕があるのは事実です。実弟の妻は,栄養士の資格があり結婚前まで老人ホームにて働いていましたが,現在は無職です。それなのに,弟の稼ぎが少ないとか不満を父母に姑息に訴えているところにも以前から気になっていました。 父母は,孫への愛情は人一倍強く,孫にはこちらが心配するほどたくさんのお金を使っていましたので,今回承諾するといっているのも単に孫への情だと考えられます。 父には,実弟が家が欲しいというのは十分理解できるので,ちょうどいい機会なので実弟夫婦には今の家から出てもらってはどうかと意見しました。さらに,父母も退職金もわずかになり援助が難しい状況だと感じていましたので,私の方から2~300万円程度ならば援助できるので父母からということで渡してもらってもいいと意見しました。父はどうも現状を続けたい,つまりは弟夫婦に出て欲しいと言えない様子です。 長男として,相談されること無くすべてが決まってしまっているこの現状にも非常に腹立たしく感じているところなのです。すべての財産を弟夫婦に贈与して,父母の老後の面倒を見てもらってもよいと考えています。 そこで相談ですが, こんな風に考える私は,異常でしょうか?心が狭いのでしょうか? ご意見等いただければ幸いです。
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質問者が選んだベストアンサー
親が亡くなった後、血を分けた兄弟同士で相続争いをするのは、とても哀しいことなので、わだかまりを残すくらいなら、ご両親が健在なうちに、家族会議を開いて、皆がある程度、納得出来る着地点を見つけておかれた方がよいと思います(それぞれが譲り合う気持ちを持たないと着地点は見つからないかもしれません)。 ご両親がお言葉どおり、老後は長男夫婦にみてもらいたいとお考えなら、質問者様のお気持ちにも配慮して、不公平感を残さないような分割協議をなさった方が、後々よいのでしょうね。 もし、質問者様が言葉のはずみではなく、本心で「すべての財産を弟夫婦に贈与して,父母の老後の面倒を見てもらってもよいと考えて」おられるなら、長男が必ずしも両親の面倒をみなければならない、と決まっているわけではないので、弟さん夫婦が納得できる条件で分割するのもやむを得ないかもしれません(弟さん夫婦がご両親の面倒をみたいと考えておられるかどうかはわかりませんが)。 既にご存じかと思いますが、遺言書がない場合、法律では実子は平等に財産を分けることになります。しかし、法律どおりに分割している家はそう多くない(やはり親の面倒をみた人が多めに相続する)ような気がしています。 たまたま、遺産分割協議については何例か知っていますが、特に質問者さんだけが「心が狭い」わけではないと思いますよ。
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- fukuyie
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相続時には生前贈与や寄与分も合算されると思うんですが。 ただ亡くなってから兄弟でもめるのは最悪ですから、親に正直に不満をぶつけておいたほうが良いと思います。親には本音をぶつけて解決しておくべきだと思います。成り行きとはいえ弟が高い家に住んでんだからなんか損した気分だよとはっきり言うべきですよ。 正直弟さんに対して何か劣等意識をお持ちなのでしょうか? 親との距離や年齢などに準じて他からの評価が相関してると嫉妬心とか沸かないのですが、何か満たされないものがあるとそういった不公平感が芽生えて来るのでしょう。 でもそれは極自然な感情だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ごく自然な感情だということで,少し安堵しました。 昨日,母とは感情的に話をしてしまい,質問の内容のような私の気持ちが普通の方は芽生えないものかもしれないと考えてしまいました。 それでも,父母から「財産が欲しいのか」とか「お金が無いのか」とか言われると,空しさを感じた次第です。私も将来,父母が亡くなってからの実弟との付き合いを考えると,今はっきりとすべきではないかと考えていました。 fukuyieさんからのご質問にありましたが,学歴も社会的な地位・収入については,弟には全く劣等感はありませんが,ただ強いて言うならば子供がいないことでしょうか。次男の特質なのか,父母にも歯に衣を着せぬ話しぶりや甘え方には,正直まねのできないところではありますが。 今のところ,両親への情に訴える弟夫婦のやり方に最も腹立たしさを感じているのかもしれません。
お礼
neko_shima様,ご回答ありがとうございます。 自分が卑しい性格かとひとしきり悩んでいましたが,癒されたように思います。ここのところ,色々なことを考えすぎて夜も寝られなくなっていましたので。 これまで,いざこざや争いごとは避けて通ってきたようにつくづく感じています。何事に対してもある程度は自分の胸にしまって,多少不満があっても自分さえ我慢をすればいいと日頃考えていたように思います。 しかしながら,今回の両親の老後の問題は私だけの問題でなく,妻に多くの負担や苦労を掛けてしまいます。妻に快くサポートしてもらうためにも,はっきりと私の意見を伝え,私の考えを両親にも理解して貰いたいという一心で電話で話をした次第です。(現在,長期出張中) 両親のすることに対してはっきりと否定したのは,恐らく初めてだと思います。 また,妻は二人姉妹の次女ですが,長女は東京での生活を送っており,義理の両親についても考えていかなければなりません。ちなみに,妻の両親も同じ県内にて健在ですし,現在4人の老後を考えねばならない立場にいます。このような状況ですので,弟夫婦が私の実父母の老後を本当に考えているのであれば,お願いしてもいいのかなと考えているのも事実です。決して言葉のはずみではありません。 とはいうものの,実際両親が介護等が必要になったときは,私も妻も全てを実弟夫婦に押し付けることは性格上できないのではないかと今のところは思っています。これまで両親から受けた愛情に対して,本当に感謝していますので。 今回弟夫婦が資産を相続するのであれば,両親が大病を患い医療費等で多額の費用がかかった場合,資金(私が相続するであろう資産との差額分)を提供してもらえれば少なくとも私は納得できるのですが。