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新型インフルエンザについてなんですが・・・

最近なにかと話題の新型インフルエンザのことなんですが・・・ 一度かかると免疫がついてもうかからないんですか・・? いろいろ調べたのですが、このことがいまいちわからなくて・・・orz どうぞよろしくおねがいします><

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noname#160718
noname#160718
回答No.3

 獣医師でウイルスに専門知識を有しています。  新型インフルエンザでも、インフルエンザには変わりないので同じことです。  つまり、今年新型に罹っても、来年以降も新型(とはもう呼べなくなっていますが)が流行していれば再感染するでしょう。  一度感染した際にできる免疫が「リセット」されることは基本的にありません。  感染防御できないレベルにまで低下したりすることはありますから「生涯有効」とは言えないことも多々ありますが、十分感度が高い検出系を用いれば、何十年前の感染抗体でも検出することは可能です。つまり「リセット」はされない、ということです。  また、インフルエンザの感染に対する免疫も生涯持続していて、終生免疫であると考えられています。つまり一度インフルエンザに罹ると二度と感染しない、ということです。  ではなぜ、インフルエンザに何度でも罹るのかというと、それはインフルエンザウイルスの方が変異を続けているからです。免疫側がウイルスを記憶し続けていても、ウイルスの方が変化してしまえばその免疫は関係ありませんから。  今回の新型インフルエンザについて、ある年齢以上の人は免疫があって感染率が低い、という話を聞いたことがあると思います。  その「免疫がある人」は、1857年の"新型インフルエンザ"であるアジア風邪の流行以前にインフルエンザに罹患した人、が該当します。  判りにくいかと思うので順を追って説明します。  まず、1918年に新型インフルエンザ(スペイン風邪)が世界的に大流行(パンデミック)しました。この時、それ以前から存在していたインフルエンザは姿を消してしまいました。  このスペイン風邪はパンデミック後、そのまま人類社会に定着して季節性インフルエンザとなりました。特に呼称はないのですが、とりあえずここではこれを"スペイン型"と呼びます。  そして1957年に次の新型インフルエンザであるアジア風邪がパンデミックを起こしました。この時、"スペイン型"は消失しました。  また、アジア風邪はその後"アジア型"となって人類社会に定着したことも、前回と同様です。  そしてその後、1968年に次の新型インフルエンザである香港風邪がパンデミックを起こしました。この時、アジア型が消えたのも香港風邪が"香港型"となって定着したのも、もうお決まりのパターンです。  で、今回2009年の新型インフルエンザ(メキシコ風邪、とでもなるのでしょうか)がパンデミックを起こしたわけですが、この今回の新型とスペイン型の抗原性状がよく似ているらしいのです。  なので、「スペイン型」に感染したことがある人は今回の新型に感染防御能を持っているらしい、ということが判っています。  つまり、50年以上前のウイルスに対する免疫記憶がまだ有効である、ということにもなります。  実はこういった事は今回が初めてではなく、1977年にソ連型が出現した際にも起きました。このソ連型のウイルスもスペイン型のウイルスとよく似ていたため、1957年以前のインフルエンザに罹患した経験を持つ人は感染防御能があり、このソ連型の流行は年齢層が若年層(23歳未満)に限られていたため、「パンデミック」とはみなされていません。  というわけで、もう少し正確な回答をすれば、 「罹患したのと同じウイルスに対しては生涯二度と感染しませんが、ウイルスの方が変異するのでインフルエンザには何度も罹るでしょう」ということになります。

  • DESTROY11
  • ベストアンサー率23% (804/3490)
回答No.2

インフルエンザに限らず、免疫は永久に有効ではありません。 適時、そのウィルスや細菌に接触しないと免疫が衰え、しまいにはリセットされるそうです。

noname#101018
noname#101018
回答No.1

インフルの免疫は一生ではありません。 またかかる利可能性はあります。