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X線とフィルムの劣化の関係に関して
飛行機に搭乗する際は手荷物をX線検査機に通さなければいけませんが、その際、フィルムが感光しなくてもフィルムには微量ながらもX線が降りかかりますが、この際のX線によってフィルムの品質の劣化やプリントの際の劣化は起きないのでしょうか?
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こんにちは。YMYと申します。 >フィルムにかぶり等の症状がでなくても、何らかの悪影響があるように感じています。 とのことですが、この「悪影響」とはフィルムの材質そのものが劣化しないか、という危惧でしょうか? フィルムの材質そのものについては、「現像後のフィルムはX線検査機に通しても安全である」とフィルムメーカー各社が連名にて言明していることから推察して、問題ないと言えます。 しかし、おっしゃっているのが現像後の作品への「悪影響」ということなら、(1)プリント(作品)に求めるクオリティ、(2)フィルム感度、(3)使用する空港、の3つの要素の一つでも心配な点があれば、X線検査は避けて「手検査」を要求すべきと思います。 一般の旅行者がスナップ写真を撮影して友人に見てもらう程度のクオリティーで、フィルム感度はISO400程度、通過は国内線の空港のみという状況なら、X線検査機に通してもまず「影響」は確認できないと言えます(少なくとも今までは)。 しかし、これがプロなら、少しでもフィルムに「影響」があることは避けたいと考えるでしょうから、「手検査」を要求するのではないでしょうか。 でもその際に危惧する「影響」は一般人には識別不可能な程度のものです(もしかしたらプロでも分からないかもしれませんけど)。 現状では「かぶり等の症状」こそが最も心配すべき問題だと思いますよ。 ご存知かもしれませんが、同時多発テロ以降、新型の検査機(CTX-5000SP)の導入が世界中で加速しています。 これは、国際空港を中心に既に50以上の国で導入されているのですが、ISO100でもかなりのX線カブリを起こすとされています(検査機に製造メーカーの「Invision」のロゴがあったら要注意です)。また、噂ではこの機械ではフィルムがX線防護バッグに入っていると、かえって怪しいとされて集中的にX線を浴びるため、意味が無いとも聞きます。 設置空港は公表されていませんが、いずれは日本でも導入されるかもしれません。 海外の場合、「手検査」が可能かどうか、事前に確認しておく方が良いと思います。 参考URLには、X線カブリが起きるとフィルムはどうなるのか、実例が写真入りで説明されていますのでご覧になっては如何でしょうか。
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- EKTAR
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必ずあるらしいです。 お店でよく売っているX線の防止袋(という意味合いのもの)は効きませんと、販売店のひとにお聞きしたことがあります。 (別の店のご回答ですが、その店では置いていませんでした。) ただ、検査のかたは、中身がみえなければX線の量をどんどん上げるらしいので、これはフィルムだとわかるように手持ちで別にするか、中身がフィルムだと申告するなどすればまだましだという話も聞いております。
お礼
回答ありがとうございます。 場合によっては、X線防止袋を使うことによって却ってかぶりが発生するようですね。また、国内の国際空港でも順次Invisionを導入しているようです。時代の流れとはいえ、面倒なことになりましたね。
- ryon2
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高感度フィルム(ISO1600みたいなの)の場合は影響を受ける場合があるそうです。 だから、高感度フィルムについては係りの人に申し出ればフィルムを取り除いて荷物をX腺に通してもらえます。でも、米国同時多発テロ以降、空港の警備が強化されているので今でも同じ扱いをしてくれるかは疑問です。 また、X線をカットする袋が市販されているので、それに入れれば一応安心です。特に海外ではX線の出力が高い場合があるそうなので、海外旅行の場合は袋を用意した方が無難です。 そうは言っても私の場合、フィルムが感光してしまった経験は一度もありません。(海外旅行は10回以上行ったのに)
お礼
回答ありがとうございます。 人間にはある程度の放射線に対する耐性がありますが、フィルムにも放射線に対する耐性はあるのでしょうか?フィルムにかぶり等の症状がでなくても、何らかの悪影響があるように感じています。ご存知でしたらお教え下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 実は、海外の空港でInvisionによってフィルムを感光させてしまった経験があります。係員に手検査を要求しましたが拒否されて、泣く泣く検査機に通した結果です。 ご指摘のように「フィルムの材質そのものの劣化」を危惧しています。フィルムはX線を照射する事を前提にして製造されていないと思いますので、仮に感光しなくても、何らかの悪影響があると考えています。 結論としては、手検査を拒否されたときのことを考慮して、現地で現像するのが賢明みたいですね。