- ベストアンサー
自殺について
私の母親は20数年前自殺しました。 それまで、病院の入退院を繰り返し、自殺未遂も何度か起こしました。 感情のアップダウンが激しく、私が学校から帰ってくると一人で泣いていたり、かと思うといきなり怒り出し物を投げたり包丁を持ち出したりしました。 だから、母が自殺したとき悲しさと同時にほっとした気分、今までの疲れというか、緊張が一気に解き放たれた気分になってしまいました。 不謹慎ですよね。 でも、今でも時々考えるんです。 母を救う事ができただろうかって。 泣いているときとか、それなりにやさしい言葉とかかけたりしてましたけど、子供なりに。 でも、やっぱり無理だなっていう思いがありますね。 どうしようもなかったっていう思いが強いです。 私は冷たいのですかね? 人によっては、あるいは母の自殺を止めさせることができたかもしれないのかな?
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
決して貴方様が悪いのではありませんよ。 お母様はまず間違いなく、心の病をお持ちだったと思います。 病名などはご存じではありませんか。双極性障害をお持ちであったとか。 専門医を受診されていませんでしたか。 キチンと診断名などご認識された方が、よりお心の整理がつくと思います。 心の病も、例えば内科的疾患も、同じ「病」なのです。 もしお母様が癌で亡くなったのなら、このような自責の念にさいなまれることはないでしょう。 しかし実は癌で亡くなったのも、心の病で亡くなったのも、同じことなのですよ。 どちらも「病」のせいで亡くなったのです。 心の病であれば、一定以上深刻であれば、どんなに正しい態度・優しい態度で接しても、 どうしても無理です。 自殺の危険があれば、然るべき入院施設で回復するまで過ごさねばなりません。 私は、ある程度良くなった人の外泊受け入れを何度もしていますが、 本人を病院に戻す際には、危険物が無いかなどの荷物検査があります。 病院側の管理体制の不備(カギのかけ忘れ)で、飛び降り自殺した人のご家族が 訴訟を立てるとか立てないとかいう話に、少しだけ関わったこともあります。 そのように物理的に整った環境が、まずどうしても必要なのです。 ご家族様の接し方だけでは、どうにもならないのですよ。 ただ厳密には、早期発見・早期治療が成されていれば… という後悔はあるでしょうが、 それとて貴方様は子供だったのです。それはお母様の配偶者や回りの大人が感じるべきものであり、 子供であった貴方様には何ら責任はありません。 それで、本来このようなお話を差し上げなくとも、ご自身の考えで自責の念から解放されるべきところが、 このように苦しんでいらっしゃる。それは貴方様の性格が関係していると思われます。 それはもしかしたら遺伝子的な引き継ぎがあったのかも知れませんが、 しかしそれよりも、心理社会的な親子関係による影響が大きいのではないでしょうか。 お母様が気分の変化が激しいご性格だったのなら、貴方様は幼児期から、 ご自分の態度に関係なく、受け入れられたり受け入れられなかったりしてきませんでしたか。 本来子供は、良いことをしたから褒められた。悪いことをしたから叱られたと、 必然性に伴った対応をされることで、適度な自己愛を持つことができます。 ところが、親の気分によって叱られたり褒められたりすれば、「自分の人生は自分ではどうにもならない」 と思い込むに至り、ついつい相手のご機嫌を取るような傾向が強くなってしまいます。 要は、本当は悪いのは相手の方なのだが、それが分からず、いつも自分が悪いと思い込む傾向が強くなってしまうのです。 精神医学のパーソナリティ障害理論なら、依存性パーソナリティ的な性格に由来するものとも思います。 (だからといって貴方様がパーソナリティ障害だというのではありません。性格傾向ということです) そういったお母様からの養育の影響が、今日の貴方様の強過ぎる自責の念にも関わっているのではないでしょうか。 親御様の養育の影響により、ニュートラルな判断ができず、ついつい相手ではなく自分が悪いと思ってしまう。 そんな傾向があるのでは、ということです。 最後に念のため重ねて申しますが、お母様の不幸の一件については、これは貴方様もお母様も悪くありません。 終局的には、これは単に「病」のせいである、ということになります。 ご質問文からだけの想像でしたが、参考になれば幸いです。
その他の回答 (7)
- youchan37
- ベストアンサー率37% (248/669)
レスありがとうございます。 私自身は、身内が自殺したという経験はしておらず、よって分かったようなことを 言う私こそ不謹慎なのかも知れませんが、 ただ親子関係においては、パーソナリティ障害理論を何年か独学し、 その結果自分の心の奥にあった怒りや悲しみを見出し、 それによって私なりに大きな変化を感じ、生きやすくなったという いわば一大特殊体験をしたものですから、ついつい人様にも 同じようなアプローチは如何かな、と思ってしまうのです。 ある時期は悲しみに暮れて、そしてそこから強く立ち上がらなければいけません。 心の整理をつけて、残された者は生きていかなければいけません。 「愛とは愛されたいことである」と云います。愛されたいから愛する。愛するのは愛されたいから。 「自分が救えたのではないか」とお思いになるのは、お母様に対する愛です。愛している。 すると必然的に、愛されたいというお気持ちもあるはずですよね。 「もしかしたら自分を愛していなかったから、自分を置いて逝ってしまったのでは」と。 ご自覚されているとは思いますが、それは「愛されていなかったのでは?」という 悲しみ・空虚感にも繋がると思います。 お母様は貴方様を、愛していなかったはずは決してありません。 ただ心の病により、それが隠れ気味になり、 貴方様にはやや感じ辛かったこともあったのでは、と思うのです。 貴方様は決して冷たい人ではありませんよ。
- dear-ry
- ベストアンサー率0% (0/2)
luinsサンの文面を読んで、泣き崩れてしまいました…。 私にとっての母親ではなく『私』なのです… 子供は小6・小3と小さいものの『お母さんは病気』という認識があるようです… 話してもいますが… うつとパニックで苦しみ仕事しつつ母親やりつつ妻しつつ… 何度も死にたい…逃げたいって思いました… でも、仕事休みの日具合が悪くてほとんど寝てるんです… そーっと 下の子が私に布団かけてくれるんです… 何故、強くなれないのか… ちゃんと守ってあげられないのか… どれだけ自分に腹がたったかわかりません 私も病の母として… あなたのお母さんもあなたの優しい言葉に 心の中で『ごめんね…』と語ってたはずです… 他人ではあれ…私ですら…あなたのお母さんを救ってあげたかったな…って気持ちになりましたよ… あなたの『幸せ』がお母さんの幸せだと思います… 私も、考えさせられました… お互い頑張りましょうね
お礼
回答ありがとうございます。 あなたも辛いのですね。 子供さんはあなたのことを好きなはずです。 お互い頑張りましょう。
どうしようもなかったのです。 お母さんもあなたを残して死ぬのは苦しかったと思いますし、渦中にいたあなたも当時は、ほっとした気分にもなったでしょう。当然だと思います。それは、子供ながらにお母さんは、もう苦しまなくていいのだと思ったに違いないと思うからです。 ですから、これはお母さんの問題であって、あなたは、何ら関係はないと考えられた方が良いです。 誰もお母さんを止められなかったと思いますし、誰もあなたを冷たいなんて思いません。
お礼
回答ありがとうございます。 みなさん優しい方ばかりですね。
- kaz-a
- ベストアンサー率27% (132/480)
>私は冷たいのですかね? そんなことはありません。 >人によっては、あるいは母の自殺を止めさせることができたかもしれないのかな? 絶対に無理です。 最も色濃く血を受け継いだあなたにできなかったことが、他の誰かにできるはずがありません。 人には、自分以外の意思がもたらした過去の出来事を変える能力はありません。 今でも何か他に手がなかったかと考えてしまうのは、当時からあなたは八方手を尽くして何とかしようとしていた証拠です。 つまり、あなたはベストを尽くしていたのです。 20年たって御母様が亡くなられた年に近付かれているのでしょうが、御母様があなたが悲しみにくれている今の状況を望まれているはずがありません。 親族を自殺でなくした方が悲しみに耐えられない余りに自分自身を責めてしまうという状況は、典型的なものです。 すなわち、同じような思いを心のうちに抱えておられる方がたくさんいらっしゃいます。そして当時のあなたと似たような状況におられる方もたくさんいらっしゃいます。 こうしたことを考えると、あなたのような方にこそできることが、少なからずあるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。 そう言っていただけると少し楽になりました。
- goldman01
- ベストアンサー率25% (42/166)
私の姉は7年前に自殺しました。 金銭苦と精神病だったと思います。 「頑張れ」と言えば逆効果で、全否定されました。 「働かないの?」と言っても労働することはありませんでした。 生活保護を受け、子供が2人いるにも関わらず、子育ても放棄。 旦那や両親や兄弟、誰が説得しても無理でした。 自殺したのは「姉自身が自分で責任を取った」という感じがします。 不謹慎ではないと思いますよ。 一時的に止めることはできても、周りの不安は解消されませんから。
お礼
回答ありがとうございました。
- gtrfd
- ベストアンサー率37% (16/43)
自殺未遂経験者です。 周りがそれだけ注意をはらっていたかどうかだと思います。 冷たくはないと思います。 ただもしかしたら止める事ができた人はいたのかもしれないですね。 もしくは止める事ができる出来事などが起こっていたら。
お礼
回答ありがとうございました。
- akamanbo
- ベストアンサー率17% (462/2680)
要するに脳の器質的・生理的な疾患ですから、脳腫瘍などと同じで、どうにかできる部分と、どうにもならない部分があります。 言ってしまえば、寿命です。 あなたが巻き込まれないタイプの人でよかったです。
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 的確な指摘だと思いました。 思い当たる所が多々あるし、またそれが悩みの種なのも事実です。 大変参考になりました。