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宿便って本当にあるの?
最近、胃腸の調子が悪かったので、胃と大腸の内視鏡検査をしました。 私は便秘ぎみなので、きっと宿便がいっぱいだろうなと思っていたんですが、内視鏡で大腸の中を見たところ、ぜんぜん宿便らしいものがないんです。 しかも、腸壁はツルツル、ツヤツヤしているんです。 これでは、宿便もこびりつきそうもないなぁ・・・と疑問に思いました。 宿便とは、小腸にあるんでしょうか? 残念ながら小腸の中は見れなかったので、とても興味がわきます。 小腸には、たくさんのヒダがあるとよく聞きますが、やはり小腸にあるのでしょうか? 実際、確認されているのでしょうか?
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こんばんは。ご返事ありがとうございます。 これは、皆さんへの反論とかじゃないんですよ・・・。 私的な見解です。 西洋医学・・・宿便という物体は存在しない 東洋医学・・・「宿便」と言う症状は存在する のではないでしょうか。 きっと、この辺で消費者への情報不足のため、まやかしの薬が出回るのではないか・・・と感じました。 ※Black_Angelさんが触れられた方は、元ここに居られた立派な回答をする元医師のかたですね。 東洋医学に触れらましたので・・・・、 まず、東洋医学では説明できるけれども、西洋医学で説明しにくい症状があることを前提にします。 「宿便」もこの一つ・・・これは極私の個人的な見解です。 東洋医学において、(ものすごく簡潔にお話しすれば)、 人体には「火の要素」と「水の要素」が存在します。しかし、「火の要素」と「水の要素」が抑制しあい、お互い暴走しないようにしています。 「火の要素」が小腸や大腸で過剰になると、蠕動運動を不完全な物とし、便秘等を招きます。さらには頭に「火の要素」がおよび、のぼせなどの症状をおこします。 この「火の要素」を抑制するため「水の要素」が働くのですが、これが上手く小腸、大腸に働くと「火の要素」を押さえバランスがとれて、始めて順調な蠕動運動を維持できます。 この「水の要素」は・・・血液、細胞間液などを含みますが、これが不足、停滞等して「悪血」という状態になります。この状態が小腸、大腸でおきますと、消化吸収に影響が出て、いわゆる「宿便」とよばれる、「便秘」とはまた違う腸の運動がそがいされた状態を招くと愚考いたします。 superchu-さんが、みられました >深緑の粘った便 とおっしゃるのは、やはり消化されずに、急激な腸の運動で排出されたいわゆる「滞留便」、つまり腸の古くなった細胞(垢)や水分を大腸で吸収しきれなかった食物からできた柔らかい便だと思います。 私は、 「宿便」・・・東洋医学で言う腸の活動が悪くなった状態を言い、 「停留便」・・・視覚的に確認できる(X線、造影)排泄物、いわゆる便(ウンコ) だと愚考しております。私は若輩ですし不勉強きわまりないものです。間違い、不足の点は、補足頂ければ幸いです。
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- sinnkyuusi
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鍼灸師です。 皆さんの回答を拝見しました。 #8さんが東洋医学的な捉え方をされておりましたが、西洋医学と同様やはり東洋医学にも宿便の概念は存在しないです。 宿便っていうのはどこが出所なのかしら? 不思議不思議・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 本当に当たり前のように、宿便取りという商品がたくさん出まわっています。 3キロ~4キロの宿便が・・・など・・・ いろんな広告を見ます。 ほんとに不思議ですよね。 疑問に思いながらも、いろいろ試している人が多いのも現実なんですよね。(私も含めて) いったい宿便という言葉はどこからきたんでしょうね? ありがとうございました。
- Eivis
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丁重なお礼書き、ありがとうございます。 >小腸の入り口までの検査でした。 先生が「ここが小腸の入り口でーーーす!」と教えてくれましたが、 >そこまでたどり着くまでカーブする時が痛かったので早く終わらないかなぁ・・・とばかり考えてました。 >今思えばもっと奥まで見せてとお願いすればよかったなぁ・・・と後悔しています 通常小腸まで検査しないのは、小腸が癌にかかるれいが少ないのと、腸壁が薄くてグチャグチャしているからとか聞きましたが? 最初の話ですが・・・大腸内視鏡検査の前に「ニフレック」などで腸内を空っぽにしてきれいな状態で検査している筈です。。。 したがって通常、内視鏡モニターには宿便らしきものは見えないのが普通でしょう。 内視鏡の先生のお話では肉を常食とする西洋人(特にアメリカ人)の場合は、日本人より粘液質っぽい残留物が多く汚いとのことです。
お礼
Eivisさん。 たびたびすみません。ありがとうございます。 >通常小腸まで検査しないのは、小腸が癌にかかるれいが少ないのと、腸壁が薄くてグチャグチャしているからとか聞きましたが? 腸壁が薄いんですか・・・ということは・・・ むやみに覗いては危険ということですね。 小腸の入り口という所を見ましたが、これ以上カメラが進んだら、かなり痛そうだなぁ・・・(・_;) とは感じましたね。 入り口らしい所は狭く見えましたし、私から見ると直角に近い曲がり角でした。間違っていたらごめんなさい。 >内視鏡の先生のお話では肉を常食とする西洋人(特にアメリカ人)の場合は、日本人より粘液質っぽい残留物が多く汚いとのことです。 実は、私もお肉が大好きなんです。 やはり、野菜中心の食事が健康につながるんでしょうね。 いろいろと勉強になりました。ありがとうございました。
- K-1
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以前「腸を水洗いする」というのをやったことが有ります。 そのとき、ドス黒いドロドロした得体の知れないものが出てきました。 あれが宿便と言われたら納得してしまうような物体でしたね。
お礼
>ドス黒いドロドロした得体の知れないものが出てきました。 ありますー!。私もセンナ入りの便秘薬を飲んだ時にドス黒いというより、深緑のドロドロの便が出たことがあります。変な臭いでした。 でも、巷で言われているほどの量、何キロもどっさりは出ませんでした。ほんの少しでした。 その時は、これが宿便かと思っていましたが、今思えば ものすごい腹痛と背中痛を伴っていたので、消化液か何かが腸壁を溶かしてしまったのかなぁ・・・・とか、いろいろ想像しています。 本当にあれはなんだったんだろうと新たな疑問が出てきました。 回答ありがとうございました。
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
宿便というのは腹具合の悪いものにとっては厄介な問題ですね! 私は大腸ガンで手術した時の先生から、腸内での便の状況をお聞きしたことがあり・・・非常に判りやすい説明でした。 [小腸内]での消化の状況は、[道端のゲロ状態]・・・表現は汚いけれど、酔っ払いが戻したのと似たような[未消化]だそうです。 一般に我々が言う大腸は、盲腸・結腸(上行結腸/横行結腸/下行結腸/S状結腸)・直腸の3つの部分で出来ています。 大腸の中でも[上行、横行結腸]にあるときは、これまた汚い表現ですが[ピーピーの下痢状態]で、ドロドロなんだそうです。 便に粘りが出来て次第に硬くなり、最後のS字結腸でこねられ固くなり始め、直腸の部分でウンチらしくなると聞き「成る程」と すっかり感心しました。 つまり宿便は少なくとも横行結腸以後が一番溜まりやすい場所と考えられ、時間が経過するに従い固形化が奥まで届くようです。 *なお滅多に撮りませんが、宿便の腹部をレントゲンで撮ると画面にはっきりとそのの状況が写しだされます。。。
お礼
>宿便の腹部をレントゲンで撮ると画面にはっきりとそのの状況が写しだされます。。。 えーーーっ!レントゲンに写るんですか? 私が内視鏡検査で見た時は何にもうんちらしい物が見えなかったんです。 想像してたより、かなりキレイでした。 小腸の入り口までの検査でした。 先生が「ここが小腸の入り口でーーーす!」と教えてくれましたが、そこまでたどり着くまでカーブする時が痛かったので早く終わらないかなぁ・・・とばかり考えてました。 今思えばもっと奥まで見せてとお願いすればよかったなぁ・・・と後悔しています。 貴重なお話ありがとうございました。
- Black_Angel
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下記参考 URL には関連質問があり,#2 に詳しい回答があります(noname になられていますが,この方はお医者さんです)。 ◎ QNo.431188 「宿便」について ご参考まで。
お礼
「悪血」と同じように、「宿便」も目に見えないもので、あくまで理論ということなんですね。 そうですよね。宿便が3キロもあったらスゴイですよね。 想像しちゃいます・・・妊婦さんと間違われちゃいますね。 参考URL本当に詳しく解説されていました。 ありがとうございました。
>実際、確認されているのでしょうか? はっきり言って、見たこと無いです。 仮に、小腸で消化の過程に有る固形物があったとしても、それは宿便とは言えません。また、腸内細菌は沢山いますが、それらは消化を助けたりする菌が殆どで、それもまた宿便ではありません。 gimpeiさんやpricedownさんがおっしゃる通り、西洋医学では認めていませんし、色々な所で、あたかもウンコが腸管の内壁にこびりついているような話しをしていますが、解剖をして腸管を開いて見ても、見たことがありません。 「宿便」と言う言葉がいつ頃からあったかわかりませんが、乱用傾向にあるのではないかと思います。
お礼
>解剖をして腸管を開いて見ても、見たことがありません。 えっ!? 実際に中を見たことがある方なんですか? すごーい!! やっぱり、宿便って無いんですね? ぞくに言う宿便とは滞留便と言うことなんですね。 そこで、また疑問なんですが・・・ 宿便がとれると謳われているセンナ入りの便秘薬を飲んだ事があるんですが、ひどい腹痛と背中痛と共に深緑の粘った便が出たことが有りました。ほんのチョットですが。 期待していた量とは程遠いものでしたが、これが宿便なのかと思い込んでいました。 これって、何だったのでしょう?消化液が固まったものだったのでしょうか? 変な臭いでした。 回答ありがとうございました。
- pricedown
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No.2の方のおっしゃる通り、西洋医学では認められていません。 「宿便を取る効果がある」と称して健康食品などを売ろうとする業者はゴマンと居るようですね。そのような業者がまことしやかに宿便の解説をしているサイトも多いようです。それらの食品に何らかの効果があったとしても、それは「宿便がとれた」為ではないと思います。
お礼
>宿便の解説をしているサイトも多いようです。 はい、よく見ます。本当に多いです。 ドラッグストアにも当たり前のように宿便とりの広告と一緒に商品が陳列されています。 以前テレビで「宿便は確認されていない」と言う人と 「小腸には存在する」と言う人と口論になっているのを見たことがありました。 それから、気になっていたんです。 実際、小腸の中を見てみたいですね。 回答ありがとうございました。
- gimpei
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西洋医学では否定されています。 消化器官の胃壁・腸壁も皮膚のように新陳代謝で 定期的に剥がれますから、密着できません。
お礼
>西洋医学では否定されています。 そうなんですよね。私も悩んでしまうんです。 当たり前のように宿便とりの薬とか売ってたりするのに宿便は確認されていないという話も聞きます。 >定期的に剥がれますから、密着できません。 そういえば・・・下剤が効きすぎたとき水便と一緒に白い膜のようなヒラヒラしたものが出たことが有ります。 それが腸壁が剥がれたものだったのかな・・・? 回答ありがとうございました。
- ma_
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お礼
早速の回答ありがとうございます。 やはり、小腸のヒダに宿便が・・・という話よく聞きますよね。 ますます、興味が出てきたというか、実際に小腸の中を見てみたくなりました。
お礼
ennuiさん、たびたびすみません。 東洋医学に関しても、こんなに詳しくお話して頂き、本当に感謝しております。勉強になりました。 ありがとうございました。