すでに3年も前になってしまいましたが、娘の卒業式では振袖に袴の同級生もいました。
振袖だけという人も。
娘はオーレンタルで、小振袖と袴でした。
足元はぞうり、巾着までセットです。
デ、振袖に袴のお嬢さんですが特に何も「ヘン」だとはおもいませんでした。
ただね、卒業証書をいただくために壇上に上がるのですが。
これが、舞台に上がる階段?が観客に背中を見せてあがっていってと、
観客に向かって降りていくという2本あって、
ちゃんとした階段でなく、いわゆるハシゴ段のような引っ掛けで
つかまるところも、ないし、足元もちょっとねという具合で、
袴を踏むんです。
さらに、大フリ袖だと、袴のすそを気にしていると、今度は振袖の袖を・・・・という。
観客としてみていてハラハラします。
降りるときは、卒業証書で手もふさがっていて、袖を引きずって・・・デ。
振袖のお嬢さんではなかったですが、
袴をいわゆる高校時代の制服のプリーツスカートのようにお尻をなでて
シートに座るというようなことをすると、
折角の背中にしょった、腰板が文庫に結んだ帯の上から落ちて、
袴の後を背中から落として、引きずった形での壇上に上がるという
人も何人か。
そんなこんなで、袴のすそ、さらに、振袖の袖、さらに、座るときのドサクサで袴の腰板が落ちるなどを気をつけてください。
ただの振袖のときよりもかえって、なれないすそが広がっていて、
大変ですから。
袴って、正にロングドレスのすそなんです、あの蹴回しと裾の長さは。
デ、すそを持つ手がね、振袖だからさらに要注意とことで。