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《オーヴェルニュの歌》などのクラシックの歌唱曲を 教えてください
最近、カントループの「オーヴェルニュの歌」を聴いて魅せられました。 キリ・テ・カナワの歌唱で、申し分のない出来ですが、もし、他の歌手のものでおすすめしていただける、CDがありましたら、お教えください。 また、クラシックの歌唱曲で、「オーヴェルニュの歌」以外のおすすめの曲、CDも教えてください。 当方は、ソナタから交響曲までの器楽曲は良く聴いている方だと思いますが、歌唱は楽劇やオペラなどを聴くくらいで、この曲に接して始めて、クラシックの歌唱曲に興味を持ちました。 まったく聴いていませんが、「冬の旅」と「子供の不思議な角笛」はもっています。持ってはいますが、教養として持っているだけで、今回の「オーヴェルニュの歌」ほどの感激は、これまではありませんでした。
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初めまして! ○キリテ・カナワ テイト:イギリス室内 当にオーヴェルニュ地方の風景!いや風土までもを鮮やかに感じさせてくれる大好きな一枚です。 カナワ登場以前は「グレイ」の名演が知られていましたが、LP以前の録音なので高音質に慣れた昨今では、チョッと辛いものがあります。でもCDに復刻されていますので若しご興味がお有りでしたら・・・ ただ、比較試聴は無意味ですが・・・ (復刻CD) http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/74829/s (参考試聴) http://www.youtube.com/watch?v=qVX29N2E0z0 寄り道の遺産紹介は、この程度にして・・ 「カナワ」や「アップショー」と並び同じ様な頻度で聴くのは・・・・ ●ロス・アンヘレス ジャキャー指揮:ラムールO オペラ歌手として名をはせたアンヘレスですが、歌手人生の後半は歌曲に多く取りくみ、この曲も録音を残しています。 私の感想は、南欧的な愛嬌の香りを振り撒くが如くで、彼女特有の魅力的で豊かな感情を感じさせつつ普段通りの気品が失われておらず好きな一枚です。 (CD試聴可) http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%81%AE%E6%AD%8C-%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%AC%E3%82%B9-%E3%83%93%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%87/dp/B00005GIO7/ref=dp_return_2?ie=UTF8&n=561956&s=music さて、 他の曲と言っても私は、歌曲を聴く比率が少ないので大したご紹介は出来ませんが、私の好みから少しだけ・・・ それから、同じ曲でも演奏に因って好き嫌いが有るので、曲名のご紹介と言うより、CDのご紹介の様な文面になっております。 曲名の確認は、お付けした試聴サイトから御調知頂きたく存じます。 ●フォーレ:歌曲全集 (所持盤CD 試聴不可) http://www.tsutaya.co.jp/works/20079254.html 《詳細曲名が無いですね。ジャケットデザインが違いますが、内容は同じですので下記を参考に載せます。【注意(店長コメント)=当セットは本家EMIからのライセンス発売ですが、曲順が更に作品番号順に近くなり、また音質もクリアになっていてオススメです。圧倒的低価格も魅力!!】》 (詳細曲名参考CD 試聴不可)http://item.rakuten.co.jp/chikuondo/brl92792/ フォーレに目が無い私は、フォーレの名を見ると放ってはおけなくて、中身を知らぬまま買ったものですが、聴いてみると、フォーレの持つ洗練されたエレガントさが、鋭敏な感性と教養を求められている様で、言葉に尽くせぬ至福たひと時を満たしてくれる様に感じます。 序でですから・・・私が50年前フォーレにはまった出会いの曲! ●フォーレ:レクイエム 私は、この曲の前では俄善人なんです(苦笑!) 全てが浄化され、優しく天国へ誘われている心持!家族には、私の葬儀では何もしなくて良いから、この曲だけを流して欲しいと言っているのですが、希望通りになります事やら!? ◆クリュイタンス指揮:パリ音楽院管弦楽団・合唱団 (所持盤CD ソプラノ盤 試聴可) http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AC-%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC/dp/B000PDZPJS ◆コルボ指揮:ベルン交響楽団 (所持盤は初期プレスCD ボーイソプラノ盤 試聴可) http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AC-%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0-%E5%86%8D%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9-%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%9C-%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB/dp/B0000ARKE6/ref=pd_sim_m_1 ●グリーグ:歌曲集 本命◆メゾ・ソプラノ:オッター 北欧抒情の新精華と断じます。 (所持盤CD 試聴可) http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0-%E6%AD%8C%E6%9B%B2%E9%9B%86-%E3%82%AA%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3/dp/B000084THF 対抗◆ソプラノ:キルステン・フラグスタート 北欧抒情の旧精華!! (所持盤CD 試聴不可) http://blog.goo.ne.jp/classic_2007/e/e75fc62782560646d560625b4587f9b4 とても聴き易い、癒しのミサ ●シューベルト:ドイツミサ曲 ヴァイル指揮:エイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団 ウィーン少年合唱団 (所持盤CD 7曲目~14曲目 試聴可) ベスト演奏かどうかは判りません http://www.tsutaya.co.jp/works/20090644.html ●プッチーニ:正式名「四声のためのミサ曲」通名(ミサ・ディ・グローリア) (試聴可 3段目)http://www.geocities.jp/saitama_daikum/1985-89/1985-89.html (抜粋試聴可 最下段)http://www.geocities.jp/joc255/netcon.htm 趣を変えて!?パリのエスプリ??例えば・・・ ●プーランク:黒衣の聖母への連祷(リタニエ) (CD試聴 19曲目“終曲”)http://www.hmv.co.jp/digital/product/detail/sku=2001369684 他に ●「東方教会のヨハネ・クリソストモ典礼」 (所持盤CD 試聴可)http://www.7andy.jp/cd/detail/?accd=C098215 気が付けば、普段良く聴く宗教曲が多くなってしまいました。 お好みに合わなかったら御免なさい。
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- gldfish
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ラヴェル / 歌曲集『シェヘラザード』より『アジア』 なんかはいかがでしょうか。 近代以降の東洋をモチーフにした作品でありながら(俗に言うアラビア音階が散りばめられているものの)ペンタトニックが殆ど出てこないという珍品ですが、夢想的な趣旨(1人の西洋人[少年?]が東洋を妄想する設定?)だからなのでしょうか・・。 (まことに大雑把ですが)ラヴェルならではの精緻で色彩感溢れるオーケストラにソプラノ独唱がのっかる・・・という意味で、似た趣はあるかもしれません。 どの盤がいいかは当方も模索中(というか調べてもいない)なので解りませんが・・・。ちなみに昨日、小澤征爾が音楽祭の生放送でやってましたね。
お礼
回答ありがとうございます。 ラヴェルの ほとんどの器楽曲は 数種類づつCDをもって 聴いていますが 歌曲は 聴いたことがありませんでした。 早速 模索しながら 聴いてみます。 ここの仕組みでは 結果を報告できないのが 残念です。
はじめまして。 オーヴェルニュの歌に感動されるとは素晴らしいセンスですね。実は私も20年前にこの曲を聴いたときかなり強い衝撃を受けました。 カナワがいいと思いますが他の音源としては ジャンス/カザドシュ/リール国立管弦楽団 アップショウ、ケント・ナガノ&リヨン国立歌劇場管 も良かったです。 他の歌曲を詳しく知っているわけではないですが、 コダーイ:天使と羊飼い なども素晴らしいと思いましたし(コダーイの傑作です) あとは宗教的な曲になりますが バッハのモテット ギボンズの宗教曲(小曲のセット) などは ちょっと催眠作用がありますが(宗教曲なので仕方ない)ぐっとひきつけられました。
お礼
早い回答ありがとうございます。 ジャンス、アップショウ、聴いてみます。アップショウは他の曲で良好な記憶がありますので、チャレンジしやすいです。 コダーイは作曲家としてのイメージを結べないほど聴いていません。たいへん楽しみです。 バッハのモテット、ギボンズの宗教曲も、当然ながら聴いたことがありません。ただし、バッハは「羊は柔らかに草を食み」という独唱部がある作品(世俗カンタータ?)に、デイヴィッド・マンロウの指揮演奏ではまってしまい、一時毎日聴きました。しかし、他の声楽付きの曲は、ヨハネとマタイを除いて、まったく感じるものがありませんでした。気持ちを新たにして、近いうちに聴いてみます。 ところで、声楽曲の場合、歌い手によってその演奏の正否が決定される場合が多いように思います。toto1961さんから推薦していただけるコダーイ、バッハ、ギボンズを歌っておられる歌手、演奏などを教えていただけると有り難く思います。ぜひよろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 のっけから言い訳で申し訳ありませんが 9月初めから 急激に仕事がいそがしくなり 時間的な余裕がなかったので お返事もできませんでした。本当に申し訳ありません。 グレイ アンヘレス 探して聴いてみます。 確かに 曲は オーヴェルニュ地方の風土を 豊かに 鮮やかに 感じさせてくれますね。 山と海 正反対の自然ですが、沖縄の 特に八重山の音楽に近いものを 感じます。 また 宗教曲以外の 中世音楽は そこそこ聴いているつもりですが あなたに誘われて 未知の領域にも 踏み込んでみます。 面白そうな曲ばかりです。どうもありがとうございます。