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映画「20世紀少年」について(ネタばれあり)
「20世紀少年」シリーズをざっと研究して、得た結論です。 結局、この物語(映画に限って。原作は全く知りません^^;)は、誰が一番悪いかといえば、ケンヂたと思うのですが、違うでしょうか?
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映画は見てなくて 原作を愛読してますが たしかにきっかけは子供時代のケンジですね。 大人になり その出来事(主にバッジを盗み、カツマタクンがその濡れ衣を着せられたのに黙っていたことなど)を忘れてしまってたわけですし。 でも 誰でも子供時代 似たように 今は忘れているかもしれないですが 友達やクラスメイトを傷つけたのに謝らずに終わった事はあるのでは? 間違いなく悪い事ですが 実際に事件を起こし いろんな人を巻き込んだフクベイやカツマタクンのほうが 『かわいそうな悪人』だとは思います。 きっかけはケンジだとして それを怒るわけでもなくケンカするわけでもなく 恨み続けた結果……。 悪いのは ケンカもせず一人で根に持ち続けたカツマタクンと カツマタクンを仲間はずれにして、そうさせたフクベイを筆頭とするイジメッ子やクラスメイト もちろんケンジも… なので一番悪いやつはいなくて 皆 悪い。子供だからこその無邪気な悪さですが 皆 悪い。 と 個人的に思います。 多分 子供時代に無邪気な悪さをした 僕もあなたも皆さんも… 。 僕も覚えはありませんが…(汗)
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http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5253973.html 質問タイトルに個人的なIDが載っていますが。。。事務局には編集依頼を出しておいてください。 誰でも答えられるようになっているし、 実際に回答されているではないですか(笑 映画しか観ていませんが、 ケンヂ自らそういっていますね。 「ともだちを作ったのはおれだ」みたいなセリフですし。 映画版脚本家のメインは長崎尚志、浦沢直樹は原作組ですが、 彼らのそういうものへの主義主張は一切しりません。 しかし、 監督である堤幸彦は「ケイゾク」「トリック」などで、 風習、因果、業(ごう)、宿命、エセ科学に頼らざるを得ない人間達の悲哀を演出していました。 今思えばたった一つの小さなエピソードでもそれにこだわってその後の人生を大きく変える大きなエネルギーになるということを平気で描写する側の人です。 脚本に堤幸彦の名前はクレジットされていませんが、 オリジナルのラストシーンも含めて堤の世界観は充分にケンヂの業を表現していると勝手に思っています。
お礼
済みません、ぜひkoiwaku様のご見解を伺いたかったのです、編集依頼をしますね、済みません。 こういう他愛もない漫画とか映画とか、一生懸命考えるにつれ、思想とか哲学をしっかり勉強したくなる今日この頃です。いつも大変勉強になります。ありがとうございました。そして、申し訳ありませんでした。また何かあれば、よろしくお願いいたします。
お礼
なるほど、まさしく正論だと思います。ありがとうございました。私も、そういう心当たりがあります。 人間の深層心理を見事に描いたような映画だと思いました。うまく言えませんが、ピカソのキュービズムの絵の見方が分かったような、…(笑) ありがとうございました。 追加質問 フクベエの死因、死の真相は何でしたでしょうか? 子供のときに死んだのですよね?