十年以上のキャリアで“ゆがみツールや部分コピペで変形”というフレーズから
「整形手術」は既に極めておられるものとお見受けいたします。
そこで、私の周囲ではあまり使い手のない色調補正の小技を投稿いたします。
(会社案内などに掲載する、大がかりな補正が望まれない写真で使っています)
・RGB or Labモードで補正
Adobe Photoshop の各種機能は基本的にRGBでの作業用に作られているので、
大がかりな加工の際は一旦RGBモードに変換してから作業しています。
(特に、レイヤーのブレンドモードで大きな違いがあります)
また、提供される写真の過半はとんでもない環境(当然スタジオ撮りではない)で撮影された、
盛大に色被りした写真です。
それらをまともな色に補正する際に、Labモードでトーンカーブを使っています。
(色相と明度を分けて調整できるので、自由度がかなり広がる)
これは逆に色をかぶらせる用途でも使えます。
・CMYKへの変換は「プロファイル変換」から
上項の続きとなりますが、加工後の画像をCMYKに変換する際は
「編集>プロファイル変換」から各オプションを都度操作しています。
もっとも、この作業に関しては製版屋さんに丸投げするのが最良ですが…。
・ブラシorレイヤーの「色相/彩度/カラー/輝度」を活用
毛穴やしわを“活かしつつ”目の下のクマやシミを隠す際には
ブラシorレイヤーの「色相/彩度/カラー/輝度」を使っています。
血色のいい部分からサンプル範囲を広めにしたスポイトで色を取り、
調整したい箇所に塗っていくだけです。
スタンプや修復と違い、元のしわなどが残せます。
ひとまず思いつくのはこのぐらいでしょうか?
どれか一つでもお役に立てば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても参考になりますよ! Labモードでのトーンカーブは使います。 すごく綺麗ですよね。 色相/彩度/カラー/輝度は たまにしか使わないので 使ってみますね。 めいっぱい拡大して スタンプで根気よく、、というのが 基本かもしれませんが ぼーっとやっているとすぐ 楽したくなります。 でも改めて思いますが 写真がそのまま使える位綺麗なのが 一番ですよね。