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終身医療保険について
40代女性です。 終身医療保険への加入を検討しています。損保ジャパンひまわり生命の「健康のお守り」に決めかけていましたが、アフラックより「新EVER」が出るということで補償内容を比較検討したところ、「健康のお守り」の手術見舞金の支払対象の手術が「入院(日帰り入院を含む)」を条件にしているところに引っ掛かり、再検討中です。 「新EVER」は、外来での手術も給付の対象となります。 この差は大きいのでしょうか? 1回当たりの手術給付金は、入院日額の5倍と、それらの手術に対する給付は少額なのですが、入院が条件か否かで、給付対象となる手術の範囲は、かなり違ってくるものなのでしょうか? 実際、「新EVER」は、「給付対象の手術を約1000種類にまで広げました」が謳い文句です。これを言葉どおりに補償が良くなったと受け取って良いのでしょうか? 「健康のお守り」との比較では、重大手術に対する補償(入院日額の40倍)は残ったものの、「新EVER」では、入院日額の20倍補償の手術がなくなり、全て10倍補償となっています。 給付金を申請する際には、たとえ給付金が少額であっても、診断書の提出などは求められ、それに費用がかかるわけで、総合的に判断してどちらが良いのでしょうか? 個人的なご意見で結構ですので、お聞かせください。
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「私は独身なので死亡保障は考えておりません」 となると、最も困るのは、長期入院だと思います。 長期入院して、仕事ができない、身の回りの世話をしてくれる人がいない…… となれば、まずは、このような最悪の事態を避ける手立てを考えてください。 所得補償保険も検討してください。 (日立キャピタルなど損害保険会社が扱っています) 一方、所得補償は貯蓄が増えてくれば、減らす、解約することも可能です。 なので、もう一つの柱は、貯蓄です。 老後資金をはじめとして、貯蓄は重要です。 『60歳以降、保障が悪くなること。実際、医療保険のお世話になるのは、この年齢以降だと思っています』 私も、そう思います。 一方、今から、20年後、40年後の医療がどうなっているのか、医療制度がどうなっているのか、想像するのは、とても難しいです。 20年前、まだ、癌と言えば、死の病であり、入院して「戦う」病気でした。 今では、かなり様相が違っています。 抗がん剤を外来で点滴するということも行われるようになっています。 錠剤の抗がん剤まで登場しています。 なので、EVERのように特約を付けたり、外したりできるのは便利です。 もう一つ、インフレリスクという問題もあります。 つまり、今、何十年後までも見越して決めるのは、難しいのです。 どれを選んでも、役に立たなくなる可能性があります。 アリコですが…… アリコと言う会社は、新製品の開発、営業など企業として優秀な会社なのです。 ところが、今回、AIG問題でキズを負ったところに、情報漏れ、さらには、税金問題までもが出てきて、踏んだり蹴ったりの状況になっています。 その上に、対応が後手後手に回って、自分で自分のクビを絞めています。 トラブルが起きたとき、企業の対応策は、戦うか、逃げるかという2つしかありません。 こんなとき、今までの小さなトラブルを逃げてきて、その場しのぎが成功した会社の場合、どうしても逃げを打ちたくなります。 そして、そんな企業が少なくなく、そのために、多くの企業が姿を消しました。 一方、戦う企業もあります。 有名なのはパナソニックのファンヒーターです。 問題のファンヒーターが今もって残っているとは思えないのですが、全量回収を至上命令にしているこの会社は、今でも捜し求めています。 http://panasonic.co.jp/index3.html このトップページの右下の方に、「商品に関する大切なお知らせ」に掲載しています。 アリコが、いつ、どこで、どう狂ったのか、これから、どこへ向うのか、私には分りませんが、今が正念場であることには違いありません。 ついでに言えば、アリコと言えば通販と思われていますが、実は、代理店ルートを持っています。そして、アリコの代理店というのは、優秀な人も少なくないのです。 これから、アリコの商品を選ぶのならば、通販ルートではなく、代理店ルートで……というのも一つの方法です。 がんになるリスク…… 質問者様ががんになるかどうか、こればかりは、分りません。 女性でも、二人に一人ががんになる時代が、すぐ、そこに来ています。 男性は、すでに、二人に一人の時代になり、三人に二人の時代が迫っています。 ご参考に…… http://ganjoho.jp/public/statistics/backnumber/odjrh3000000vdf1-att/fig17.pdf 保険料の一括払い…… このような保険は、「特殊」と見なされているので、各保険会社とも、表立って宣伝をしていませんが、全ての保険会社が持っていると思って良いぐらいです。 ソニーだけではないので、気になる保険会社に当たってみると良いでしょう。 話は別ですが、私は、独身の方には、アフラックのWAYSの検討をお勧めしています。 この保険には、介護年金コースがあります。 本当は、介護問題は重要な問題なので、介護保険には別途、契約する価値があると思っているのですが、若い方は介護問題に関心がない、ご自分の問題となったときには保険料が高くて契約できない……という、契約者のニーズに合わない保険の代表です。 でも、WAYSならば、解約払戻金がある、決断するのは、60歳払込の場合は58歳、65歳ならば63歳なので、決断を先送りできる……という特徴があるので、敷居が低く、検討してはいかがですか、と提案しています。 ご参考になれば、幸いです。
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- number73
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ジャパン社にしてもアフ社にしても、どっちでもいいですが、 1入院わずか60日程度の“超”短期保障型の医療保険を、 終身もの長い間、保険として持つこと自体、ギモンがあります。 69歳までで健康保険を持っている人であれば、 60日の医療費上限は高額療養費制度により20万円ほどです。 20万円を保障してもらうために、医療保険が必要ですか? 70歳を超えれば60日の医療費の上限は9万円ほどです。 9万円を保障してもらうのに、医療保険が必要ですか? アフ社の新EVERは手術を1000種類に広げたようですが、 その1000種類は、公的健康保険制度連動型なので、 公的保険、つまり健康保険が使える範囲の手術です。 ということは基本3割負担、さらに高額療養費も適用されるので、 手術をし60日入院をして自己負担したとしても20万円程度で済むので、 60日程度の医療保険がなくてもいいのでは? 手術保険金が日帰りでもいいとか入院が必須だとかは、 検討するのに大した違いはありません。 医療保険は保障してもらうことばかり考えていると、 本質を見失います。 60日程度の短期保障型の医療保険がなくても、 60日程度の入院ではそんなに困りませんよ。 困るのは、確率は低いですが、 収入も減り貯金も減る続けるような長期入院になった場合。 こんなときにこそ医療保険が必要になるのですが、 長期入院のときに60日程度の医療保険があっても、 ほとんど役に立ちません。 結論。 医療保険は、そんなに困らない超短期入院から、 自分ではコントロールできない長期入院に備えるため、 1入院180日以上必要。 保険期間は70歳までで十分。 極論は、医療保険はなくてもいい。ただし、がん保険は必要。
- rokutaro36
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(Q)「新EVER」は、外来での手術も給付の対象となります。この差は大きいのでしょうか? 入院が条件か否かで、給付対象となる手術の範囲は、かなり違ってくるものなのでしょうか? (A)「健康のお守り」の手術給付金は、外来手術も含んでいます。 例えば、白内障の手術をしたとき…… 「健康のお守り」ならば、外来、日帰り入院に関係なく、10万円です。 「新EVER」ならば、日帰り入院ならば5万円、外来ならば2.5万円です。 入院して、扁桃腺の手術を受けたとき…… 「健康のお守り」ならば、ゼロ。 「新EVER」ならば、5万円。 入院して、乳がんの根治手術を受けたとき…… 「健康のお守り」ならば、20万円 「新EVER」ならば、5万円 入院して、子宮がんの開腹手術を受けたとき…… 「健康のお守り」「新EVER」ともに、20万円。 子宮頚管ポリープ切除手術を外来手術で受けたとき(外来手術が当たり前の手術です) 「健康のお守り」ならば、ゼロ。 「新EVER」ならば、2.5万円。 なので、単純な比較はできません。 (Q)、「新EVER」は、「給付対象の手術を約1000種類にまで広げました」が謳い文句です。これを言葉どおりに補償が良くなったと受け取って良いのでしょうか? (A)言葉通り「広くなった」というだけ。 給付金の金額も変化しているので、良い・悪いという判断はできません。 (Q)総合的に判断してどちらが良いのでしょうか? (A)「健康のお守り」と「新EVER」では、明らかに、目指すところが違います。 「健康のお守り」は「入院と手術に保障を絞ったシンプルな一生涯保障の医療保険です」 (健康のお守りのHPの説明から引用) 新EVERの謳い文句は「もっと頼れる医療保険」「ニーズに合わせていろいろ選べる」 (新EVERのHPの説明から引用) 新EVERは、従来のEVERのシンプル路線から離れて、フルカバータイプの保険を目指すようです。 質問者様が、通院や先進医療など様々な保障が欲しいと思えば、新EVER。 シンプルを選ぶのならば、健康のお守り。 ということでしょう。 個人的には、新EVERですが、理由は、保障内容ではありません。 アフラックという会社は、新しい保険を出したとき、旧来の保険が陳腐化しないように色々な特約を用意してくれます。 がん保険で、そのような手法をとっていますが、今回も、旧EVERには専用特約が用意されています。 つまり、将来、医療保険に求めるニーズが変化しても、古い保険を解約して、新しい保険に契約するという無駄をしなくても、特約を付加すれば良いことになります。 若いうちは、そっくり入れ替えても良いと思いますが、高齢になると、切替は保険料が高くなるので苦しくなる場合も出てきます。 そんなとき、欲しい特約だけを付加できるというのは、良いことだと、私は思います。 ご参考になれば、幸いです。
補足
rokutaro36さん、丁寧なご回答、ありがとうございます。 医療保険のことで悩み続けて数ヶ月、(きっかけは、簡保の養老保険が満期となり、付けていた入院特約も無くなり無保険状態になったことです)誕生日も迫ってきているのであせっているのですが、まだまだ決めかねています。 ここでの他の方の質問や、rokutaro36さんの他の方へのご回答、ご意見を参考にさせていただいております。ご迷惑でなければ、もう少しお付き合いください。 私は独身なので死亡保障は考えておりません。 最初は、こくみん共済の医療タイプを考えていたのですが、 1.60歳以降、保障が悪くなること(実際、医療保険のお世話になるのは、この年齢以降だと思っています。周りを見てもそうです) 2.先進医療に関する保障(実際、使えるかどうかは分かりませんが、個人的には、医療技術の進歩と現在の公的医療保険制度を考え合わせた時、先進医療の範囲、治療を受ける可能性は、将来的に大きくなっていくのではないかと考えております)が気になり出し、他の保険を調べ始めました。 「健康のお守り」は、最初、シンプルで(即ち、掛金が安くて)、一生涯、しかも、一月70円で先進医療特約が付けられるというところに(HP、及び、rokutaro36さんのおっしゃるとおりです)惹かれました。 旧EVERは、同じ保障で掛金が少し高かったことと、先進医療特約が付けられなかったことで対象外でした。 私自身、医療保険は、まだまだ発達段階だと思っていて、これから医療のスタイルが変わるにつれて、各社競合しつつ、様々に変わっていくものだと思っています。 まずは、ベースを作りたいという思いがありますが、rokutaro36さんがおっしゃっておられるように、「将来、医療保険に求めるニーズが変化しても、古い保険を解約して、新しい保険に契約する(ベースを崩す)という無駄をしなくても、特約を付加すれば良い」というのは、医療保険選択の際の重要なポイントであると思います。 (先進医療特約には、上でご説明したとおり、魅力を感じているのですが、「新EVER」のスタンダードプランについている通院保障については、掛金に見合うほどではないとあまり魅力を感じでおりません) というわけで、まだ悩み続けています。 そこで質問ですが、質問は少しずれるのですが、以上の点、アリコの「やさしくそなえる医療保険 終身タイプ」は、どうでしょう? 保障の細かいところでは、一長一短あると思います。それは、「健康のお守り」と「新EVER」の比較でも、例を挙げてご説明いただいたとおりだと思います。「やさしくそなえる医療保険」で引っ掛かっているのは、先進医療特約が10年の定期タイプになっているところです(保険料がかなり上がるのではないかと心配しています)が、保障内容とは別に 、アリコの企業姿勢はどうなのでしょう? rokutaro36さんの個人的なご意見で結構です。 あと、もう一点、がん保険(正直、自分ががんになるリスクは、あまり高くないと思っています)の代わりに、また、養老保険の満期保険金の使い道として、資産分散、主に貯蓄目的で(保険を貯蓄と考えてはいけないというお考えの方も多いですが)ソニー生命「リビング・ベネフィット」最低額(200万)の保険料全期前納を考えております。(5年後には、解約返戻金が払込料を上回り、以後、年利1.5%くらいで増えます) 以上、rokutaro36さんのご意見をお聞かせ願えれば幸いです。