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BUFFALOの外付けHDD『DUB2シリーズ』について
現在BUFFALOのUSB2,0接続式の外付けHDD『DUB2-B160G』と『DUB2-120G』の2つを持っているのですが、120GのHDDのはずがエクスプローラー上では111GBしか容量がありません。IDEの120GBHDDも持っているのですが、こちらは115GBまで使えるようです。160GBの方も149GBしか使えないようです。 4GBの差は大きいと思うので、対処法をご存知の方がいらしたらゼヒ教えてください。 OSはwin98seを使用しています。それではよろしくお願いします。
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これは、少ない、損したというより、多くて得したというのが本当のところですけど・・・本来の容量に誤りがあるのは115GBで認識する120GBドライブのほうで、これが120GBより多いのです。 基本的に、ハードディスクは製造時には1000B=1KBとして製造されます。そのため、120GBは約120,000,000,000Bとして製造されます。 この値は、2のべき乗で計算するWindows上のエクスプローラ画面では、120,000,000,000B÷1024(KB)÷1024(MB)÷1024(GB)で計算されます。 結果は、111.75870・・・GBとなり、Windows上では容量がハードディスクドライブに記載されている容量より低下します。120GBでは111,7GBが本来Windows上で認識されるべき容量となります。外付け120GBハードディスクの容量とほぼ合致するはずです。 基本的に最近のハードディスクは容量が大きいため必ず確実に120GBになることを保障しておらず、「約」120GBとしてあるため誤差が多少はあります。そのため、この111GBという値はもっともふさわしい値となります。 対して、115GBと認識する120GBハードディスクは、エクスプローラ上では2のべき乗で計算されているため、製造時に用いる1000B=1KBで換算で計算すると、 115GB×1024(MB)×1024(KB)×1024(B)となり、 結果は123,480,309,760Bとなり、製造換算では123GBと3GB多い値となります。そのため、こちらの値は、超過しているお得品ということになります。 まあ、120GBも容量がありますから、容量が多いほど誤差は大きな単位で生じるようになりますから、逆に3~4GBぐらい少なくなることも希にあるでしょうが、今回の場合はIDEのハードディスクは3GB多いと言うことで、お得品で外付けドライブは規定の容量ジャストの製品と言うことができます。 ちなみに、同じ計算で160GBのドライブを計算するとどうなるかというと、 160GBは 160,000,000,000B÷1024÷1024÷1024=149.0116119GBとなります。 この値は、通常のハードディスク容量の換算方法では規定の範囲ぴったりで問題ない製品となります。 ということで、認識容量を増やしたいという意味で、対処法をというのであれば、元々認識容量に間違いがないと考えられるため、どうにもならない。むしろ、内蔵ドライブは123GBとなり多いため得しているということになり、喜ぶべきことで、これらはあくまでハードディスク製造時に発生する誤差による物と言えます。まあ、たとえ120GBという大容量ドライブでも3~4GB単位で差が明らかに出るのはあまり多くはないはずですから、結構お得となりますね。 ここで大事なのは、ハードディスクは確実に120GBと決められていないで「約」「およそ」120GBとなっていることと、Windows上での計算方法と、ハードディスクドライブ製造上の容量の計算方法が違うということ。頭の片隅にでもしまっておいてください。 いかがでしょう。謎はとけましたか?
お礼
本当によく解りました!説明も丁寧かつ解り易いので知識の浅い僕でもすんなり理解することができました。 Windows上とHDD製造上の容量の計算方法については『違う』ということしか知らなかったので、今回詳細に教えて頂いたことで何かもやもやが取れたような気がします。 ご回答ありがとうございました!