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なぜかイスタンブールに寂寥感を感じました
こんにちは。 昨年初めてトルコのイスタンブールを訪問したのですが どこを観ても無性に悲しい思いにとらわれてなりませんでした。 何が理由か自分ではっきり分かりません。 もしかしたら日に何度かある街中に響き渡るムスリムの祈り(拡声器をつかったもの)かもしれませんし あらゆる場所にひるがえる国旗にみる軍国主義の表れ トルコ人特有の憂いある表情などが考えられますが しかしどうしてあんなに底なしに悲しい気分に陥ってしまったのか不思議です。 ちなみに私はイタリアのベニスを旅行した際にも無性に悲しくなって一刻も早く街から出たいと思いました。 後にテレビで、ベニスは大昔疫病で多くの人が亡くなった経緯があると知り 私自身霊感があるわけではないのですが、それを肌に感じたのかなとも思いましたが実際のところはわかりません。 私のようにトルコのイスタンブールに無性に寂寥感を感じたかた、予想される理由が思い当たるかた、または正反対の感情を持たれたかたがいらっしゃいましたら ご意見お伺いしたく思います。 どうぞ宜しくお願いいたします。
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こんにちは。 質問文を読ませていただいた瞬間、わたしも#1さんと同じ考えが真っ先に思い浮かびました。「 東ローマ帝国の滅亡 」 この哀愁です。 ついについに、もう抵抗はおしまい・・・最後の最後に、コンスタンチノープルに孤立したキリスト教徒たちが言葉少なに集い、静かに祈りをささげて運命に身をゆだねたのは、アヤソフィアです。 わたしは、塩野七生さんの「コンスタンチノープルの陥落」という本を読んで、それが原因でイスタンブール行ってみたくなり、旅行に行きました。はじめからどんなことが起こった街なのかわかっていたので、胸が締め付けられる気持ちに何度もなりました。特に、ガラタの塔から金角湾を眺めた時と、アヤソフィアでは、涙が出そうになりました。 でも、トルコ料理やトルココーヒーなど、それはそれ!と、しっかり楽しみました・・。
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- nidonen
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トルコは第一次大戦後に欧州列強によって分割統治された歴史を 持ちます。それを国父と慕われるケマル・アタテュルクが指導した トルコ革命を経て、統一と独立を果たしました。つまりトルコ国旗は 独立の象徴です。それを軍国主義と結び付けるのはトルコ国民に対する 侮辱にさえなりかねませんので、ご注意ください。 寂寥感ですが、色の問題が考えられます。自然の緑が少なく、 街中が薄茶色ばかりだからかもしれません。ベニスもよっぽど 天気が良くない限り空は鉛色で、色調に乏しい街並みと言えます。 色が感情に及ぼす影響は大きいことが知られています。日本は 国土の7割を占める山林、川や海など豊富な水資源、わりと日照 時間の長い恵まれた気候、そして近代的でキラびやかな建物など、 色のバリエーションが豊富な国です。 その感覚で他国を見ると、実は田舎ばかりの米国や、雑多な 雰囲気のアジアでは寂しさを感じないのですが、石の文化の国に 行くと寂寥感を感じても不思議ではないでしょう。
お礼
早速のご回答をどうもありがとうございます。 トルコ国旗が独立の象徴、軍国主義と結びつけるのはトルコ国民への侮辱になりかねないとのご指摘、 私の知識不足とはいえ、このような公のサイトに記載するには 甚だ問題のある文章であったと大変に反省しております。 大変に失礼いたしました。 またご指摘いただきまして誠にありがたく感謝申し上げます。 色彩による心理的影響というご意見には、なるほどと驚きました。 確かにイスタンブールもベニスも薄暗いグレーのイメージです。 しかしヨーロッパ他国と比べ、極端に色彩が少ないように思いました。 質問の主旨と離れますが、 もしご存じでしたらお尋ねしたいのですが 色調による差違で国民性などにも影響は生じるものでしょうか?
- 風車の 弥七(@t87300)
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最初に一つだけ訂正しておきます。 >あらゆる場所にひるがえる国旗に見る軍国主義の表れ 国旗は軍国主義ではありません。 その国の象徴で国旗を焼くのはその国に対する最大の侮辱です。 本題・・ イスタンブールは1453年まで東ローマ帝国でした。 オスマントルコに滅ぼされたのですが、このときの哀愁を感じ取ったのかも知れませんよ。 その悲哀を肌で感じたのではないでしょうか。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 国旗と軍国主義の考え違いにつきましての誤った記載を お詫び申し上げます。 知識が不十分で大変に失礼いたしました。 ご指摘ありがとうございます。 哀愁。。。 私のなかのイスタンブールにぴったりの言葉です。 トルコの歴史について関心がわいてきました。 勉強してみようと思います。 どうもありがとうございました。
お礼
こんばんは。 ご回答をどうもありがとうございます。 そのような経緯を知り、再びまた深く悲しい気分がよみがえってきました。 確かにアヤソフィアは美しかったのですが、同時に非常に悲しく私も胸が締め付けられるような寂寥感を感じました。 知識の浅い私でさえそうでしたので、回答者様の思いは計り知れないものであったろうと推察いたします。 私もトルコ料理はどれも口にあい、グルメという意味ではまた訪れたいのですが しかしあの哀愁があまりに苦しくて、恐らくもう行くことはないように思います。 「トルコ大好き!」と朗らかにおっしゃるファンのかたがたは、どのような心境なのでしょう。