タイトルのとおりモニタを接続しない環境でX Window Systemが起動できず困っています。
省スペースマシンでファイルサーバー(NAS的な扱い)を構築しようと思い下記構成でシステムを構築しました。
マザーボード: インテル製「D945GCLF2」
CPU: (オンボード)
メモリ: Transcend製JetRamDDR2-800「JM800QLU-2G」(2GB)
ハードディスク: 日立製「Travelstar5K320(HTS543232L9A300)」(320GB)
OS: DebianGNU/Linux5.0
デスクトップ環境: GNOME
主なデーモン: Samba+Swat、Xrdp、Telnet、NTP
マシンにはモニタや入力装置は接続せずに電源ケーブルとLANケーブルのみを接続して運用したいと思っています。
設定をいじる場合はXrdpへWindowsマシンよりリモート接続して操作します。
構築作業自体は問題なく完了したのですが実際にモニタや入力装置を外して電源を入れたあとにXrdpへリモート接続するとマウスが正常に機能しません。
正確にはデスクトップの上下のバーに対してマウス操作が全く利かないのです。
そこでモニタをつなげてみると
Failed to start the X server (your graphical interface).
It is likely that it is not set up correctly.
Would you like to view the X server output to diagnose the problem?
というメッセージがブルー画面上に出ていました。
恐らくXrdpの障害というよりもX Window Systemが正常に起動できなかったことが原因っぽいです。
モニタを接続した状態で起動するとこのエラーは出ないためモニタの有無が関係しているようです。
モニタの電源のOnOff状態は関係なくただケーブルで繋がれていればエラーは出ないようです。
(モニタの電源ケーブルを抜いた状態でもマシンに接続されてさえいればエラーは出ない)
なお、モニタを接続した状態で正常起動させてリモート接続するとマウスは機能します。
一応ネットでも調べてみたのですがモニタの有無についての有力な情報は見つかりませんでした。
どなたかモニタを接続していない状態でX Window Systemを起動させる方法をご存知の方よろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに物理的に繋いだことにしてしまえば解決しそうな気がします。 でも、まずはソフトウェア上の設定調整で対応したいと思っています。 このやり方は最終手段として検討させてもらいます。 ありがとうございました。
補足
いろいろ調べたのですが、やはりモニタを接続していない場合のXServerの動作についての情報は全く見つかりませんでした。 (一般的にはモニタがない環境でXServer起動させても意味がないので仕方ないですが・・・) というわけで、adoircusさんの案を実行してみました。 紹介いただいたMiniDsub15用のジェンダーチェンジャーと金属皮膜抵抗75Ω(1/8ワット用)×3つを用意。 MiniDsub15用ジェンダーチェンジャーのRGB信号用ピン穴に抵抗を差し込んでプラグを自作。 マシンに取り付けて起動させたところ見事XServerが起動しました! 抵抗むき出しではホコリ等が気になるのでDsub15コネクタカバーをつけました (抵抗がジャマでカバーがうまく取り付けられず糸で無理やり縛りつけました) 抵抗は1/8ワット用を使用したのですが、RGB信号の最大電圧に関する情報が見つからなかったので消費電力がオーバーしないかちょっと不安です。 75Ωだと3V程度までだったら1/8ワット以下に抑えられると思うのですが。 3Vもないですよね?