なんか、エコロジーってイメージが一人歩きしてる感じがします。
「便利な消費」を買わずに、「便利な消費しない」を選ぶのがエコロジー、でしょうか。
昔は、ビール瓶が主流でした。
重いし、落とせば割れてしまうし、不便ですが、瓶入りの方が美味しいという意見もありました。
瓶は洗って再利用していましたよね。
昔に比べて、技術も上がり、缶ビールが昔ほど缶臭くなくなって、より美味しくなった。
軽いし、持ち運びも便利ですが、缶自体は再利用ではなく再資源化になりますね。
それでも、瓶ビールを選ぶのがエコロジーって奴だと思います。
缶はリターナブル瓶より「便利な消費」、ですよね。
昔は頭陀袋なんて持ち歩こうものならば、窃盗を疑われたりしたものでした。
でも、今は、エコバッグ文化が浸透し、レジ袋を貰わない多数商品の買い物も普通に可能になりました。
この場合は、レジ袋が「便利な消費」。
経費は販売商品に上乗せされると考えれば、最終的には消費者が買っているのと同じ。
何でもエコっていうのはきわめて難しいです。
(今更、便利な生活を捨てられはしませんし。)
出来ることだけ、エゴなエコ。
これが実情かな、という気が、私はしています。