まず、他の回答者さんと異口同音に言いますけど無線LANにおけるWEPキーセキュリティー
では不安材料が非常に多く、TKIPまたはAESが使えるのであればそちらで設定されることを
強くお奨めします。
WEPキーを使う唯一の例外はNintendo DS(Liteを含む。iを除く)またはNintendo DSの
ゲームタイトル上でWi-Fi通信機能を利用するときのみです(このケースではiも含む)。
PCが古いとか無線LANの親機が古いとか言うのは小金を出して機能強化すれば解決できる
話です。
参考までにPSPの場合はネットワークアップデートを用いて現在ではAES暗号化に対応
しています。ただし、バッファロー社のルーターについているAOSS機能で設定されると
WEPキーで設定されるため、TKIPまたはAESで設定する場合は面倒でもご自分で設定する
必要があります。
また据え置き型ゲーム機の無線LAN機能についてはAES暗号化に最初からついている
ようです(Wiiのみで確認。PS3,X-BOX360については口コミなどで聞いているだけで裏はとれて
いません)。
で、前置きが長くなりましたが、扉の鍵を複数かけるのと無線LANのセキュリティーを
がちがちに固めるのとではわけが違います。無線という電波に乗せてデータを送受信するので
・乗っている電波の周波数を把握する
・送受信データを傍受して暗号化の状態を調べる
・WEP暗号であることを突き止めてそこからSSIDを突き止める
・後はSSIDとWEPキーを算出する
・物理アドレス(MACアドレス)については先の通信記録から詐称する手段をあらかじめ
調べ上げておいて無線LANへの通信する際に詐称した状態で電波に乗せる
#いずれのケースも具体的な手段については明言を避けます。ここまでの解析は
そんなに長い時間はかかりません(5分未満と言ったところですね)。
・・・とはいうものの、現実にがちがちに固めたセキュリティーに時間をかけて色々
やるよりも侵入しやすいところをまず探してそこを足がかりにするのが常套手段である
ことを考えれば、無意味ほどではないにしても、穴のあるセキュリティーではあるという
ことです。
必要最低限の組み合わせ・・・というか、やっぱり今はAES暗号化で無線LANを
構築するのがベストです。ごく最近の話ですが、TKIP暗号も条件付きながら突破された
という話を聞きました。
このように暗号化というのも開発者と犯罪者とのいたちごっこの世界の一つですから
時代に合わせて新しい暗号化テクノロジーに載せ替えることが個人ベースで確実にできる
設定の組み合わせということになります。なんと言っても「突破された」という事実が
すべてを物語っています。
お礼
回答有難うございます。バッファロー社のルーターですがAOSS機能で接続していますが手動でAESで設定しようと思います。有難うございました。