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日焼け後のケア・熱中症対策
主人が現場仕事で、毎年真夏は過酷な状態で働いています。日焼け後のケアと熱中症対策を教えていただきたいのでよろしくお願いします。 ***日焼けのついて*** (1)汗だくでの仕事なので日焼け止めなど塗るのをいやがります。毎年、真っ黒に日焼けするのですが皮膚がんが心配です。大丈夫でしょうか。 (2)帰宅後にケアすることで皮膚がんのリスクが少なくなりますでしょうか? (3)シーブリーズを塗るぐらいしかしていないのですが、他に、体の中から、外からのケアがあれば教えてください。 ***熱中症対策*** (1)エアコンは身体に良くないし夏バテのもとと思うのですが、帰宅後や寝る時は涼しく保ってあげたほうがいいのでしょうか? (2)クールダウンのためにお風呂はぬるめ、食事はソーメンなど身体を冷やすものがいいのでしょうか? ご回答よろしくお願いいたします。
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栄養士です。 ***日焼けのついて*** 1 肌が黒く日焼けしているなら大丈夫です。(紫外線の防衛反応) 肌が赤くなり、腫れている場合は危険です。(防衛反応が弱い) 日本人の肌は白いですが、遺伝子的には白人より黒人に近いのです。 そのため日焼けで黒くなるのが普通です。 肌は黒くなることで日傘を着るのと同じ働きをします。 肌が弱く、赤く日焼けするなら、日焼け止めクリームを使ってください。 2 多少は効果があると思います。 しかし、皮膚癌の原因になる日焼けをしないのが一番良いです。 そのため、可能なら薄生地の長袖のシャツを着るのが良いです。 3 夏はさっぱりした食事を好みますが、やはり、 栄養バランスよく食べる必要があります。 夏ばて防止には、赤身の肉、赤黄野菜、うなぎ、豚肉、レバー、 卵、牛乳製品、大豆製品、ココア、貝、イカ、タコなど 精の付く物が良いです。 また、癌を防ぐビタミンの多い食材が良いです。 白緑野菜、根野菜、果物、海草、ゴマ、青魚、きのこ、梅干、お酢、 アボガド、オリーブ油、植物油、(油は1日に大さじ1杯)が良いです。 ***熱中症対策*** 1 エアコンは本来無くても良いです。 エアコンを使い冷房病を起こすと、かえって夏ばてしやすくなります。 窓を開け、夕方、夜の涼しい風を室内に取り入れて換気してください。 風呂に入った後、扇風機で体温を下げれば十分です。 ただ、換気ができない部屋は室内に熱がこもるので、 その場合はエアコンも有効だと思います。 (扇風機は気温以下に体温を下げないため冷房病にはなりません。 エアコン・クーラーは設定した温度になるまで体から熱を奪います。) 2 疲れを取るためには、38~40度のぬるめの風呂を30分入ってください。 汗が収まらない場合は冷水を浴びて体温を下げた後、 ぬるめの風呂に入ってください。 食欲が無いときは、さっぱりした物を。 食欲があるときは、スタミナ料理を食べてください。 胃腸のためには冷たいものより、温かい物が良いです。 冷たい物を食べ過ぎると胃腸の働きが弱くなり、かえって食欲が落ちます。 食欲が落ちると食事量が減り、あっさりした物を好み、夏ばてしやすくなります。 夏ばて予防のためには、温かいスタミナ料理を食べるのが理想的です。 医学的に、成人は毎日2リットルの水分補給が必要です。(安静時) 体内の水分が少なくなると血液が粘り、低酸素症になったり、 血栓ができやすくなります。(心臓発作、脳卒中の原因) 血液をさらさらに保つために、常に水分を補給する必要があります。 そのためには、1~2時間にコップ1杯の水道水、麦茶を飲むのが良いです。 緑茶、紅茶、コーヒーには利尿作用があり、 かえって体から水分を奪ってしまいます。 また、運動や労働で汗をかいた場合は、失った汗の分も余分に補給してください。 ご主人の場合は、日中は水道水で2倍に薄めたスポーツドリンクで、 水分補給輪をするのが理想的です。(スポーツドリンクには糖分が多いので)
お礼
とてもわかりやすいご回答ありがとうございました。