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医療保険の見直し方法と都民共済のメリットとデメリット
- 医療保険の見直し方法や都民共済のメリット・デメリットについてご相談です。
- 現在、夫の医療保険は医療保険+がん保険で、保障内容を詳しく教えてください。
- 都民共済に変更するメリットとデメリットを検討中ですが、具体的にどうするべきか迷っています。
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質問者が選んだベストアンサー
保険とは、万一のリスクをカバーするためです。 では、入院のリスクとは何でしょうか? http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/05/04-02.html 本当のリスクは、入院することではなくて、「長期入院」をすることなのです。 一般病床でも、3.3%の方が3ヶ月以上の入院をしています。 1.1%の人が6ヶ月以上の入院をしています。 つまり、100人に1人になることがリスクなのです。 もう一つのリスク。 公的な統計データを知らない(多分、ない)のですが、一人が何回も入院することです。 ほとんど入院しない方もいらっしゃれば、入退院を繰り返す方もいらっしゃいます。 高齢になると、どれだけ入院のリスクが上がるのか…… 厚生労働省の患者調査を参考にしてください。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/05/02-01.html 保険とは、このようなわからないリスクに対応する方法なのです。 亡くなるまでに最大5回以上の入院はしないと分っていれば、5回分の入院費用を貯めておけば良いことになりますが、実際には、何回入院するのかわかりません。また、何日入院するのかもわかりません。 なので、医療保険を選ぶときには、一回の入院限度日数も重要なのです。 『都民共済に変更して、浮いた分の金額をその分貯金しておいた方がいいのか、それとも今まで通りの保険で65歳以降に備えた方がいいのか迷っています』 迷うのは当然です。 これは、答えがないのです。 「浮いた分」というのは…… 5000円×12ヶ月×30年=180万円 これで、費用をカバーできるのかどうか、誰にも分りません。 『せめて夫の分だけでも適正なものに見直せればと思っています』 適正とは…… 例えば、先に述べたように、保険でリスクをカバーしようと思えば、一回の入院限度日数が60日型ではなく、120日、180日以上が必要です。 保険なんて、気休めで良いとお考えになれば、60日型で良いです。 何が適正なのか、単純には言えないのです。 ご参考になれば、幸いです。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 適正と一言で言ってもやはり難しいですよね。 ご回答を参考にしながら検討してみようと思います。 ありがとうございました。