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フェンタネストとペンタジン

薬剤に詳しい方にご質問します。 エピカテからフェンタネスト+アナペインが持続注入されている、術後一日目の患者さん。 午前中は痛みなく経過していたのですが、ギャッジアップをした後、急に創痛を訴え始めました。 エピカテのルートを含め、その他ルートトラブルはありません。 疼痛時指示のロピオン投与しても除痛できず、エピフラッシュしても全く効かず… 結局、主治医の指示でペンタジンをdripしました。 ここで疑問なのですが… フェンタネストをエピ注しながらソセゴンを投与しても、作用に問題はないのでしょうか? 拮抗作用や禁忌について、ご説明を頂ければ有り難いです。

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回答No.2

ソセゴン、レペタン、スタドールなど、拮抗性鎮痛薬は薬理の本を読むと麻薬と拮抗して効果が減じそうな気がしますが、臨床で用いるとたいていは相乗効果があってよく効きます。ナロキソンとは全然違います。しかしすっきり説明できないのです。人の痛みは身体の疼痛のほかに、不安とか恐怖から来るものもあって、割り切れないのでしょうね。事実私の経験から言うと、モルヒネとレペタンの併用では眠気や呼吸抑制が強く出ました。どうなるかわからないから、麻薬と拮抗性鎮痛薬の併用は積極的に行うものではないです。

anzu-hp
質問者

お礼

hyper_dynamicさん,ご回答ありがとうございました。 私もそうなんです。 確かに,薬剤の本など読むと“効果がなくなるのでは?”と思ってしまいますが 実際に投与されている患者さんをみると,あれで楽になったよ~なんて言われたりして… 術後の疼痛コントロールであれば,目的は何より患者さんの除痛ですから エピが全く効かなくなる,ということでなければ,拮抗するといわれる薬剤を用いてもOKなのかな… と今は思っています。 一番は,その指示を出したDrに確認することがよいのですが 何せここの病院では新米ナースなので,少し躊躇してこちらに相談させて頂きました。 ご意見参考にさせて頂きます。ありがとうございました!

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回答No.1

この様子だとまだまだいろんな薬に出会いそうですね。調べるのにもってこいのサイトを用意しました。拮抗作用、併用禁忌、併用注意に相互作用まで全て調べ上げることが可能です。 医者のほうも全ての種類をまとめて使っても大丈夫なように組み合わせているはずですが、いかんせん痛み止め・・・モルヒネの親戚まで出てくるほどなのでかなりシビアな問題です。 あと・・・略語なのでしょうか、調べられない単語が複数出てきました。とりあえずトップクラスの鎮痛剤が雁首そろえており、それぞれがかなり危なっかしい副作用を持っているのは確かです。 いろいろやってもダメならば、ダメじゃないのだけを使うようにしていくほうがいいです。 ・医療関係者向けの添付文書の検索 http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html ・お薬110番 http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html ・膨大な情報を検索できるウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%81%93%E8%99%AB

anzu-hp
質問者

お礼

peacementhさん,ご回答ありがとうございました。 ご意見の通り,医師はその患者さんに使用している薬を熟知して用いているはずなのですが 手術の際に用いる薬に関しては,麻酔科医がオーダーを出しているため 主治医の頭から抜けている場合もあるかもしれない…と思い 今回この質問を立ち上げました。 いろいろなサイトをご紹介頂き,ありがとうございました。 今後参考にさせて頂きます。

anzu-hp
質問者

補足

略語を多用してしまいました。判りにくくて申し訳ありません。 エピカテ=エピドラカテーテル(硬膜外麻酔用カテーテル) エピ注=硬膜外に挿入した管を用いた麻酔薬の持続的注入 エピフラッシュ=硬膜外から持続的に注入されている薬剤を,定量外追加で注入すること ルート=点滴,尿の管など,チューブ類の総称 drip=点滴で静脈内に投薬すること フェンタネスト,アナペイン,ソセゴン,ペンタジン,ロピオンは薬品名です。