同じような話題がちょっと前のテレビ番組、日本テレビのみのもんた司会による「ケンミンショー」でありましたね。
「大阪人は飲食店やコンビニなどでの物品購入時、タクシーやバスの乗降の際にお金を払う客だけど「ありがとう」を言う。」って話題がでてスタジオにいた芸能人が皆感心してました。
普段大阪人(あの番組の中での大阪人の取り上げられ方もそうですが & 大阪出身の僕でも時折感じてますがw)の印象とはお金にがめつく、声がでかく、なんでも会話に入ってくる、笑いのセンスをすぐ求める 等々他府県から不評ですが、この件に関しては目から鱗が落ちるような感じで皆さん感心されてましたね。
僕自身も小さい頃からの周りの大人達の行動をそのまま真似してただけなので今更驚かれてもって感じでした。
「あるサービスの対価を客側がお金を払うんだからそこに感謝の言葉なんて必要ない」なんて人もいるとは思いますが、逆の立場になったことを考えて見てください。自分が店員となってお金を頂く際にお客様に「ありがとう」の一言があると代金の倍の評価を頂いたような気持ちになれますよね。店員は時によって客になり、客は時によって店員になる。
お互いがその日の出会いを気持ちよく迎え、別れることができる。
それはちょっとした幸せを感じませんか?
「一期一会」の精神のはじっこにも触れたような気分になれませんか?
私の勝手な思い込みかもしれませんが、関西でそういう風習が根強く残ってるのは昔からの商習慣の名残なのかもしれません。今でこそ日本の大手企業が物品・資材の仕入先を見積もり次第によってあちこち変える事がIT技術の普及、グローバル経済の浸透によって当然のようになってますが、2000年ぐらいまで関西の企業は大手でも物品・資材の購入先は取引実績のある企業にこだわっていた部分がありました。
それは「売る側、買う側がいつも密接関係にあり、どちらかが一方的に搾取的な儲けをしない」という大阪人の商習慣に「お金を払う側」のありがとうという言葉があるのだと私は思います。
お礼
>同じような話題がちょっと前のテレビ番組、日本テレビのみのもんた司会による「ケンミンショー」でありましたね。 そんな話題が!最近は全然見てないので知りませんでした。 >「大阪人は飲食店やコンビニなどでの物品購入時、タクシーやバスの乗降の際にお金を払う客だけど「ありがとう」を言う。」 大阪人の全員が全員そうであるというわけではないでしょうが、「ありがとう」を普段から言える人が多いってのは、とっても素晴らしいと思います。 ご回答ありがとうございました。