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クラシックの歌曲のメロディーはあんまり良くない
クラシックの歌曲、合唱曲のメロディーは、ポピュラーミュージックの名バラードなどのメロディに比べ、あんまり美しくない気がするのですが、みなさんはどう思われますか? ちなみに私は歌曲以外のクラシックは大好きなのですが。 そんな事ないとおっしゃる方は美メロのクラシック歌曲、合唱曲の例を挙げて下さい。
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質問者が選んだベストアンサー
私もその通りだと思います。 misa156156さんとまったく同じで、クラシックの場合声楽曲より 器楽曲の方が圧倒的に旋律のできがよいものが多いと思います。 「美しい」と書くと誤解を受けるので「キャッチー」としておきましょう。 なぜこのようなことが起こるのか? それはポップスの場合大抵まずメロディーが先で、 そこに後から歌詞を“ハメ込む”という作業になります。 クラシックも器楽曲の場合、当然まず旋律ありきです。 ここで純粋にメロディー自体に専念できるのです。 ところがクラシック歌曲の場合、まず詩がありきで これに後から旋律をつけなくてはなりません。 ここで大きな制約が生まれてしまうのです。 ですがそんな中でも歌曲にもいいものはあります。 例えばボロディンの「だったん人の踊り」。 これは元は歌劇「イーゴリ公」の合唱曲です。 またサン=サーンスの歌劇「サムソンとデリラ」の 「あなたの声に心は開く」というアリアも美しいですよ。
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- musekininn
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こんにちは。AN1です。 シューベルトの合唱曲のCDが出てきました。 正確には「シューベルト合唱曲集」です。 その中に「夜の清けさ」と「森の夜の歌」という合唱曲が入っています。これら2つの曲名はCDのアルバムタイトルにもなっています。 指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー/演奏:モンティヴェルディ合唱団です。 CD番号は、フィリップスPHCP-11074となっています。 このほかにも合唱曲やリートの中ですばらしい旋律を持ったものがたくさんありますがきりがないので書きません。 あえて上げませんでしたが、他の方も指摘されているようにオペラの中にはすばらしい旋律の名曲がたくさんあります。 もし、あえてご質問者さんがオペラ等を避けられているのならばこれを機会に視聴されてはいかがでしょうか。
お礼
レスありがとうございます。 シューベルト聴いてみます。
- hossannpap
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回答番号:No.2 hossannpapです。私の解答欄に補足を設けられた意味を、試聴の結果として良く理解できました??・・・それなりに!! この試聴サンプルを最初にお付け頂くべきでしたね!? 最初に、聴いていたら、回答はしなかったかも知れません。 美しいと言う言葉が包括する音楽(メロディー・音色・ハーモニー・テンポなどの組合せに因って生まれ出たサウンド)の概念は、共通する素因も有りましょうが、人其々で固有の評価要素が、大変大きく作用します。 さて、サンプル(2→)は、曲名は失念しましたが、確かに聞き覚えのあるメロディーです。 これを聴いて、どの様な客観的な言葉を使って、議論が進められるのか解りません。率直に言ってしまえば、彼方は彼方!私は私!其々の声歌に対する琴線に触れる美の認識世界が有って当然の事です。 別なスタンスで言えば、私が育ってきた日常的音楽浴環境(家庭の日常音・街の騒音の中のどの様な音に快&不快を感じるのか)等々、個人の持つ特有な拘りまでも包括して思考しないと片手落ちな話で終ってしまうのだろうと存じます。 私には、その全てを包括しながら話を進める知識も術も持っておりません。従って、ここからは私の独断と偏見に基づく私個人の思いを書く以外の手立てはありませんし、私に一見似た様な意識でお聴きの方がいらっしゃったとしても、その方々までをも包括する様な代弁力も有りません。 私が挙げた四曲を含む私が美しいと感じているクラシックの声楽に対し私の人生の60年間に於いても、普遍で美しい音楽と感じ、過去の一時期も変りはしなかった!と言う、事実しか言えません。 私は個人差のある問題に対して、押し付けたり言い負かしたりする議論の有り方を不快に思う人間ですが、敢えてその禁を破ると・・・・ サンプル2.を、私の美範疇にも外れているメロディーとは思いません。 が、この曲の持つ何が、私にとって、人生の何時をとっても美しいと感じ続ける事が出来るかと言えば、棄て迄はしないけれど、居たければ目立たない所で勝手に居ろ!っと言う程度です。(失礼な言動をお詫びいたします!)如何でもヨイ! ご理解は頂けないでしょうが、私が「回答番号:No.2」の中で挙げさせて頂いた「フォーレ:レクイエム」は、7種類 ・アンドレ・クリュイタンス指揮:パリ管弦楽団・エリザベート・ブラッスル合唱団 ・ミシェル・コルボー指揮:ベルン交響楽団・(3)・ピエール=オ=リアン・ド・ビュル聖歌隊 ・セルジュ・ボド指揮;ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団 ・カルロ・マリア・ジュリーニ指揮:フィルハーモニア管弦楽団・合唱団 ・ルイ・フレモー指揮:バーミンガム・シティ交響楽団・合唱団 ・ルイ・フレモー指揮:モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 フィリップ・カイヤール合唱団 ・エマニュエル・クリーヴィヌ指揮:国立リヨン管弦楽団・合唱団 の演奏を持ってしまうほどに、そして、クリュイタンスの演奏は擦り切れて聴けなくなって買い直したレコードが4枚とCDで2枚に及んでしまいました。初版盤だけは別な扱いをしていますが(苦笑)・・・・・ (恍惚感)美しさ・崇高さ・幸福感・人生の見直しに関ってくれて、仏教徒の私ですが、葬儀にはこの曲で送って欲しいとまで願う曲です。 二番目に挙げた「シューベルト:ドイツミサ曲 D.872」にしても、50年前小学生の時に始めて耳にして、穏やかな中に何と美しく懐深く慈悲の心が包んでいる事かと、態度には出さなくとも心は打ち震えた記憶が有ります。 私は合唱曲に特化して回答致しましたが、上記の様な面持ちで、大切にしたい、そして、美しいと思っている歌曲の幾つかを、他のお答えに見る事が出来てとても幸せに感じております こうなると、多分、質問者様の質問の趣旨と私の思いが、同じ土俵で論じるのには無理がある様に感じております。 「お前が別な土俵を勝手に作った!」と言われても仕方が無いのですが・・・・・ 琴線に触れるとは、テクニックでも語れませんし、この要素を使えば美しい音楽になると言う理論が有るのか無いのか存じませんが、そんな作り方をしても実験としては興味深いですが、人の心と寄添って行ける音楽には成り得ないでしょう・・・多分! 兎にも角にも、私の独断と偏見から出たここでの思いは、私個人が人生を生きる全ての基本的価値観と呼応して愛する様になった曲達ですので、この要素を抜きには語れません。 ですから、私が若し、同意するとしたら、質問者様の人生価値観や人に対する判断哲学の様なものまで含めて、サンプル.2の方が美しいとお感じなら、私の土俵上でも同意するかも知れません。が、だからと言って、私の「美しい」は変りませんよ(微笑)!
- ponpokona-
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最後の文章がちょっと挑発的ですね。 実はクラシックを聴き始めてまだ日が浅いのじゃなかろうか??、と思ってしまいます。 オペラもそうですし、管弦楽伴奏つきの音楽などは、どうしてるのでしょう。 第九なんかも嫌いなんでしょうかねぇ。 ま、人それぞれですから、結局どうでもいいわけですが・・。 いくらもありますが、いちおう定番で、 シューベルト:冬の旅 バッハ:マタイ受難曲 モーツァルト:レクイエム 日本はマニアック?に 信時潔:沙羅 三善晃:嫁ぐ娘に
無伴奏のミサ曲やモテトゥスにも美しい曲が数多くあると思います。 ■セルゲイ・ラフマニノフ「聖ヨハネ・クリュソストモスの典礼」(作品31); 特に第14曲「天主経(主の祈り)」は静溢で非常に美しいメロディーです。 http://ml.naxos.jp/work/297894(ソフィア正教会アンサンブル) http://ml.naxos.jp/work/93712(タリス・スコラーズ) ■ヨハネス・オケゲム「死者のためのミサ曲」; 現存する最古の多声レクィエム。 http://www.youtube.com/watch?v=wsPeCRDqcZc 上記リンク先のものとは異なりますが、ボーイソプラノを起用したマルセル・ペレス指揮/アンサンブル・オルガヌム盤における「聖なるかな(Sanctus)」は、まさに「天上の音楽」ともいうべき幻想的な美しさです。 ■トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア「死者のためのミサ曲」(6声レクィエム); ルネサンス期のみならず全音楽史を通じて最も美しいレクィエムの一つだと思います。 http://www.youtube.com/watch?v=_RQ3KCRxnrI ■トマス・タリス「我、汝の他に望みなし(Spem in alium)」; 40声モテトゥス。 幾重にも重なる多声部が調和して荘厳な美しさを醸し出す名曲です。 http://www.youtube.com/watch?v=7Cn7ZW8ts3Y
- hanaryu
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はじめまして。 クラシックの歌曲や合唱曲、美しいメロディはたくさんあると思いますよ。 >歌曲以外のクラシックは大好きなのですが。 歌曲とそれ以外のクラシックとの違いは何ですか? ただ、声があるかないかだけで、その他は何も変わらないと、私は思います。 歌曲以外は大好きとの事ですので、 オペラも聴かれるということでしょうか。 なにしろ、人それぞれの感じ方、好みの問題ですね。 今とっさに思いついたのはトスティの歌曲でしょうか。 その中にはたくさん美メロありますよ。 余計なことを書いてしまったかもそれません。 悪しからず。
- hossannpap
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もっと良い質問の仕方として、質問者様の思う美しいとは、どの様なニュアンスの曲を指すのか、それ対し、美しくないと思うに至ったクラシックの曲を挙げて頂いていたら、対応がし易かったと存じます。 さて、クラシックの歌曲は、ムードミュージックの様に聴衆に阿る作り方はしませんので、商業主義上のプロとして、条件反射の様に万人受けする定番的美のメロディーを前提として作ることは有りません。 有りません。と言う言葉が、言い過ぎなら、売らんが為に!ヒットしたいが為に!と言う意味です。クラシックの作曲家も売れないより売れた方が良いに決まっていますが、売れる事を最優先にはしないという意味で捉えて下さい。 クラシックは、全てとは申しませんが、人の心の根源的な事や深層心理を、美しい言葉と美しいメロディーでお化粧しムーディーに誘導しようとはしないのです。 全てとは言わないのは、一部に、何とか成らなかったのかと思いたくなる薄っぺらい曲も有るからです。が、その様な不出来なものも有って当然です。神や超人が作る訳ではないのですから・・・ ただ、モーツァルトやシューベルト、ブラームスなどは超人に限りなく近いとは思います。 又、オペラの中には、人気だ出た一部分だけが抜粋されて一人歩きを始める曲も有ります。その抜粋だけで全体のイメージを勝手に作ると、全体を実際に耳にした時、想像とは大違いと言う事も無いではありません。 しかし、この事とても劇の進行上の演出として見れば必用である事が理解出来たりするものです。 つまり、クラシックは、伝えたいメッセージの為には、そのメロディーが一聴では美しく感じなくとも、敢えて耳障りの良くない道も選ぶという事です。人の心の内の喜怒哀楽を表す方法として、 >ポピュラーミュージックの名バラードなどのメロディに比べ ごまかしのメロディを使わないと言う事かもしれません。 しかし、その一方で、 >ポピュラーミュージックの名バラードなどのメロディ のメロディーなど問題にならないと感じる曲もあります。 私の人生を通じても普遍な、美しい曲を紹介しますが、こればかりは、聴き手の嗜好性や感性に因って、感じ方が違うでしょうから、敢えて、私、個人が独断と偏見で美しいと感じている合唱曲を紹介させていただきます。 常連の方の中には、又、出た!「馬鹿の一つ覚え」と嘲笑される向きも有ろうかとは思いますが、それでもメゲズニ・・・ ●「フォーレ:レクイエム」(チョッと長め<通常45分程度>ですので四分割して有ります。管弦楽・合唱・ソロ共に美しい)私の一押しの演奏とは違いますが、演奏の良し悪しのお尋ねでは有りませんので、全曲を通して聴いて頂ける事を優先して、敢えて選びました。 (一押し演奏は、もっと、美しい!) (1) http://www.youtube.com/watch?v=40VQlogmEzw (2) http://www.youtube.com/watch?v=YgxnsTtQH-8&feature=related (3) http://www.youtube.com/watch?v=1zvYkyS6wus&feature=related (4) http://www.youtube.com/watch?v=kiAPKmRMnko&feature=related (演奏&音質のリカバリーとして)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AC-%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC/dp/B00005Y14W パンチ力はありませんが、どこを聴いても癒されると思います。 ●「シューベルト:ドイツミサ曲 D.872」(小曲が8曲集って全曲、約20分程度) (CDの部分試聴 7~14)http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88-%E3%83%9F%E3%82%B5%E6%9B%B2%E7%AC%AC5%E7%95%AA-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%B0%91%E5%B9%B4%E5%90%88%E5%94%B1%E5%9B%A3/dp/B00005G8FN こちらは、激しくと美しくが、現れては去り現れては去りの繰返し! ●「プッチーニ:四声の為のレクイエム(ミサ・ディ・グローリア)」(全曲聴くと約50分程度) (試聴.1)http://www.geocities.jp/joc255/netcon.htm<一番下の曲>チョッとだけしか聴けないのが残念! (試聴.2)http://ml.naxos.jp/album/HCD31399 この曲のファンはかなり多いい! ●「モーツァルト:アベベルムコルプス」 (試聴)http://www.youtube.com/watch?v=6TfAyX8l5-g&feature=related 未だ他にも、思う曲はあるのですが、試聴できるサイトが見付りませんので此のくらいにさせて頂きます。
- musekininn
- ベストアンサー率46% (143/306)
こんにちは。 十分に美しいと思います。 <美メロのクラシック歌曲、合唱曲の例を挙げて下さい> リートでオーソドックスに定番であれば、シューベルトの「冬の旅」や「美しき水車小屋の娘」となるのですが、合唱曲で変化球を上げておきます。 シューベルト「夜の静けさ」(現物のCDが棚から見つかりません) クラウディオ・モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」 指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー/演奏:モンテヴェルディ合唱団
お礼
レスありがとうございます! やっと賛成して下さる方がいて嬉しいです。 そうですねキャッチーなメロという方が適当だったようですね。