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本当にウイルスバスターはお薦めできない?
他の方と同じような質問になってしまうかもしれませんが、 現状を教えて下さい。 友人が、電気屋でウイルス対策ソフトについて聞いたところ、 店員に『ウイルスバスターは弱めだからお薦めできない』と言われたそうなのです。 薦められたのは、ノートンか、ジャストシステム(カスペルスキーなのかな・・・?)のようなのです。 私自身は、今ウイルスバスターを使っているため、かなり気になりました。 ネットで、調べると確かにウイルスバスターの検出度は、他の2つに比べると若干低い数値が書かれている所もあります。 ウイルスバスター2009、ノートン2009、カスペルスキー2009の3つについて 1.安全性(検出度やスパイウェア対策等) 2.動作性 3.使いやすさ 4.長所と短所 などを教えて下さい。 よろしくお願い致します。
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検出能力の差ばかりを気にしてソフトを代えなくては、ということを気にし出すと、きりがないとは思いませんか? 確かに昨今のウイルスバスターの検出能力は一般的に見てもそれほど高くはないと思われます。ですが、だからといって他のに交換しなくては、というのでは…運が悪いと何度買い換えても不安だ、ということになりかねません。 実際のところ、どの対策ソフトを使ったとしても100%の検出はあり得ないのです。参考URLを次に。 脆弱性を悪用するコードにセキュリティソフトは無力? Secuniaが検証 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0810/14/news033.html SecuniaのCTO、エクスプロイト検出率比較調査の真意を説明 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/17/21212.html 完全にパッチされているWindows PCは2%未満 -- Secuniaが発表 http://japan.zdnet.com/sp/feature/07zeroday/story/0,3800083088,20384837,00.htm 現状では、対策ソフトだけの力に頼って感染対策したのでは十分ではないと言えます。どのソフトをチョイスするかよりも、そもそもの感染の原因となるウイークポイントをきちんと克服していくことがより重要だと言えると思います。 次のような点に注意すべきだと考えます。対処出来ていない点がないかどうかをチェックしてみてください。(意味が分からない用語は、e-Wordsで調べるなどして理解に努めてください。) http://e-words.jp/ 1)各種アプリケーションソフトのセキュリティ更新を怠らない。 Windows Updateの必要性はこれまでも叫ばれて来ましたが、悪用されるセキュリティ上の問題点=脆弱性は、WindowsOS上のものから各アプリケーションソフトのものへと主流が移り変わりつつあります。つまり、これからのネットセキュリティにおいては、OSだけでなく、その上で実行される各種アプリケーションソフトを必要に応じて最新のものに更新することも怠ってはいけません。例えば、 ・Firefox、Operaなどのブラウザ。 ・Sun Java 仮想マシン(JRE)。 ・Flash PlayerやShockwave Playerなどのプラグイン。 ・Real Player、QuickTimeなどのメディアプレイヤー。 ・Adobe Readerや圧縮解凍ソフトなど、それ以外のアプリケーションソフト。 最新の感染では、そうしたアプリケーションソフトの脆弱性が利用されることが殆どです。一般サイトが何らかの理由で改変された結果、そうした脆弱性を利用した仕掛けの施された悪意のあるサイトにこっそり転送されて感染が試みられます。 http://internet.watch.impress.co.jp/ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/security/ こうしたサイトを出来れば毎日チェックし、速やかな対処を行えば防ぐことの出来る感染も多いのです。 2)標準設定のInternet Explorerはセキュリティ上危険な面が多いことを認識すること。 IEで扱うことの出来るJavaScriptはJScriptといい、Windowsを直接操作出来るように拡張されており、各種感染に悪用されることがあります。勝手の知らないサイトではIEのセキュリティレベルをあらかじめ上げておく必要があると考えられます。 でも、セキュリティレベルをTPOに合わせて切り替えて使うことはユーザーにとってかなり負担になります。IEに依存しないFirefoxやOperaのようなブラウザを普段遣いにすることで、各種感染のリスクを大幅に下げることが可能です。 http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/ http://jp.opera.com/ もちろん、各ブラウザにおいても随時セキュリティ上の問題点が見つかることがあり、その場合には危険が生じます。でも必要な情報を入手した上で随時最新のものを使うように心掛ければ、IEほどには感染のリスクは高くありません。 XPまでのWindowsで、もしどうしてもIEをあらゆる局面で常用したいというのであれば、次のURLで紹介されているReducedPermissionsやRUNASAのようなソフトの利用を検討してください。 http://www.oshiete-kun.net/archives/2006/05/iereducedpermissions.html http://www.oshiete-kun.net/archives/2007/04/vistauacxprunasa.html 制限つきユーザー上でIEを利用することが出来れば、JavaScriptやActiveXの実行に関してサイト閲覧上の効果を損なわずに利用が可能になる一方、システムに重大な変更をもたらすような危険な動作は抑制されます。ただし、ActiveXのインストールが必要な場合など、必要に応じて管理者権限での起動を使い分ける必要はあります。また、権限の昇格を伴う脆弱性がIEやプラグインソフトなどに存在している場合には、ReducedPermissionsやRUNASAを使っていても安全とは言えないケースも出て来ます。くれぐれも過信しないようにしてください。 ReducedPermissionsの入手は、次の各URLから行うことが出来ます。 http://download.cnet.com/Reduced-Permissions/3000-2239_4-10572884.html http://www.softpedia.com/get/System/System-Miscellaneous/Reduced-Permissions.shtml なお、Windows Vista以降のIEでは、保護モードにおいて感染を防ぐための配慮が行われていますので、標準設定のままでもXP以前のものよりかなり安全です。無理に他のブラウザを常用する必要はないかも知れません。ただし、Flash Playerなど他のアプリケーションソフトや、WindowsOSのセキュリティ上の問題点=脆弱性の影響には十分注意しなくてはいけません。その辺は1)で説明した通りです。 3)ファイアウォールを有効にする。 出来ることなら、ファイアウォール機能の付いたブロードバンドルーターを介してネットに接続することが望ましいです。それが出来ない場合には、パーソナルファイアウォール機能を含むウイルス対策ソフトを利用しましょう。 最低でもWindowsファイアウォールを有効にしておけばそれなりの効果は期待出来ますが、例えば各種共有機能が有効になっているとそれ関係のポートが開かれたままの状態になり、ネットワークウイルス感染や不正侵入を防げない可能性もあります。より確実に不正な通信をブロックするためには、やはりブロードバンドルーターかパーソナルファイアウォールを別途導入するのが望ましいです。 4)怪しいリンクをクリックしたり、怪しいファイルをダウンロードしたりしない。 興味深いネタへのリンクと称して怪しいリンクを踏ませたり、動画再生に必要なコーデックなどと偽って怪しいファイルをダウンロード、実行させようとする手口は後を絶ちません。十分な注意が必要です。 このような騙しに遭わないためにも、先述したようなニュースサイトで最新の情報を常時チェックされるのが望ましいです。 こうした点に十分注意しながら、当面はウイルスバスターを継続利用されるのが良いでしょう。 どの対策ソフトが良いか?を厳密に追求していけば、それなりの順位がつくのかも知れませんが、それにしても1位の製品しか使う意義がなくて、それにしなければならない、ということはないでしょう。そんなことにこだわる以前に、もっとやるべきことがあるのではないでしょうか。
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- chiki777
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1. どこかの記事で読みましたが、 どのウイルス対策ソフトも検出率100%ではありません。 なので 怪しいところに行かない、怪しい物を開かない等、基本を守ることが大事と思います。 しかし、個人的な感覚ではカスペルスキーがより安全と思いました。 2. とりあえずノートンが良さそうな感じです。 ウイルスバスターはたまにおかしくなることが。 カスペルスキーは論外。できないことが多すぎです。 3. ノートンかウイルスバスターでしょう。 カスペルスキーはその安全性ゆえ、ちょっと普通とは違うことをしようと思うとできないことが多いです。 (私個人の体験では電子入札) 4. 家庭では3台分にインストールできるのがウイルスバスターとノートン。 カスペルスキーは1台だけです。 カスペルスキーとウイルスバスターは、契約期間が残っている間なら、 ソフトウェアのバージョンアップが可能。 ノートンはバージョンアップ不可。 だったと思います。 なので、 経済性に最も優れるのはウイルスバスターでしょう。その逆はカスペルスキー。 まぁ、関係ないかもしれませんが、ウイルスバスターで要再起動な更新を適用すると、 その後vista様のユーザープロファイルが破損するという大事故に遭遇しましたので、 今はウイルスバスターを使っていますが、次はノートンを使おうかと思ってます。 というわけで心配性ならカスペルスキー、 とりあえず普通のウイルス対策ソフトと思うなら、 ウイルスバスターで良いと思いますよ。 迷惑メール対策なら メーラーをshurikenにするのが一番と思います。
お礼
chiki777さん、詳しいアドバイスありがとうございました。 参考にさせていただきます。
- e0_0e_OK
- ベストアンサー率40% (3382/8253)
今 Virus Buster2009 で特段の不具合がないのでしたら変に浮気せずそのままの方がよいですよ。 乗り換えても100%安心とは言い切れません。むしろ乗り換えることにより不具合が出ることが結構あります。 仮に不具合が出たら悲惨な結果を招きます(乗り換えたら必ず不具合になるという意味ではありません)。 今で問題がなければそのままが一番です。 ちなみに私はメインマシンがKaspersky、サブと家族がVirus Buster2009です。
補足
e0_0e_OKさん、アドバイスありがとうございます。 カスペルスキーをお使いとの事ですが、使い勝手はどうですか? パソコンにあまり詳しくなくても使えますか? お聞かせ下さい。 よろしくお願い致します。
- Cupper
- ベストアンサー率32% (2123/6444)
一長一短があるので、怪しいサイトやセキュリティの甘いサイトを閲覧したり 過去に一度でもウイルスに感染した事あるならば、検出力・防御力の高い製品を導入することをお奨めします 怪しいサイトやセキュリティの甘いサイトを閲覧しないなら、ウイルスバスターで十分です (程度によりますが、ウイルスバスターでも十分とも言えます) 使いやすさは、セキュリティソフトについて詳しくなく、機能をあまりカスタマイズをしないならば 3つの中で一番使い勝手がよいでしょう 要はパソコンの使い方次第です
補足
Cupperさん、アドバイスありがとうございます。 >怪しいサイトやセキュリティの甘いサイトを閲覧しないなら との事ですが、 そういうサイトを見分ける機能もウイルスバスターにもあるようですが、その精度はどうなのでしょうか? ご存知でしたら教えて下さい。 よろしくお願い致します。
- URD
- ベストアンサー率21% (1105/5238)
現在バスターの入ったPCを40台ほど面倒見ています(成り行きで管理者になってるだけ) 良い点:いじるところが少ないので基本的にほったらかしでいい 不具合: 1)MS社のオフィスで 上書き保存を行うとゴミファイルができる不具合が偶発的に発生する(対策パッチあり) 2)同じく オフィスで巨大なデータを開くとハングする(メモリ3Gあってもダメ) 3)特定のサウンドドライバーと相性が悪く、ボリュームコントロール開いただけでハングする 2)3)については一時的にバスターを停止すると回避可能orz 4)迷惑メール対策は役立たず
お礼
URDさん、アドバイスありがとうございます。 ウイルスバスターも少し重たいのでしょうかね? 参考にさせていただきます。
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お礼
ryu-fizさん、こんにちは。 ウイルス対策について、すっごく詳しく説明してくださり、 とても参考になりました。 IEは危ないんですね。 早速、FirefoxかOperaを入れたいと思います。 どうもありがとうございました。