光束が斜めにレンズを通過する事や、光束が斜めにイメージセンサーに入射する事で周辺部に行くほど徐々に暗くなる現象を「周辺光量の低下」と言います。
広角レンズを絞り開放で使うと顕著になります。(程度は設計により変わります。
間違えて、「周辺減光」と解説される場合がありますが、これは、別の要因による現象です。(詳しくは、Webで検索して下さい)
これとは別に、イメージサークル不足や、フード、フィルター枠のケラレで、周辺が極端に暗くなる現象で、意図的に写真効果を狙った場合、これを「トンネル効果」と言います。
意図的にトンネル効果を出す場合、トイカメラを使ったり、長めのフードを使ったり、レタッチを加える事で可能になります。
ただ、個人的な意見として、写真効果を狙う場合以外、奇を衒うだけにトンネル効果を再現するのは邪道だと思います。
お礼
詳しい解説ありがとうございます 私は、建築パースを作る事があるのですが この効果を取り入れた建築写真を雑誌で見たことがあり それを再現できたら、面白いパースが作れるかな、と思っておりました 『広角レンズを絞り開放で使うと顕著になります』 の部分で凄く納得がいきました 建築写真の場合、対象物が大きいので広角レンズを使う場合が多いと思うので、その影響だったのでしょうか 狙った効果では無かったのかもしれないですね ありがとうございました