ジョージ・フォアマンは強かったのか?
お願いします。
VHSのビデオデッキが生きていることがわかったので、DVD化の作業をぼちぼちやっています。
ジョージ・フォアマンがマイケル・モーラ―を倒して世界ヘビー級チャンピオンの座に返り咲いてから間もなくの時期に放送された「奪還 ジョージ・フォアマン45歳の挑戦」という番組の録画テープが出てきました。そう言えば昔、私はボクシングファンでした。
モハメド・アリの逝去というタイミングの良さもあって、ついつい全編見てしまったのですが(1時間番組です)若かったころのフォアマンを見ても、どうしても強いようには見えないのです。
なるほど、確かにフォアマンの強打を浴びた相手は、丸太を倒すように倒れていきます。でもフォアマンがやっているのはボクシングか?と言われると、なんか違うような気がする、私が見たいのはこんなものではない・・・と言いたい気になってしまうのです。デカくて力の強い男が暴れている。腹を空かせた猛獣の檻に人間を放り込んで何分生きられるかを見物するショー、何かそんな印象なのです。
実際問題、後先考えずに暴れることしか知らなかったからアリに負け、さらにその数戦あとには暑さを考えずに飛ばしすぎるというアリ戦と同じ失敗をして噛ませ犬に負けていますよね。
第二期(髪の毛がなくなってから)のフォアマンの方が、よほど強いんじゃないかと思って見ていました。
フォアマン自身は、自分を倒したアリには「戦うだけの、死ぬだけの理由があった」と言っていますが、そういう精神論ではない部分で第一期フォアマンには「強いボクサー」と評価するには決定的に欠けている何かがあるような気がして仕方がありません。
オールドファンの方、どうお考えでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 再放送を楽しみに、新聞欄に気を配ります。