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なぜトワイライトエクスプレスの札幌発は14時発?
(わかりやすく簡潔に伝えるため時刻は大雑把にに書きます) トワイライトエクスプレスの札幌行きは 大阪発12時・札幌着翌9時 大阪行きは 札幌発14時・大阪着翌12時 ですよね。 と言うことは、繁盛期には毎日運転するのだから3編成要ることになりますよね? でもこれを、どちらも12時発,翌9時着など時刻を統一すれば2編成で済みますよね? なぜこうしないのでしょうか? よろしくお願いします。
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>繁盛期には毎日運転するのだから3編成要ることになりますよね? でもこれを、どちらも12時発,翌9時着など時刻を統一すれば2編成で済みますよね? なぜこうしないのでしょうか? >ちなみに、新日本海フェリーの舞鶴-小樽航路は以前は28.5時間~31時間かかっていたので毎日運航するには3隻必要でした。 高速船の導入により約20時間で結ばれることになり、毎日運航でも2隻で十分になりました。 と言う具合に... この辺りがご質問の主たるところだと思えます。 フェリーの場合、舞鶴⇔小樽、敦賀⇔苫小牧、大洗⇔苫小牧等々20時間前後で運行し、効率化を図っているのが多々見受けられます。車両等の運用面からはいい所に気が付かれていることと思えます。 ではトワイライトの場合はどうでしょうか。 トワイライトの客扱いは下りでは大阪発の時刻ではなく、大阪入線の時刻から始まります。大阪入線11:47、札幌着9:52で、延22時間07分となります。上りでは札幌入線13:45、大阪着12:52で、延23時間07分。これに前後の回送時間を約30分加えますと、24時間にほとんど残りがなくなります。年中同じダイヤで長距離を動いていますので、種々の要因による遅延等のための余裕を考慮しますと、48時間で1往復のサイクルではちょっとのことで無理が生じることになります。 現在のトワイライトを語るとき、その性格と経緯を知る必要があります。 今年の7月でトワイライトも満20周年となります。当初は団体専用列車としてスタートし、一般には発売されていませんでした。大阪発12時、札幌発14時という運行の時間帯は、JRの事情もあるでしょうが、「黄昏れ時」を売り物に大阪発の団体北海道ツアーの便宜を考慮したものになっているのは間違いありません。 東京発札幌行きの寝台列車を見ましても、観光列車の中心にあるカシオペアも札幌に9時台に到着しています。この時間帯に到着が丁度北海道ツアーに最適とされているのでしょう。 ですから、現在の所要時間では大阪12時発は譲れないところなのでしょう。 一方帰りの下り札幌発は14時過ぎと設定されています。これは観光旅行の帰りとしてはこれ以上早めることは難しそうです。 旅行社の旅行募集案内を見ますと、前夜道内の各地の温泉に宿泊し、列車やバスで札幌まで出向くようになっており、12時発とすれば少し朝の出発が厳しいものがあります。 また一般客も列車を利用すると、網走始発6:23、札幌着11:46。稚内始発7:10、札幌着12:06となります。 やはり道内の当日の交通事情を考慮すれば、こういうところで落ち着いたものでしょう。 発足したその年のうちに臨時列車となり、一般客も利用出来るようになりましたが、当初は1編成しかないために、週2往復がやっとでした。その後2編成・3編成と増備され、現在の週4往復運行、多客期は毎日運行とされましたが、臨時列車という身分はそのままです。また、一度設定された筋は現実なかなか変更されないものです。発足20年ほとんど変わっていません。 一方、他のブルートレインは不評のなか、次々とその姿を消して行きました。それらの車両に余剰が出てきたのです。増備された編成も内装がグレードアップされたとはいえそれらの改造車なのです。 トワイライトは豪華寝台編成ということで、通常の時期でも旅行会社などが主催するツアーのために団体貸切列車としても運転されており、北海道やそれ以外の地域にも編成が全国に向け運行されている日が多く、長崎や品川に現れたなどファンのなかでも話題になったりして活躍しているようです。 しかし寝台列車が少なくなるなか、営業的にはこれ以上増備するのもどうかというバランスのなかで現在の3編成体制を維持していると思えます。 ちなみに、臨時列車として運転されない日でも貸切トワイライトが北海道ツアーに運行される日があります。下りは大阪発12:03、札幌着9:52で変わらず、上りは札幌発14:05、大阪着17:26で、延27時間21分となっています。やはり運行に対する余裕は必要で、貸切列車では充分確保しているものと思えます。
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- artofauror
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下りは、大阪12時03分発、札幌9時52分着。 上りは、札幌14時05分発、大阪12時52分着。 これを、大阪発と同時刻にして計算すると、札幌12時03分発、大阪10時49分着と言った感じです。 見ても分かりますが、上りの方が1時間ほど所要時間が長いです。これは、途中で他の特急列車を先に行かせるための時間待ちを下りより多くすることと、敦賀で電気機関車(敦賀の所属のため)の付け替えがあるために、どうしてもおきてしまうことです。よって、どちらの始発駅においても、1時間から2時間程度しか空き時間がありませんから、十分なメンテナンスはできません。よって、必然的に3編成をローテーションする方が、得策と言えるのです。 どちらにせよ、予備の編成は必要なので、3編成はあって当然です。それに比べると、1編成しかないJR東の『カシオペア』は、不慮の事態に対処できないですね…… http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9
お礼
ありがとうございました。
補足
メンテナンスは人数を増やせば間に合いそうですが...
- suiton
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想像ですが。 9時着12時発では3時間しかなく、清掃などの準備が十分にできない。 しかも、ダイヤが乱れたときには折り返しを運休する必要がある。 大阪都市圏の朝ラッシュ時に長距離列車を運転したくない。 などの理由が考えられます。
お礼
ありがとうございました。
補足
清掃の事なら、人数を増やせばなんとかなりそうですが... 所詮、清掃はパートのおばちゃんでしょう? それに、大都市圏のラッシュ帯をさけるには、大阪発を14時,札幌着を12時にすれば両都市圏のラッシュ帯をさける事ができると思いますが。
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お礼
私の一番の疑問の主旨を見抜いてくれてありがとうございます。 入線時刻を考えていなかったです。 入線時刻からすると確かに2編成では無理ですね。例え人数を増やしても。 そして、#9さんのお礼にも書きましたが、どうせ3編成要るのだから札幌発をもう少し遅くしてもいいような気がしますが、如何でしょうか?