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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:豚肉からインフルエンザへの感染は本当にないと言えるのか)

豚肉からインフルエンザへの感染は本当にないのか

このQ&Aのポイント
  • 豚由来の新型インフルエンザが世界的流行を見せ人々を不安に陥れていますが、豚の「肉」からの感染はないと専門家が説明しています。
  • 調理前に生肉を触った手で口などに触れるとウイルスに感染する可能性がありますが、調理して食べる以上は安全です。
  • 専門家の説明が無責任だと思われるが、豚肉からのウイルス感染の恐れがある場合には取扱い時の注意点をしっかり説明すべきです。

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noname#160718
noname#160718
回答No.2

 獣医師です。ウイルスに専門知識を有しています。  まず、世の中に「ゼロリスク」というものは存在しない、ということを前提にお話しします。  厚労省が「豚肉は安全」というコメントを出した原文はこちらです。当然読んでおられると思いますが。 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/anzen/index.html >このウイルスが豚においても呼吸器を通して飛び出すので通常は生肉に付着していることはあり得ない  まず第一段階としては、そういうことです。呼吸器に限定して増殖するウイルスですから、"極めて不適切な取り扱い"をしないと、肉はウイルスに汚染されません。つまり、と殺処理時に頭を落とした刀(当然、気管を切断する)をそのまま剥皮に使ったり、というようなことです。  しかし、現在のと場では流れ作業で豚を解体するので、頭を落とす作業員と剥皮をする作業員は別の人です。肉を汚染することは極めて困難です。  また、枝肉は最後に高圧洗浄されるので、もし万が一肉にウイルスが付着していたとしても、そこでほぼ全て死滅します。  もっとレアケースを想定しますと、たまたまその豚が豚インフルエンザに罹患して、しかもウイルス血症を起こしていた、とします。この状態ではウイルスは血液中に多量に存在しますから、豚肉中にもウイルスがいることになります(正確には肉の中の血管の中)。これはと場での高圧洗浄でも死滅しないでしょう。表面ではなく、内部にウイルスがいるわけですから。  ですから、そういう状態の豚肉を「血も滴る肉をレアで食べる」ようなことをすれば、理論上は感染の可能性があるでしょう。  でも、普通そんなことは誰もしませんよね。インフルエンザではなく、他の感染症に罹患する可能性があるからです。豚肉は火を通して食べる、というのは世間での常識でしょう。  この"レアケース"ですが、実際には起きる可能性はほとんどありません。  豚インフルエンザでウイルス血症を起こす確率自体が低いですし、ウイルス血症を起こしているような豚(つまりバリバリの発症中)が食肉検査員の生体検査を通過して、と畜解体のラインに乗ることもまずあり得ません。  ちなみにこのレアケースの場合は"肉の中"にウイルスがいるわけですから、"レア"だと感染の危険が生じるわけですが、先ほど述べた「肉の表面にウイルスが付着している場合」は、"レア"でもまったく大丈夫でしょう。表面温度は瞬間的に十分死滅温度まで上がるからです。  それらの障壁を乗り越えて、ウイルスで汚染された肉を食べてしまったとしても、胃酸で死滅してしまう、というわけです。  なお、「手に付着して咽喉頭から感染」の可能性ですが、これも理論的にはあり得ます。  ただ、この可能性を実現するための順番を追うと、 1.豚の呼吸器にウイルスが存在 2.と殺処理の際に不適切な処置により、肉に付着 3.と殺処理の高圧洗浄 4.調理の際に手に付着 5.手に付着したウイルスが口に入る  という段階を経るわけですが、2~4の各段階でキャリーオーバーするウイルス量は激減しているわけです。呼吸器に存在するウイルスを全て肉に付着させられるわけがないし、高圧洗浄された時点でウイルス量はほとんどゼロに近くなるわけです。  さらに肉に付着したウイルスのほんの一部が手に付着するわけです。ま、肉を満遍なく手で触れば話は別ですが・・・  とすれば、これで感染が成立するためには、豚は最初にどれだけのウイルスを持っていれば良いのだ?という話になるわけです。まあ1から2の間にほとんどあり得ないくらいの"壁"があることを無視して考えても、です。  そんな豚(当然、バリバリに発症しているでしょう)が生体検査をスルーしてラインに乗ることは、やはり考えられません。  もうひとつ。これは余談になりますが、それでも豚肉から感染する確率は"ゼロ"ではないですよね。飛んできた隕石に当たる方が遙かに確率は高そうですが、それでもゼロではないです。  で、その壁を乗り越えて感染してしまったとしましょう。  それでどうなるか?  「豚インフルエンザに感染」するだけの話です。決して今流行している「新型インフルエンザ」に感染するわけではありません。  アメリカでは、これまでも年に1~2人は「豚インフルエンザ」に人間が感染しています。もちろんこれは豚肉からではなく、豚と直接接触したことによる感染です。通常のインフルエンザと同じです。  現在の新型インフルエンザは、その遺伝子構造が詳細に公表されていますが、豚インフルエンザが少なくとも2種類、鳥インフルエンザウイルス、人のインフルエンザウイルスの、合計少なくとも4種類のウイルスの遺伝子が交雑した「新型ウイルス」です。「豚インフルエンザウイルス」とは既に別物になっています。  新型インフルエンザは、中間宿主を必要とせずにヒトとヒトの間で流行する「完全なヒトの伝染病」になってしまっています。  ですから、「今はもう豚肉の心配なんてしている場合ではない」ということです。

nara-inoue
質問者

お礼

ありがとうございました。この件に関しこれだけ詳しい解説をかつ短時間で(しかも深夜に) ご回答を賜りまして、感激しております。 ご指摘頂いた厚生省のコメントも読んではいましたが、彼らは「豚肉は口から胃に入るものだ」ということのみを前提にしており、呼吸器からの感染については一言も触れていないので、私の質問中にはカギカッコつきの「専門家」としていた訳です。一方で石破農相が、豚肉は出荷時に「滅菌」処理しているから大丈夫、と言っているのを見て、農水省の説明にも不信感を抱いていました。日本にはほんとに専門家といえる人がいるのか、いたとしても今回のような物事を一気通貫で見て、安全性なり危険性なりを解説できる人がいないのではないかと心配していました。 先生のご説明をお聴きして私の疑問・心配は殆ど解消しましたが、まだ2点ほど残っているのは、(1)先生のご説明にある 豚屠殺から食肉としての出荷までの処理過程はメキシコにおいても日本と同様に安全性が確保された(ウイルス非汚染を担保された)ものであるのかどうか、(2)先生が仰る様にヒト型へ変異後の(ヒト-ヒト感染)インフルエンザウイルスは豚肉から感染することはないにしても、ヒトへの感染原となったブタの肉にウイルスが付着しておりそれが強毒性を持っている(あるいは「持っていたが、その後ヒト-ヒト感染化したときに弱毒化したのかも知れない)ことは否定できないのではないか、ということなのです。特に、今回の新型インフルエンザを巡るメキシコにおける事態の混乱や情報不足を目のあたりにして、現時点では何事にも予断は許されないのではないかと考えています。 ともあれ、迅速ご丁寧なご回答をありがとうございました。

その他の回答 (5)

noname#160718
noname#160718
回答No.6

 再びJagar39です。 >ヒトへの感染源となった豚に関する質問は、「最初の一撃」という意味ではなくて、体内でヒト型への変身ウイルスを誕生させた豚が自ら食肉として出荷されるケース、あるいはその豚から「ブタにもヒトにも感染する(両感染性の)インフルエンザウイルス」を貰った豚が食肉を提供するケースを言ったつもりです。  そうでしたか。  まあ、十分なウイルス量を持った発症中の豚が出荷されてラインに乗ること、と殺時の処理が極めて不適切であること、というほとんど起き得ないと思われる条件を満たせば、ウイルスに汚染された豚が食卓に上がることも可能性がないとは言えないでしょう。  でも、今はこのウイルスはヒトから直接来る可能性の方が遙かに高いわけですから、豚肉の心配をする意義はほとんどないと思います。  このウイルスは、No.5の回答にもあるとおり、豚インフルエンザウイルスが2種類、ヒトと鳥のインフルエンザウイルスが各1種類、混合されたものです。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/genomes/FLU/SwineFlu.html  ここでこれまでに解析された全ての新型インフルエンザウイルスの遺伝子(塩基配列)が公開されています。  Influenza A virus(A/California/07/2009(H1N1))とかあるのがウイルスの株名で、PB1とかPB2というのがインフルエンザウイルスのゲノムの分節名というか遺伝子名です。どちらの表現も完全には正確ではないのですが。  ここのHAというのが、H1とかH5というウイルスが細胞に感染する時に最も重要な働きをする蛋白質をコードしている遺伝子です。  塩基配列が読まれていれば、リンクが張られているのでクリックすれば読まれた全塩基配列が出てきて、しかもそのページから[Blast]のリンクをクリックすれば、データベースに登録されている塩基配列情報から相同性の近いものをサーチしてくれるという、10年ほど前と比べると天国のような簡単さで遺伝子解析ができてしまいます。  というわけで、今回のHAは2000年(あるいは1999年)にインディアナの豚から分離されたH1N2株と最も近い、ということが誰でも調べることができます。  というわけで、少なくとも豚が2種、鳥とヒトが1種の交雑ということは、もう誰の目にも明らかです。  ただ、それがどう交雑していったかを分析するのは、かなり手間ヒマがかかりそうですが・・・  現在のところの解析結果では、最終的には2種類の豚のウイルスが交雑して今回のウイルスができた、ということらしいです。  その豚由来ウイルスを仮にAとBとすると、Aの方はノーマルな豚インフルエンザで、Bのウイルスは鳥とヒト由来のウイルスが混合したウイルスだったらしいです。AもBも10年以上前から存在が確認されているウイルスですから、ということはつまり、Bウイルスで既に「鳥&豚&ヒト」の交雑は果たされていたわけですから、この10年は常に今回のような新型インフルエンザ発生のリスクがあった、ということになるのでしょうか。  なお、これは暫定的な分析結果だということなので、最終的にはまた違う話になるかもしれません。  それと、最終的にAとBの2つの豚インフルエンザが混合感染し、その体内でAとBが遺伝子組み換えを起こして新型インフルエンザウイルスが誕生したのだとすれば、その「最後の一撃」の場所を提供した動物は、必ずしも豚ではなく「人間」かもしれませんよね。まあ確率としてはかなり低そうですが。  でも仮に「新型インフルエンザウイルス誕生の動物」がヒトだとすれば、現在このウイルスを持っている豚は存在しないことになります。  今のところ、このウイルスを持った豚はメキシコはおろかどこからも見つかっていません。  まあいろいろな可能性が考えられるということです。  それから、このような遺伝子情報は機密にされている方が「兵器転用」しやすいのですよ。オープンになると同時に兵器のような物騒な用途には利用価値がなくなります。  また、日本も生ウイルスがCDCからようやく貰えたそうですが、この遺伝子情報がなければ、新型インフルエンザの診断すらできません。  生ウイルス貰っても、それを自分達でシークエンスして塩基配列を読まないと診断には使えませんから、何はなくとも遺伝子情報は公開してもらわないと。  生ウイルスが届いて良かったね、というのはこれでようやくワクチンの開発に着手できるという、また別の話で、診断には何はなくとも塩基配列、です。

nara-inoue
質問者

お礼

今回は、単に豚インフルエンザに関連した豚肉の安全性に関することにとどまらず、家畜-ヒトのウイルス感染症にまで及ぶ、先生の専門性の高いお話を伺うことができて、大変勉強になりました。本当にありがとうございました。

回答No.5

>というわけで、豚とヒトだけなら、あまりたいしたことにはならない、ということです。 たしか、新型のウイルスの塩基対情報の研究の結果がもう出ていて、 人、鳥、豚(二種類)の混合体であった という事だったと思いましたけど。 これだけ感染力が高いですからね、詳細なDNA情報は兵器情報になり得るので機密にしてほしい案件ですね。

noname#160718
noname#160718
回答No.4

 Jagar39です。  私は別にこの問題については「専門家」ではありません。ウイルス感染症については検査や分析から現場の防疫活動までそれなりの経験がありますし(獣医師ですから動物領域ですが)、試験研究もしているのでここでは専門家を名乗ってもバチは当たらないくらいの知識と経験は持っていると思っているのですが(でも区分は"経験者"にしてますが)。  特にインフルエンザは獣医領域でも最重要の感染症ですし、ヒトの新型インフルエンザとの関連が強いので、動物のことだけ勉強していれば済むという話ではないです。  なんにしても、本当の「専門家」はこんなところには出てこないでしょう。彼らは今、こんなところで書き込みをしている時間などあるわけがありませんから。  また、例えばインフルエンザの質問に対して、インフルエンザの研究を仕事にしている本当の意味での「専門家」は、却って回答を書きにくいです。職務上あるいは契約上の、いろいろな"縛り"がありますから。  このサイトでも、インフルエンザの質問に対して臨床医が「専門家」を名乗って回答していたりしますが、その質問がウイルス学や疫学の知識を必要とするような場合は、本当に自分が「専門家」を名乗る資格があるのか、慎重に判断する必要があるでしょう。けっこうウソや勘違いの回答、多いです。  ある総合病院の患者向けのパンフレットに感染症担当の内科医が「季節性インフルエンザにカモ類が中間宿主として重要視されている」という意味のことを書いていて呆れかえったことがありました。下手に勉強しても、きちんと体系的に勉強しないと却って混乱するということでしょう。  まあ、日本は専門家を軽視する国です。給料も他の一般職と同じだったりするし、人員配置でも「獣医なら誰でも同じことができるはずだ」というスタンスですから。  大臣も、自分が知らないなら「専門家」にコメントさせた方が良いのに、と思う場面がしばしばです。農水大臣だけでなく厚労大臣も。  「滅菌」発言も驚きましたし、帰国して4日も経ってから発熱したような事例を"疑い例"として深夜1時に発表する必要があったのか、など、専門家に発言権があればもう少し違った形になっていただろうことは多々あります。  さて、前置きが長くなりましたが、回答を。 >豚屠殺から食肉としての出荷までの処理過程はメキシコにおいても日本と同様に安全性が確保された(ウイルス非汚染を担保された)ものであるのかどうか  これについては、「一応は」というところでしょうか。少なくとも輸出向けの豚肉に関しては、輸出先の国が出す衛生基準に合致していなければならないので、日本に入ってくる外国産の畜産物は、どれも同等の安全性が担保されたものである"はず"です。  ただ、これも「必ず」とは言えませんね。  食品の安全問題が騒がれる前、もう10年ほど前になりますが中国から輸入された鶏肉がインフルエンザウイルスで汚染されていたことがありました。これは輸入検疫で摘発されたもので、一般ニュースにもなっています。当時は誰も関心がなかったようで、静かなものでしたが。  これも高病原性ならともかく、通常の鳥インフルエンザで「肉」が汚染されるのは、「よほど不適切な処置」をしているのだろうと私達は驚いたものでした。  当然即座に輸入停止になったのですが、数ヶ月後には彼の国から「改善した」という報告を受け、こちらからも専門家が視察に行き、確かに改善されていることを確認して輸入再開、という運びになっています。  ま、あちらさんも「見せたいものを見せる」ことはできるでしょうから、視察した専門家だって「あちらが見せたいものを見せられている」ことは百も承知なのに、「改善されている」としか言えないわけですけどね。  ちなみに、当時の「中国鶏肉汚染(インフルエンザウイルス)」は、一度だけでなく複数回、起きています。その度に輸入停止→視察→輸入再開という段取りを繰り返している、というわけです。  なのできちんと基準もあってそれを監視するシステムもあるにはあるのですが、それで100%信頼できるものかどうか・・・というところです。  だから国産品が安全なんですよ、と書くと宣伝っぽいですが。 >ヒトへの感染原となったブタの肉にウイルスが付着しておりそれが強毒性を持っている(あるいは「持っていたが、その後ヒト-ヒト感染化したときに弱毒化したのかも知れない)ことは否定できないのではないか  これは"最初の一撃"という意味でしょうか。  ウイルスの毒性については最初から弱毒(病原性は弱い)だったことがほぼ確実視されていますが、最初のヒトへの感染経路としてはそういう可能性はないわけではないです。ただ、普通に豚との直接接触によって感染したという感染経路の方が遙かに可能性は高いですけど。  豚からヒト、ヒトから豚へのインフルエンザの感染は、けっこう普遍的に起きています。  個人的に30年ほど前に日本で豚インフルエンザが初めて流行した時は、養豚農家も検査に入った獣医師もガンガン感染した、みたいなことも聞いているのですが、当時は「鳥→豚→ヒト→新型インフルエンザ」という図式もよく判っていなかった頃ですし、おおらかな時代だったので誰もあまり気にしていなかったみたいですね。  現代のアメリカでも豚からヒトへのインフルエンザ感染は、年間に1~2人というペースで起きています。インフルエンザは季節性のものですら、統計に上がってくる数字は氷山の一角でしょう。豚インフルエンザに感染しても通常のインフルエンザと症状は変わりませんから、診断されても「インフルエンザ」で終わる例が大半でしょう。ウイルス分離は、よほど変わった症状の患者か定点観測でのウイルス分離プログラムに偶然当たった検体しかされないでしょうから、豚からヒトへの感染はそれほど珍しくはないという可能性は大いにあると思います。  そもそも豚で流行しているH3N2はヒト由来です。これはヒトのインフルエンザが豚に感染し、そのまま豚に定着してしまった例だとされています。(豚もヒトから「新型インフルエンザ」をもらうわけです)  というわけで、互いにけっこう親密にウイルスをやりとりしている状態では、お互いの持ち物が似たようなものになるわけですから、たいした事態にはならないわけです。  たいして鳥とヒトは普段はあまりつき合いがないので、鳥のウイルスがヒトに入ると大事になったりするわけですが、そこに豚は鳥ともヒトとも仲が良い、という特徴があるので、鳥のウイルスが豚を介してヒトに来ることが危惧されていたわけです。  というわけで、豚とヒトだけなら、あまりたいしたことにはならない、ということです。  まあ、そうなると今回のウイルスも、もしかしてメキシコのレベルの低さのせいでやたら大げさに世界に発信されてしまっただけで、本質は普段起きていることと同レベルのものだったのでは?という可能性もあるわけですが・・・まあもう少し様子を見ないとなんともいえません。  現在のところは「新型インフルエンザ」として、病原性も「けっこう高いかもしれない」というシナリオで動くしかないでしょう。  それにしても、肝硬変で亡くなった人まで「豚インフルエンザの死者」にカウントしていたとは・・・メキシコも程度が低いというか。

nara-inoue
質問者

補足

(私にとっては真の専門家としか思えない)畜産分野のウイルス感染症研究の先生から、再三にわたり詳細でご丁寧な解説を頂き、恐縮しております。 ヒトへの感染源となった豚に関する質問は、「最初の一撃」という意味ではなくて、体内でヒト型への変身ウイルスを誕生させた豚が自ら食肉として出荷されるケース、あるいはその豚から「ブタにもヒトにも感染する(両感染性の)インフルエンザウイルス」を貰った豚が食肉を提供するケースを言ったつもりです。 それがヒトにとって強毒性か弱毒性かに関わらず、両感染性のインフルエンザウイルスがメキシコの田舎で誕生し、ブタが当該インフルエンザに罹っても特に重篤にはならず「通常に」生産された豚肉の中に、ヒトへの感染性を持つインフルエンザウイルスが付着している可能性の有無を気にしているのですが、科学的論拠のない素人の「杞憂」に過ぎないかも知れません。

  • tunertune
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回答No.3

1.ブタインフルエンザウイルスが人に感染する確率は極めて低い(ほとんど0)。 2.弱毒型なので豚の筋肉ではウイルスは増殖できないことから筋肉にウイルスが付着している確率は極めて低い(ほとんど0)。 3.新型インフルエンザは人ー人感染であり豚ー人感染ではない。 この時点で豚肉を危険だと考えるのは意味がなくなります。 「上から何か落ちてくるかもしれないからビルの下を歩くときはいつもヘルメットをかぶる」ってくらいナンセンスですし、いちいち「上から物が落ちてくる可能性はゼロではないので気を付けてください」という看板を立てないのと同じです。 「出荷段階で滅菌しているので大丈夫」とか大嘘言ってたりしますが、豚肉は寄生虫等、インフルエンザよりはるかに危険な病原体がいる可能性がありますから、生肉を触った手で口に入れるものを触ったりしないのが無難です。

  • nemoax006
  • ベストアンサー率14% (343/2433)
回答No.1

現在、安全な食物はありません、野菜は各消毒薬にまみれてます 卵も鶏の配合飼料の中身を見れば安全といえるか疑問符がつきます お米は除草剤、防虫剤にまみれています、日本国内で食べるものに安全はありません、あとはあなたが安全の程度を比べながら、食物を取捨選択するしかありません、中国は日本以上に安全については疎かです