私も親戚の叙位しか経験がないので、詳細はわかりかねますが、正副二通あるというような話は聞いたことがありません。
ただ、死亡時の叙位の申請には、死亡診断書が複数枚必要だと聞いたことはあります。元の職場で、この死亡診断書に、推薦事由を添えて、中央へ申請することで、死亡時の叙位が実施されるという仕組みで、推薦団体の控えと実際の位記の発行官庁の控え分でしょう。
ですから、質問者様の「枚数二枚」は、元々そこに入っていた死亡診断書の枚数か、あるいは忘れないようにメモしたものかではないでしょうか。
また、本当の位記なら、いくら慌ただしい葬儀の最中とは言え、預けたままにしておくということは考えにくいと思います。
あくまで推測ですが、死亡直後に叙位の申請をしたものの、葬儀に間に合わなかったが、経歴的には叙位が確実であったため、仮に職場などがご遺族の気持ちを考えて体裁を似せたものを発行したのではないでしょうか。
それはご遺族も知っていたので、葬儀が終わればこれは用済みなので「適当に処分して下さい」と預けていかれた、というのが、順当なところのように思います。
実際に葬儀の際に位記を飾っていて、その位記がなくなっていれば、あとから大騒ぎになって、質問者様のところへもお問い合わせがあったでしょうから、覚えているはずです。そのようなことがなかったということや、文書の体裁がおかしいことなど、あくまで状況証拠ですが、それらしき雰囲気はうかがえます。
ですから、このままお忘れになってしまっても、いいのではないでしょうか。
あくまで気になるということでしたら、「位記はご位牌といっしょに飾っていらっしゃいますか?一度拝見したいのですが」などとご連絡してみて、反応を見てみてはいかがでしょうか。
お礼
仕事もない 先が見えない そうした中でどうしようかと考えていましたことにやっと光がさしてきたように思えます。 ご丁寧にお答えいただき本当にありがとうございます。 憂鬱な連休になるところでしたが気持ちを晴れやかにして久々にお棚参りをしてきます。 何度もお手数をおかけしましたことお礼申し上げます。