スワローズが東京にこだわる理由
昨年からスワローズは、球団名に「東京」を冠し「東京ヤクルトスワローズ」となりました。
わざわざ球団名に「東京」を付け、「テコでも東京から動かないぞ!」という強硬な姿勢を見せています。
しかし、スワローズの本拠地である神宮球場と、ジャイアンツの本拠地である東京ドームはわずか数キロしか離れていません。同一リーグの本拠地が至近距離に存在し、しかもその両球場で同時に試合が行われている事もしばしばです。
以下は私見です。
昔ながらのホームランの出やすい狭い球場で、なおかつ大学野球との兼ね合いで使用に制限の多い神宮球場に留まるメリットはないように思います。
野村監督時代に頻繁に優勝していた頃は神宮に来るスワローズファンも多かったですが、近年は満員になるのは巨人戦、阪神戦位で、しかも相手チームのファンが大多数を占めているのが現状です。
パリーグは首都圏と関西圏に集中していたチームが次々に移転し、それぞれの地域で地元ファンの獲得に成功しています。
スワローズも東京はジャイアンツに任せ、プロ球団が空白となっている四国に移転して新しいファンを獲得する方が経営的にも得策だと感じます。
松山の坊っちゃんスタジアムは比較的新しく広い球場なので、移転するにはもってこいだと思います。スワローズはここで毎年主催ゲームを行っているようなので、ファンにも受け入れられやすいと思います。
なぜ執拗に「東京に根ざす」事にこだわるのかが疑問です。
お礼
ありがとうございました。