- ベストアンサー
ゴールデンタイムでのアニメの放映がなぜなくなったか?
最近ゴールデンタイム(午後7時~8時)に放映されるアニメが少なくなりましたね(TV東京除く)。 昔はほぼ毎日この時間帯にアニメが放映されていました。これはなぜなんでしょうか? 子供がゲームに夢中であまりアニメの視聴率が取れなくなっているのでしょうか? 逆に深夜アニメは花盛りですね。多い日には1日に5本も6本も放映されているみたいです(私はあまり見ていませんが・・・)。これは大きいお友達(ヲタク)層が見ているからと思われますが、アニメは子供のものではなくなってしまったんでしょうか・・・。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
70年代とは生活スタイルが変わったからですよ。 ・父親と子の帰宅が遅くなって7時に家族で夕食をとらなくなった事 ・TVが個室に移って親子でTVを見なくなった事 ・90年代からゲームが普及したこと ・子供が減った事 が影響しています。 プライムタイム(18:00~23:00)の番組はTV局の「顔」で、原則全ネット局で放送します。 20局ネットだと局に支払う放送料は2000万円/週。 それに制作費等をあわせると3000万円。 1年(52回放送)で15億円になります。 その3/1をバンダイが持つとして5億円のコストです。 マジンガーZの頃はTVが「一家に1台」でしたので、 1.世帯数を4000万とする 2.子供にせがませて視聴率30%を稼いで「家族で」見る (当時のアニメは20%が「及第点」でした) 3.視聴世帯に平均1.5人の男の子がいるとする 4.その子供がCMの玩具を親におねだりする 5.その1割(180万人)が1200円の玩具を買ってもらえる として22億円。粗利3割として7億円の収益になります。 子供が減って個室でTVを見るようになった現在では2と3が成立しないので、こういった大掛かりなビジネスが難しいのです。 視聴率が低いとTV局の営業にも響きますし。 そこで現在は、親世代が昔見た番組を「リメイク」することで、親世代をTVに引き戻して、子供にグッズを買い与えさせよう(または自分用に)という策を採っています。 ウルトラマン、ライダー、戦隊、ガンダムといった長寿シリーズやヤッターマンやドラゴンボールがリメイクされるのはそういう狙いもあります。 それでもプライムタイムはコスト的に厳しいのが現状です。 6局程度のネットで人口の8割をカバーできるTV東京や深夜枠は費用の点効率が良いのです。
その他の回答 (3)
一つ目としては塾等の習い事があります。 ゴールデンタイムとされる時間帯は家に居ない事が多いので、そもそもTVを見ません。 二つ目としては娯楽の多様化。 かつて娯楽の王様と呼ばれた映画もTVの普及で人気も衰えました。 それと同じようにゲーム等TVにとって変わる娯楽が登場したことで TVに固執する必要が無くなりました。 三つ目としてはコスト アニメを作るには莫大な費用が掛かります。 ですがアニメの予算はとんでもなく安く 放送料の高いゴールデンタイムでの放送はとても無理な状態です。 深夜アニメが多いのもコレが関係しています。
お礼
TVゲームと少子化までは予想していましたが、塾通いという子が多いのですね。 私が小さかった頃は塾へ行くのは成績の悪い子というイメージでしたが、今では成績の良い子ほど塾へ行っている感じですね(本当はやはり塾へ行っているから成績も良いのでしょうけどね・・・)。 ありがとうございました。
- ririco77
- ベストアンサー率28% (96/339)
少子化に加えて、その時間帯は塾に行っている子が多いです。 なので逆に深夜のアニメが増えている傾向になってきています。 それに今はアニメよりバラエティーが好きな子が多いです。
お礼
ありがとうございます、なるほど塾通いをしている子が多いという理由もあるんですね。
- Dxak
- ベストアンサー率34% (510/1465)
少子化による視聴率の低下 これで、スポンサーがつかなくなったって事
お礼
ありがとうございました。やはり少子化が影響しているわけですね。
お礼
細かい説明ありがとうございました。 経営的な見方でのお答えですね。