- ベストアンサー
世界選手権2009
今回(2009)の世界選手権ですが、 正直審査員の採点に疑問を思っています。 確かにキム・ヨナ選手の演技は素敵ですが、200点超える価値があるのでしょうか? ミスだってしているし(転倒してはいませんが)、トリプルアクセルも飛べませんよね。 正直私は「表現力」ではなく「顔の表情」で点を稼いでいる気がします。 また、今回ショートプログラムで浅田選手と10点以上差がついた理由が分かりません。審査員が彼女の味方をしているようにすら感じます。 私は素人なんですが、どなたか分かる方がいらっしゃいましたら ご回答してくださると助かります。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
今回のワールドは全体的に点が高めでした。 きっと誰かの点を最初に上げてしまったので、キムヨナ選手の点も上げざる負えなかったのでしょうね。 とはいっても、200点越えには首をかしげます。 キムヨナ選手は技術的にも優れているという意見を聞いたりしますが、浅田選手よりは劣ります。 確かに最初の3-3ジャンプは、スピードに乗って飛距離、高さもあり素晴らしいと思います。 しかし、その他のジャンプは他の選手とあまり変わりはありません。 きっと最初の3-3の印象が強いため、他のジャンプも加点をもらえるのでしょう。 まさに作戦勝ちですね。 ステップ、スパイラル、スピンですが、これも浅田選手と比べれば劣ります。 まず、ステップは深いエッジに乗っているようには見えませんし、あまり細かくありません。 スパイラルは、彼女は柔軟性に欠けるため、足が180度に開きませんね。しかし、音楽にのっての入り方が上手いのでしょう。 スピンも軸がぶれます。 浅田選手は、SPで3ルッツを跳ぶと決められているのに、ダブルになってしまいました。 おそらく6点くらいは損をしていると思います。 跳べていたら少なく見積もって72点位でしょうか。 フリーで3アクセルが跳べていたら、+8点くらいですね。 合計14点くらい損をしたということになります。 それでもヨナ選手の方が上だったでしょう。 ヨナ選手は、技術的には劣りますが、演技力がスバ抜けているので、その分高い点数が加算されます。 こうなってくると、またフィギュアがスポーツか芸術かで論争が起きそうです。 最近のフィギュアは、もはやスポーツではないですね。つまらなくなりました。 五輪の種目である以上、スポーツであって欲しいです。 4回転を跳ぶ男子選手や、3Aを跳ぶ選手が報われないのは納得できません。 加点に上限をつけるべきです。 五輪では男子は4回転、女子では3Aを跳ぶ選手に金を取って貰いたいと思っているので、浅田選手は逆境に負けず、頑張って欲しいですね。
その他の回答 (6)
『参考になった』を押してくれた人がいので、 もう一度投稿させていただきます。 (消された理由が全く不明ですが、 消されるたびに推敲が進むのでうれしい限りです。) アテンション加点の妙については ISU発表のプロトコルを調べてください。 キム・ヨナ選手の女子唯一のアテンション加点、 それも5回は特筆すべき数字です。 エッジエラーでも加点がもらえる唯一の例なので、 現役選手はビデオを手に入れて研究すべきです。 フィギュアを長く愛する者として、 これからフィギュアを観てくださる人たちにここであと一言だけ言わせてください。 今回の馬鹿げたジャッジはキム・ヨナ選手には何の非もありません。すべて愚かな大人たちの政治的な思惑によるものです。もちろん自分のおかしな採点に一言言及する責任はあるのかもしれませんが、どんな人間も自分が良く評価されていることに口を出したりはしないでしょう。 今回のこういった騒動の被害者は最終的には、現在採点で狙われている浅田選手や安藤選手ではなく、間違いなくキム・ヨナ選手になるでしょう。あらゆる現役スケーターと同様、彼女も間違いなく内心で気づいています。自分は200点を出せるほどのスケーターではないと。 事実として、彼女の演技の構成は劣化していっているからです。出来ないジャンプはどんどん切り捨て、(来季に向けてまた練習するでしょうが…)ただつなぎと失敗してないように見せかける事だけがうまくなっているのです。彼女に求められているのは『自分の限界を乗り越えて良い演技をすること』ではなく『コケないこと』だからです。 これこそ実は彼女の才能を潰すことなのです。 今回の騒動で私自身完全に浅田選手よりの立場に変わってしまいましたが、 昨季まではキム・ヨナ選手も浅田選手も同じくらい応援していました。TVの放送は浅田選手とキム・ヨナ選手の二人の演技のみ別に編集して、DVDに保存しているくらいこの二人の対決が楽しみでした。 本気でバンクーバーでは二人が女子初の200点台、 しかも同点で金銀を半分ずつ割るのが良い、くらいに思っていたのです。 今の流れでは最終的に損をするのは間違いなくキム・ヨナ選手になります。 なぜなら207点という点数は、言ってしまえば、 「貴女はスケーターとして、もはややるべきことは何もない」と言われたことに等しいからです。 この称号に耐えられるのは辛うじて、かのプルシェンコしか存在しないのです。 しかし現実として彼女はループなどの3回転をあきらめ、 かつては浅田選手に追いつくために練習していた3Aには二度と取り組まなくなるでしょう。 「SPが完璧」などと近視眼的にもてはやしてはいけません。 シーズンを通して彼女のSPはどんどん乱暴になっています。 それを『勢い』とか『スピード感』とかの評価でごまかしてはいけません。 あの彼女のSPはエンジンが悲鳴を上げている自動車、 ぶっ壊れる寸前なのです。 本当の本当は『キム・ヨナに勝てるのは浅田真央だけ』ではなく 『天才浅田真央に迫れるのは、努力の人キム・ヨナだけ』なのです。 違う次元にいるのはキム・ヨナ選手ではなく、出てきた頃から今に至るまで浅田選手なのです。 今季は色々あって完璧な演技は見れず終いでしたが、 すでにリンクに立つ前に浅田選手はキム・ヨナ選手を含む他の女子選手を15点は軽くリードしているのです。 これはひいき目ではなく、それぐらい彼女はすごい選手なのです。 今のキム・ヨナ選手を「史上最高のスケーターだ」と言う人は、 間違いなくキム・ヨナ選手の真のファンではありません。 「浅田真央はキム・ヨナに遠く及ばない」という人は、 間違いなくフィギュアスケートをこれっぽっちも愛していません。 浅田真央という選手はフィギュアファンにとって、 驚異であり、ワクワクであり、フィギュアの可能性そのものです。 本当の意味で『女子フィギュア界のプルシェンコ』になれる可能性を持っている初めての女性なのです。 そしてキム・ヨナ選手はその誰も近づけない天才に努力で迫れるかもしれない唯一の選手なのです。 なのに、なのに…大人は、権力にしがみつく歪んだ大人と…愚かなマスコミ、愚かなファンは… この二人を、フィギュアそのものを潰そうしているのです。 浅田選手とキム・ヨナ選手は切磋琢磨し合っている内に、 二人とも遥か彼方に行ける可能性のある選手たちなのです。 でも今回の馬鹿げた政治的策略によって、 その旅をするのは浅田選手一人になってしまったのです。 それが多くのフィギュアの真のファンたちが憂いていることなのです。 乱筆長文、失礼しました。
- t-6000
- ベストアンサー率36% (25/68)
今の採点は点数の積み重ねですから、特にトリプルアクセルを跳ばなくても200点超えは可能ですが、200点というのは単にキリの良い数字に過ぎず、昔の6点満点とは違いそれほど意味はないと思います。 ヨナ選手自身あまり意識していないのは、先の四大陸大会でも200点超えの可能性が充分ありながらフリーではあえて苦手のループジャンプを入れたことでも分かります。 ショートプログラム(SP)の点差に関してですが、浅田選手はルッツジャンプが2回転になってしまいました。SPは三回転を跳ぶ事を義務付けられているため減点対象になります。 更にスピンやスパイラルでもレベルの取りこぼしが多かったです。 かたやヨナ選手のSPは完璧といって良いものでした。 強いて言えばフリップの軽度のエッジエラー(『!』と表記されます)でしょうか。 『!』の場合他の加点要素が多ければ最終的に加点が付きます。この事はルールにも明記されてます。 それでも『!』を取られなかった大会と比べると1点ぐらい減点されてます。 確かに今大会は点数が高めに出ているとは思いました。しかしそれはヨナ選手に限ったことではなく、全ての選手がです。 仮に点が辛い大会だったとしてもあの点差は殆ど変わらなかったでしょう。 今大会においてヨナ選手は他を圧倒する演技を見せた。それは日本に限らず海外の解説者の絶賛や、会場のスタンディングオベーションでも見てのとおりです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実際、浅田選手にとりこぼしがあるみたいなんですけれど、 ジャンプ以外正直分かりませんでした… キムヨナ選手は確かに良い演技でしたね。 でも、最後は浅田選手に勝って欲しいですね。 浅田選手はスケート技術が誰より素晴らしいので…
こんにちは。 私はこの方のブログが好きでよく読んでます。 http://plaza.rakuten.co.jp/mizumizu4329/backnumber/200903 3月29日、30日、31日のところに今回の採点の異様さが書かれています。 なんとキムヨナは男子以上、かのプルシェンコよりも高得点なのだそうです。 ありえない~。(私はキムヨナファンですが、それでもそう思う) 日本連盟はキムヨナのこの得点について抗議したほうがいいのでは? 五輪は日本人選手はメダルは取れないでしょう。 残念ですが、実力が採点されるわけではなさそうなので・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ご紹介してくださったブログを拝見しましたが… プルシェンコよりキムヨナの得点が高いなんて! びっくりですね!本当ありえないです。 しかも半端じゃない得点の上がり方… 大きな裏がありそうで…(汗)
点数という権威に惑わされてはいけません。 207点は明らかにインフレ点数(肋骨な言い方をすれば八百長。キム・ヨナ選手に罪はありませんよ。問題は怖~い大人たちです)なので気にしなくていいです。女子ではまだ本当の200点越えの演技は誰もやっていません。今回の世界選手権のキム・ヨナ選手の優勝は妥当ですが、これもまともな採点だったらわかりません。浅田選手はライバルの76点という馬鹿げた点数がなければフリーでの巻き返しにもう少し意欲が出せたでしょう。点数に関してはジャンプのすっぽ抜け、スピンの要素抜けですから本来は195点あたりです。全体の点が高すぎるのでこれでも高いと思います。まわりも下げて190点が常識的かな。今回の浅田選手の188点も出来の割にはかなり高めですが、本来二人に20点の差はありません。207点という馬鹿げた点数はキム・ヨナ選手にとって単なる呪いになるでしょう。最低でも200点を超えないと全く満足できなくなってしまった訳ですから。 また二人には今大会の点数のような、実力的な差もありません。一つ一つの要素を比較した場合、むしろ浅田選手の方がスケーターとしての能力はかなり上です。体力も遥かに優れています(そして実は表現力もね…)。どちらも最高の演技をした場合は間違いなく浅田選手が勝ちます。それは当人たちも、キム・ヨナ選手寄りの審判員たちも分かっているはずです。キム・ヨナ選手のミスなど待たなくても浅田選手が堂々と最高の演技をすれば、勝てる女子は誰もいません。勝負から解放されたEXの演技を見れば一目瞭然です。キム・ヨナ選手も間違いなく浅田選手に才能・能力で勝っているとは思っていないはずです。 今季の二人の演技を一行で言い表すと、 キム・ヨナ選手は「誰にでも出来ることを、これ以上ない極限まで洗練させた、計算できる演技」 浅田選手は「誰にも出来ないことを、さしもの天才もこなすのがやっとだった、全く未知数の演技」 といった具合です。 キム・ヨナ選手は3回転ジャンプを実質2種類(ひいき目に見て3種類)しか試合で飛べません。プログラムの構成自体も、浅田選手の3Aやステップの様な、誰にも出来ない技は何一つ入れていません。スピンやスパイラルも、とりたてうまい訳ではありません。しかし彼女のすごいところはそんなことを全く感じさせない完成度とつなぎのうまさ、スピード感(後半は体力不足ですが)です。あとは身もふたもない言い方をすれば、スタイルの良さがスケーティングを際立たせているのです。彼女が5頭身だったら、表彰台に上がるのさえも難しくなるかもしれません。浅田選手もスタイルなどでは全然負けていないので、問題は完成度と、堂々と滑ること、またEXでは見られる表情の豊かさです。 例えばキム・ヨナ選手はジャンプでアテンション(!)を食らってもなぜか加点されます。これは常識から考えるとおかしいですが、八百長でないと信じるのならば、ジャンプ自体を自信満々に飛んでいるためによるところが大きいと解釈するより他ありません。五輪はISUだけでなくIOCも絡んでくるので、今回の世界選手権のように露骨な採点はないと思います。もしあったら、それこそキム・ヨナ選手が誰にでも分かるような大ちょんぼをやらかさないと勝てません。でもキム・ヨナ選手のミス待ちは期待しなくても、します。というか彼女は大一番ではフリーで必ずやらかします。下手をすれば得意得意と言っているSPでもすっぽ抜けをやらかします。 浅田選手が五輪で勝てるかどうか分かりませんが(多分勝つと思いますが)、負けたところで残念がる必要は全然ありません。勝負に負けて悔しいのは分かりますが、日本は間違いなく過去最高に創造的な天才スケーターを生み出したのですから。天才は勝負事に弱いということは多々あり得ることです。特に浅田選手は駆け引きとかが苦手ですし。とにかく彼女は最高の演技をしたときは自分で感極まって泣いてしまいます。それを見れれば浅田選手の勝敗の行方は二の次なのです。実際に勝敗は政治的な都合で決まってしまうことも多いからです。 「ごひいきの選手が本人も納得の最高の演技をする」これがフィギュアファンの本懐です。しかも、ごひいきも何も浅田選手はかつていなかったほどの、これからもそう簡単には出ないほどのレベルの選手です。点数は紙の上のお話、演技は氷の上で繰り広げられる神話です。繰り返しになりますが、点数という権威に惑わされないように。 キム・ヨナ選手は、誰でも行けるような場所に立っています。しかも彼女自身の力で行った訳ですらありません。でも浅田選手は誰も行けないようなところに自分の力で行ける、紙の上にさえ神話を築ける唯一の選手です。 そしてなにより彼女の負けず嫌いっぷりには今後大いに期待出来ると思いますよ。 乱筆長文失礼しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても詳しく書いてくださり、ありがとうございます。 まさにおっしゃるとおり、浅田選手は類まれな選手ですよね。 正直点数に反映されないのは残念でしょうがないのですが…。 確かにキムヨナ選手は浅田選手のほうが出来ると思ってそうですよね。 作戦的になっているところを見ればなおさらです。
- kuroneko89
- ベストアンサー率50% (3/6)
私も200点は高すぎない?って思って ここで質問しようと覗いてみたら 同じように思ってる方がいてよかったです キムヨナ選手はジャンプは確実に飛ぶけど 今回ミスしたし膝を伸ばして回転する技(名前わからない) も浅田選手が深く腰を下ろしてスピンするけど キム選手は浅いです あと浅田選手が足を頭のほうに伸ばしてその足を つかんですべるという技も 他の選手はできてないように見えますが それでも200点いきますかねぇ・・・ カナダの選手も2位になるほどすごいようには見えなかったです (素人目ですが) 私はまおちゃんがジャンプを決める姿を見ると鳥肌が立ちます それがフィギュアスケートをみるきっかけになりました 今後顔の演技だけで戦いあう競技になるなら フィギュアスケートはみないと思います 素人意見なので間違ってるところ多いと思いますが スケートに詳しくない方ならみんな高すぎない?って 思ったと思います
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですよね!200点は高すぎますよね~。 加えてカナダの選手も確かに2位は高い…と感じます。 浅田選手の演技は私も見ていてため息が出てしまいます。 大技も軽々こなしてしまうところが 素晴らしいと思います。 金メダルとって欲しいですね…
ISU(国際スケート連盟)のページには、今回のジャッジの明細が載っていますから、確認してみるといいと思います。 といっても、フィギュアに精通した人でないと、採点方法の詳しいことはわかりませんよね。 フィギュアスケートは、以前は質問者さまのおっしゃるように、トリプルアクセルのような大技をやるとぐんと点数が上がったり、転倒するとぐんと下がったりというような、大雑把なものだったんです。 でもそれでは公平な審判ではない、ということで、採点法の改訂が行われ、2005年から採用されています。 新しい採点法は、技術的要素(ジャンプ、スピン、スパイラルなど)も ひとつひとつ細かく点数を決め、表現力もいくつかの項目に分けそれぞれ基準を決めて点数化し、客観的な数字が出るようになったのです。 つまり、演技のすべてが審査対象になったという点で公平性と客観性が強くなったのです。 だから例えば、ヨナ選手のジャンプは難易度の低いものでも、高さもあり美しく跳んでいるので、加点されるので、点数が高くなるのです。 そのほか、スピンやスパイラルもレベルの高い技をやっているので、それも加点されていきます。 とにかくトリプルアクセルを跳べば高い点が出るという時代ではなくなったのです。 ショートプログラムでは真央選手はルッツジャンプが2回転になっただけではなく、他の要素でも取りこぼしがあったようで、あのような点差になってしまったのです。
お礼
ご返答ありがとうございます。 とりこぼしでこんなにも差がついてしまうものなんですね。 浅田選手は確かにジャンプが抜けてましたが… とりこぼしがあるように全然見えないのは浅田選手の 力でしょうか…。
お礼
ご返答ありがとうございます。 やはりキムヨナ選手は作戦なんですね…。 あと、演技力… 魅せ方が上手いんですね。 nekoneko2002さんのおっしゃるとおり、 フィギュアは確かにスポーツじゃなくて芸術寄りになっているかも しれないですね。 私も浅田選手には大きな作戦勝ちではなく、絶対に金を取ってほしいです。