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印刷について(RAWとJPEGの差)
デジタル一眼レフカメラで撮ったデータを家のプリンタで印刷する際、RAWとJPEGとでは差がでてくるものなのでしょうか。 JPEGは圧縮しているので、RAWより画像が劣化しているはずですよね。そう考えれば、理論上はRAWからプリントした方がいいと思うのですがどうなんでしょう。 そもそもうちにあるプリンタで印刷する程度であればその差は分からない?或いは、印刷のサイズによる? RAWで撮っている人は実際にRAWから印刷したりするものなのでしょうか。 どうぞよろしくお願いします。
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質問者さんは、RAWを100%とした場合のJpegの劣化の度合いを言われているのではないでしょうか。 (違っていたとしても、他の方が述べられていないようなので書き込みさせて頂きます) RAWからJpegに変換した場合、2つの劣化(?)が生じます。 1つは、RAWは大抵12ビットですがJpegは8ビット(?)と色の表現力が違ってしまうことです。 しかしこれも、たとえば(0~10)表現できるものが(0,2,4,6,8,10)などと、つまり最大値と最小値が変わるわけではなく段階数が変わるだけです。 (実際には多少違うのかも知れませんが) また、圧縮による劣化は、その隣接する画像の変化量を少なくすることで圧縮率が決まります。 つまり、白と黒が隣り合っていた場合でも、その間に各階調のグレーが入ることになります。 ですから、Jpegはグラデーションのような徐々に変化するものには最適ですが、アニメのような境界のハッキリしたものには向きません。 つまり、圧縮率が高いほど見た目にシャープさの欠ける画像となります。 しかし現実問題としては、A4(A3?)ぐらいまでは、見た目ではわからないのではないでしょうか。(1000万画素ぐらいなら) 特に圧縮による劣化に関しては、普通の風景であればどんなにコントラストが強くても、拡大してみた場合にはなめらかに変化しているため劣化の影響は無視できる程度だと思います。(圧縮率にもよりますが) 他の方も書かれているように印刷する場合は他の要因の方が影響は大きいと思います。
- cacoll
- ベストアンサー率21% (253/1156)
RAWとJEPGのどちらが綺麗なのか?と言われると JPEGが綺麗だと思います。 理由 色は非常に難しく色を理解していないと色を触るだけで色の極わずかな全体的なバランスが崩れてしまっている場合が多いと思います。 RAWで 色を理解している人が触った場合は色の色相環、彩度、明度、色相(色度)を考えながらベストな状態に持って行き プリントする場合も 色味を含めながら色の出し方を計算して色を触っていき 色を見る目が優れている場合(経験で3年以上必要)は 瞬時に色の違いと色の違っている量を判断できます。 RAWもある程度のことしか出来ないのでJEPG変換後も色を触っていくことでベストな状態に持って行くことは可能です。 これを色を知らない人がした場合 一体?どうなっているのか?全くわからずチンプンカンプンになって チンプンカンプン状態から無茶苦茶にするのが現状です。 後は パソコン環境、部屋の環境、モニター環境があればベストです。
- mitoneko
- ベストアンサー率58% (469/798)
多分、RAWの目的を完全に誤解されているところが、事の発端のように思います。 RAW画像の方が、JPEGの画像より多量のデータを持っているのは事実です。でも、多量のデータを「何のために持っているのか」を理解しておかないと、「うちにあるプリンタで印刷する程度であればその差は分からない?」なんて答えが出てきます。 RAW画像は、基本的に、カメラの画像処理エンジンによる画像処理を行う前のデータです。だから、生データであるという表現をします。この画像データは基本的に、windowsを使って普通のパソコンで見たり普通に印刷したりできる範囲の色・輝度を超えるデータを保持しています。 なぜこんなに大量のデータを保持しているかというと、元のデータを全部持っておけば、いかようにも編集できるからです。 例えば、大事なところが白飛びしてしまったから、露出を下げる方向で編集するとします。 JPEGで保存したデータだと、白く飛んでしまった部分は、「白く飛んだ状態」で記録されているので明るさを下げても「黒く飛んだ状態」になるだけです。失われた物は取り戻せないのです。 でも、RAWだと、元に戻せる可能性があります。それは、画面に表示されている以上のデータを持っているからです。画面では白く飛んだように見えても、データには元の景色が残っているので、編集ソフトで明るさを下げれば、見えなかった部分が見えてきます。 つまり、安直に言うとRAWデータを使用すると、編集の幅がJPEGで保存してあるデータに比べて格段に大きくなるのです。 これが、RAWを使う所以です。ただし、生データですから、そのまま印刷したり表示したりするのに向いたデータではありません。生という意味は、例えば「ホワイトバランス」の調整さえされていないのですから。 まぁ、市販のRAWに対応したソフトは、それなりのパラメータで編集してから見せてくれますから、それなりの絵がみられますが、これで終わりならJPEGで保存しておいても一緒です。(いや、ファイルが大きい分だけ罪悪ですね(笑)) 基本的に、パソコンに取り込んだ後、自分の好みで徹底的に写真をさわる予定がないのであれば、ファイルは大きい・対応ソフトは少ない・結果も似たようなもの・・・といいことは何もないですから使う必要もありません。 RAWデータを画像処理(編集)して見られるようにする行程を、フィルムの頃の用語を用いて「現像」といいますが、言い得て妙です。 普通、フィルムで撮影した結果を写真としてみるには写真屋さんに現像に出しますよね。で、プリントされた写真を見るわけです。 デジカメになって少し便利になりました。写真屋さんに持って行かなくても、フィルムはすでに現像されいる状態までカメラが自動でやってくれるのです。これが、JPEGで保存した状態です。後は、プリントするだけです。 一方、フィルムの時代も、本格的に凝った処理をしようとする人たちは自分で現像しました。そうすれば、自分の手で、自分の好み・目的に合わせて処理ができるからです。 これに対応するのが、RAWです。カメラ任せでは満足できないから自分で全行程を処理するために、この形式を使用します。 >そもそもうちにあるプリンタで印刷する程度であればその差は分からない?或いは、印刷のサイズによる? 最後に、もう一度この質問に戻りましょう。最後に紙になった結果は、家庭用のプリンターを使用してL版で印刷した物でさえ、JPEGで保存した物では不可能な結果を出すことができます。ただし、これが一般的にきれいと言われる物であるかどうかは、RAWの現像処理をした人の感性と腕しだいです。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
TIFFとかJPEGとかRAWという画像形式に固執しているからなかなか理解できないでいると思います。 TIFFとかJPEGというのはファイルとして記録メディアに保存する際の決まり事の総称です(規格ともいう)。プリンターからしてみればTIFFやJPEGというのはハッキリ言って関係ありません。WindowsだとDIBデータとしてプリンターなどのデバイスとやり取りされています。 DIBというのは圧縮されていない生のデータとなります。したがって800万画素のJPEGのファイルサイズが7MBだとしてもPhotoshopに読み込ませると23MBのメモリを必要とします。 PhotoshopやViewNXも見えないところでRAWやJPEGをDIBでプリンターにデータを送っているだけ。 RAWが生データといわれているのは、ホワイトバランスやシャープネスといったいわゆる現像パラメーターが一切加味されていない状態だからです。 ViewNXでRAWプリントする際にはJPEGの現像パラメーターの設定値にしたがってRAWをDIBに展開してプリンタードライバーに渡しているだけだと思います。 パソコンの画面に表示する時も同じ事をやっているはずですがファイルとして保存しているものを表示しているわけではなくメモリ内で展開しているだけです。 だから >JPEGないしTIFFに(自動的に?)変換されて印刷されているということなんでしょうか。 厳密にはこれは間違いです。 JPEGやTIFFの元になるデータをRAWから作成して印刷しているという事。 このへんは実際にプログラム開発をした事がないとなかなか理解できないので、普通のユーザーは「こうすればこうなる」という操作を覚えるだけで十分です。 とは言え、こういう原理を知っていると新しいものを目の前にいきなり出されても、メニューなどを一通り見てしまえばすぐにそれなりに使いこなしてしまいますけどね(^^;ゞ
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
>現像ソフトはViexNXですが、jpeg保存などしなくても、RAWのまま印刷ができますが、あれはどういうことなんでしょう。 ViexNXは、ニコンのデジカメに添付されている簡易現像ソフトです。 ViexNXで展開したRAWファイルは、PCのメモリー上にある画像に過ぎず、これを、TIFFとかJPEGと言った汎用画像ファイルに変換しないとプリントできません。 ただ、キヤノンPIXUSの上位機種では、DPP(Digital Photo Professional)で展開したRAWファイルから直接プリントする事ができます。 これは、カメラ、現像ソフト、プリンタが同じメーカーだから成せる技で、一般的には、現像ソフト上で展開された画像からプリントする事は、不可能とお考え下さい。 余談ですが、カラーマネージメントやモニターのキャリーブレーションを行う方が先決ですし、一般的なインクジェットプリンタは、RAWがどうのこうのと言う程の性能はありません。
補足
>カラーマネージメント、モニターのキャリーブレーション、一般的なインクジェットプリンタ たしかに。元も子もない質問をしているような気もしました。そうなんですね。ありがとうございます。 >ViexNXで展開したRAWファイルは、PCのメモリー上にある画像に過ぎず、これを、TIFFとかJPEGと言った汎用画像ファイルに変換しないとプリントできません。 ViewNXではJPEG保存せずともRAWのまま印刷指示できていたのですが、それはそうおもっていただけで、JPEGないしTIFFに(自動的に?)変換されて印刷されているということなんでしょうか。
- kkky9
- ベストアンサー率11% (110/995)
>RAWで撮っている人は実際にRAWから印刷したりするものなので >しょうか。 なんですか、勘違いされていますが、RAWは生データーですから 現像ソフトで現像(TIFFかJPEG)その際、自分好みに画像を調整 するものです。JPEGはカメラメーカーが設定したパラメーターで 加工されて出てくる画像です。
補足
当方、現像するということの意味がよくわかっていないようです。 現像されてでてきた「絵」は、データの上ではRAWであっても、写りはすでにJPEGないしTIFFと化している(ディスプレイ上の変化はない)ということですか。 現像ソフトはViexNXですが、jpeg保存などしなくても、RAWのまま印刷ができますが、あれはどういうことなんでしょう。 よろしくお願いします。
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
RAWは、画像生成以前の生データですから、現像ソフトで画像に生成保存してからでないとプリントできません。(キヤノンPIXUSの一部機種はDPPからプリント可)
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
コンシューマー向けのプリンターを使用している限りハッキリとわかる差はでないでしょう。 プリンター側が輝度レベルを何ビット扱えるかにもよるし、使用する用紙によっても階調表現が異なります(こっちの方が重要)。結局の所プリンターでの印刷というのはJPEGでも十分。 グラデーションの表現にしてもプリンタドライバの処理アルゴリズム次第で縞々にもなるし違和感のない自然な印刷も可能です。 プリントで重要なのはJEGPかRAWかではなくカラーマネージメントです。 正しい色を表示できないモニターで色調調整を行っても印刷の色がよりおかしくなるだけです。
補足
>ViewNXでRAWプリントする際にはJPEGの現像パラメーターの設定値にしたがってRAWをDIBに展開してプリンタードライバーに渡しているだけだと思います。パソコンの画面に表示する時も同じ事をやっているはずですがファイルとして保存しているものを表示しているわけではなくメモリ内で展開しているだけです。 ということは、ViewNXでRAWデータから印刷指示を出した場合、結局のところそのRAWファイルをJPEGデータで保存したものを印刷しているのと変わりないと考えてよさそうですね?