うさぎは歯が一生伸び続けるので固いものをかじって歯先を磨耗させないといけないんですよね☆固いものをかじらないと伸び過ぎて、前歯で食べ物を噛み切れなくなります。伸びすぎがひどくなると、横から見たとき渦巻きみたいに歯が丸まっちゃいます。うさぎの本で見たことありますよ。
ですので歯伸び過ぎ対策としては、かじり木というのがいくつかの会社から市販されてるのでそれをあげてかじってもらえば大丈夫ですよ。以前、木工所で木の切り落としともらって来て、「かじってね」とあげたことがあるのですが、かじりませんでした。木材加工用の木は防腐薬剤が各種滲み込ませてあるようでそれでかじらないみたいです。
かまぼこ板は薬剤とかが使ってないようで(やっぱり人間が口にするものだから?)、よく洗って乾かして時間が経ったものは喜んでかじります。時間が経ってないと魚のにおいがする(?)のか、あまりかじりません。そしてかまぼこ板をただ床にハイッとあげただけだと、頭を下に持っていった姿勢から首を上に向けないといけないせいか食べにくいみたいで、板を文鎮のようなものではさんで立たせてやったらガリガリよくかじります。ちょこっとしたことでかじる気を起こさせるとガリガリ、ポリポリ。かじらせるのはうさには重要なことなのでかじって大丈夫なものにはかじる気を起こしてもらってます^^
また家具やおうちをかじる対策は、上記のかじり木を常時あげてるとそれ程やらなくなります。それでもかじってみたいのがうさ心。木製の家具や、柱、階段の角などは、見た目はちょっと良くなくなりますが「全てはうさ子と人間の為」、ホームセンターで売ってるプラステックのL字型のものなどを両面テープで貼って保護するとバッチリですよ。
このL字型の細長いもの、元々何に使うものかわからないのですが、茶色、こげ茶、黒、白とあって、長さは1本が1メートル20センチくらい。1本、45円~55円で売ってます。お近くのホームセンター何軒かを見てみられるとあるのではないかと思います。安くて重宝してます。水道部品とか、左官さんが使うグッズの近くにあるので工事関係の人が使うものなのかもしれません。
電機コードは何本もやられました。これはほんとにうさにも人間にも危ないです。コードは市販のコード保護材で巻いてもそれをかじっちゃって、その上から更に堅い生地の布地でぐるぐる巻きにして保護してます。何よりうさの口がとどきそうなところにはコードが無いようにしないといけないですね。
人間をかじることは、私が知る範囲では人間がどなってうさを恐がらせた時は噛み付くことがありますが、どなったりうさがすごくイヤがることをしない限り噛み付かないように思います。
ですので、しつけの時にどなるのは禁物で、どなるのではなく低い短い声で「メッ」「だめっ」と人間が不快に思ったという事を伝えるようになさるといいですよ。どならなくてもそれで十分しつけが出来ます。
他に気をつけるとよいのは、うさに向かってどならないことだけでなく、うさがいる所でどなり声を出さないことです。知人が庭でうさを遊ばせていたらカラスがねらってきたのでカラスに向かって「コラッ、あっち行け!」と連続でどなって手で追い払うしぐさをしたら直後に、うさが自分がどなられたと思って知人を攻撃、手に30数針を縫うケガをしました。若いオスうさでした。
やっぱりうさは恐がりなのを気にしてあげないといけませんね。
また、ストレスがすごくたまったらかじる時もあります。引越しの時、キャリーバッグに丸1日入れてたら出してあげた時にいきなりズボンのすそをかじられました。すごい勢いであっという間に5センチくらい、すそのかどの所をガブガブガブ。ストレス、要ご注意です。
体に痛みがある時もかじりますよ。外見上いつもと変わりなくとも、体の内部の痛みがあるといつもはかじらないところをかじったりします。私がおかしいなと思った時は泌尿器系の病気でした。
かじることに関してはこんなところです。ちょっとしたことを一つずつ気をつけられたら大丈夫ですよ☆