#2です。
返事が遅くなり申し訳ないです。
相談者様が混乱するのも解ります。
質問に「風邪」と書かれていたものですから、
普通の風邪は・・・
と回答したのですが。
詳しく説明すると
気道感染を起こすウイルスの感染経路には、(1)飛沫感染(2)飛沫核感染(空気感染)(3)接触感染(直接,間接)の3つのパターンがあります。
(1)飛沫感染:咳やくしゃみをした際に、飛び散る水分を含んだ微粒子(直径5ミクロン以上)を飛沫といい、これによる感染を飛沫感染と言います。
飛沫感染は粒子が大きく、すぐに落下する事から、近距離でくしゃみや咳を直接あびた時に問題となります。
(2)飛沫核感染(=空気感染):飛び散った微細粒子が空中でそのまま乾燥したり、いったん付近のものに付着した後、
乾燥して水分を含まない微粒子(直径5ミクロン以下)になったものを飛沫核と言い、
それが感染経路となるのが飛沫核感染です。
2ミクロン以下の飛沫核は長時間空中をただよう事ができるため、同じ部屋に一緒にいるだけでも感染します。
インフルエンザでは、飛沫感染のほかにこの飛沫核感染も主要な感染ルートとです。
(3)接触感染:ウイルスが付着したドアノブや手すり、電車のつり革などに触れた手で鼻を触ったり、直接触れる事によって感染するのが接触感染です。
普通感冒の原因として知られるライノウイルスでは、飛沫感染よりもこの接触感染の方が多いと考えられています。
このように普通感冒とインフルエンザでは、感染経路に違いがあるため、両者は分けて考える必要があります。
長文になってしまい、納得のいく回答になったか不安ですが。
お礼
私もお礼が遅くなり申し訳ありません。 大変勉強になり、理解できました。OKWaveは会員登録したばかりで 見ず知らずの方からこんなに丁寧に回答いただけたことに驚いています。ご親切にありがとうございました。勉強がんばります!