国内生産は品質や縫製管理がしやすく輸送に時間がかからない反面、人件費の影響で縫製工賃が高いです。また、縫製ライン数も海外の工場に比べれば少ないのでスピードが違います。
海外生産は基本的に大量生産向けで、その分着あたりの工賃は低く抑えられます。あたりまえですが貿易業務が必要です。船のスケジュールもあり(飛行機では費用がバカ高い)商品到着までに時間が掛かります。
また縫製の品質管理や、はたまた本当に今縫ってるの?といったことも現地スタッフがいないことには確認できません。
ただし縫製工場を見るとすごいですよ。超巨大な建物ですから。日本の縫製工場とは巨大プラントと町工場の差です。
費用的には自分で全て手配できるなら別ですが、基本的に海外生産だと業者に依頼する費用が掛かりますし、費用と時間を考慮してください。
本当に小ロットでしたら、国内の縫製屋さんやプレス屋さんでは中国などの縫製工場から研修生として優秀な子を連れてきてラインを作っているところがたくさんありますので、一度検討してみられたらよいかと思います。
海外とビジネスをするのでしたら、日本の常識であたりまえは通用しない事も覚えておいてください。保険の意味で中間業者や商社を間に入れるのは有効だと思います。